2008年 07月 18日

釜本さんが泣いている・・・(2)

中田英寿氏が開催のエキシビションマッチ 2-2のドローに終わる

【6月7日 AFP】サッカー元日本代表の中田英寿(Hidetoshi Nakata)氏が呼びかけたエキシビションマッチ「プラス・ワン・フットボール・マッチ(+1 FOOTBALL MATCH)」が7日、開催された。試合は2-2の引き分けに終わった。(c)AFP

AFPBB News


私がティーンエイジャーだった頃、日本を代表するフットボール選手は何と言っても釜本邦茂さんでした。今をときめく中村俊輔のような中盤のテクニシャンでもなく、Jリーグ開幕前後に日本のフットボール界を牽引したキング・カズ(三浦知良選手)のようなシャドウ・ストライカーでもない、堂々たる体躯の典型的なストライカーでした。

当時のポジションでは、センターフォワードといって、ポスト・プレイヤー(ターゲットマン)、ドリブラー、そして点取り屋の3つをこなす攻撃の柱であり、一昔前のフットボールとはいえ、それはそれは頼もしい存在だったのです。

日本代表でも、所属クラブのヤンマー・ディーゼル(セレッソ大阪の前身)でも、彼にボールが渡ると、ピッチのみならずスタジアムの空気が一瞬にして変わるのが分かるほど存在感のある選手でした。

「何かをやってくれそう!」という期待を抱かせるだけではなく、実際に期待に沿う活躍をしてくれる、つまり欲しい時にきっちりと点を取ってくれる存在であったわけです。

日本リーグでは常に得点王争いを演じて7度も得点王を獲得。リーグ通算251試合で202ゴール、日本代表でも国際Aマッチ76試合に出場して75ゴールを記録するなど、今では考えられないような数字を残しており、実際に抜群の得点能力を誇っていました。
 ... 続きを読む

コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2008年 07月 18日 17:42:52

カレンダー
< 2008年 07月 >


1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
チーム強化に重点を置いたクラブ運営に関する講演も好評。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)などがある。
最近のトラックバック
カテゴリー
お気に入りリンク
検索