2007年 12月 17日

コメントを差し上げられなかったレッズのサポーターとその他の皆様へ(4)

ミラン 浦和レッズを降し決勝進出

【12月13日 AFP】07クラブW杯(FIFA Club World Cup Japan 2007)準決勝、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds、日本)vsACミラン(AC Milan、イタリア)。
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(c)AFP

AFPBB News


ちょっと古い話題で恐縮ですが、皆様は0対1という僅差の敗戦となった先日のクラブW杯準決勝の対ミラン戦を、どのように捕えていらっしゃいますか。

点差だけを見れば惜敗、接戦、健闘という見出しを躍らせても良いのでしょうが、点差以上の実力差を感じたのは私だけではなかったはずです。

セパハン戦では左サイドを何度も切り崩した相馬選手が、殆ど仕事をさせてもらえませんでしたし、永井選手も全く目立ちませんでした。

また、Jリーグでは相手を2、3人引きずってでも強引な突破を見せるワシントンが、この日は1対1の局面で四苦八苦していましたし、長谷部選手が得意のドリブル突破を図ろうとした瞬間に背後から回り込まれ、いとも簡単にボールを奪われた姿も初めて見ました。

さらに闘莉王選手がハムストリングの肉離れで退場せざるを得なかったのも、普段以上の力を出し続けざるを得なかった結果だろうし、阿部選手が全く平凡な選手に見えたことに一抹の寂しさを禁じえませんでした。

今季、セリエAの中位に沈む決定力不足のミランでなければ、もう2、3点は取られていたのではないかというのが、正直な私の感想です。

一方、全く歯が立たない相手だったかというと、そうではありません。ワシントンのほぼ中央から狙ったシュートと、コーナーキックからのネネのヘディングシュートが決まっていればと悔やまれるシーンが幾つかありましたし、どんな試合でも決定的チャンスは2、3回訪れるというフットボールの定説を証明した試合でもありました。
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登録日:2007年 12月 17日 15:46:36

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プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
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