2009年 12月 18日

負けるな!中村俊輔選手!!



現在世界で最も有名な日本を代表するフットボーラーである中村俊輔選手が、W杯を半年後に控えた今、ピンチを迎えています。

所属するエスパニョールの試合で先発出場出来ないばかりか、最近は試合にも出られない状況が続いているのです。

広い視野を持ち合わせた中村選手の持ち味である長短を織り交ぜたパスワークが鳴りをひそめ、優れた個人技を生かす状況も作れず、その輝きを失いつつあるように見受けられます。

プレシーズンマッチのリヴァプール戦を見た限りでは相当やってくれそうな期待感があったのですが、一体どうしてしまったのでしょうか。

流れるようなパスワークと個人技を随所に織り交ぜた魅惑のリーガ・エスパニョーラであれば、中村俊輔選手の未来は明るいという程フットボールは単純ではなかったということになるわけですが、やはり、フットボール選手にとって、監督の存在がいかに大きいかということを改めて認識させられました。

セルティックでは、ストラカン監督が中村選手に全幅の信頼を寄せていたのに対し、エスパニョールでは、現場(監督)主導というよりも、フロント(GM)主導での移籍であったため、ポチェッティーノ監督も何だかんだ言って様子を見ながらの起用であったと思うのです。
彼の目指すフットボールに中村俊輔選手は是対に必要だという存在ではなかったと・・・。

しかし、もうここまで来てしまった以上、後戻りできませんし、中村選手には今後も前向きに
進んでもらうしかありません。彼程の経験と実績を持ち合わせた選手であれば、そして何よりも誰にも負けないほど真摯にフットボールと向き合い、練習を積んできた中村選手であれば、自らの力でピンチを脱する術を心得ていると信じます。

そして今は我々外野がどうこう言うべきではなく、彼のフットボール選手としての総合力を信じ、復活してくれると期待する次第です。
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登録日:2009年 12月 18日 06:08:43

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プロフィール
小谷泰介
1955年、タイ王国バンコク市生まれのフットボールジャーナリスト。

四半世紀に及ぶ取材経験を生かしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説は、ラジオやテレビで人気を博した。
また、本場欧州にプロクラブの監督や選手の友人が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
チーム強化に重点を置いたクラブ運営に関する講演も好評。

著書に「拝啓 川淵三郎殿」(モダン出版)や「Jリーグ入門」[講談社)などがある。
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