2008年 08月 04日

今、Jリーグで一番偉いチームは、大分トリニータである!

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日本の大手スポーツメディアは、極めてスター偏重かつ批判精神に乏しいので、署名記事を書かれる一部のジャーナリストを除いては、お粗末と言わざるを得ませんが、今季のJリーグに関する報道に関しても、そのことが当てはまると思います。

話題の中心は、常に代表選手を抱えるビッグクラブか、代表選手そのものであって、地方の弱小クラブや代表選手ではない選手達がどんなに活躍をしても、大きく取り上げられることはありません。

そこで、一介のジャーナリストではありますが、私は声を大にして申し上げたいと思います。今、Jーグで一番偉いチームは、大分トリニータであると!

その理由は単純明快です。

まずは、成績が優秀であること。

ご存知のように今季、大分は第19節が終了した段階で、9勝4分6敗の勝ち点31で、常勝ガンバ大阪に1勝ち点差の5位に着けています。得点に関しては多くありませんが、失点はリーグ最小で、得失点差も4位という堂々たる成績です。また、9勝の中には優勝候補の浦和レッズとガンバ大阪にそれぞれ完封勝ちした2勝が含まれています。

ナビスコ杯でも決勝トーナメント出場を果たし、準々決勝のファーストレッグではアウェーでFC東京に先勝しましたから、これまた立派な成績といって良いでしょう。

さて次なる理由ですが、コストパフォーマンスが非常に高いことが挙げられます。

強いチームを作るにための大きな条件の一つはお金であり、お金があればクォリティープレイヤーを獲得出来るので、監督の良し悪しを問わずにある程度はチームを強く出来ることが出来ます。中には、駄目監督のおかげでライバルチームの世紀の大逆転優勝劇のお膳立てをしてしまったクラブや、リーグでベスト5に入る収入を得ながらJ2に降格させてしまった間抜けなクラブもありますが、本場欧州では金持ちクラブがズラリと上位に顔を揃えるのが常です。
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登録日:2008年 08月 04日 18:52:23

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プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
チーム強化に重点を置いたクラブ運営に関する講演も好評。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)などがある。
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