2010年 07月 27日

果報は寝て待て!? 小倉氏会長就任の仰天人事


今回の新会長人事を巡るドタバタ劇について述べる前に、まずは新会長に就任された小倉純二氏当人にスポットを当ててみたいと存じます。何故なら小倉会長は、これまでずっと縁の下の力持ちとして外交面で日本協会を支えてこられた方で、ご本人は会長に就任することなど夢にも思わなかったはずだからです。

実際小倉氏は選手経験どころか、フットボールの競技経験が全くなかった方で、三ツ沢の古川電工独身寮に入っておられた若かりし時に、その直ぐ傍の公園内で練習に興じる同僚の古川電工の選手達(若かりし川淵三郎氏や宮本征勝氏ら)に興味を示され、球拾い役を買って出たことがフットボールとの出会いであったと聞いています。

元来、温厚で面倒見の良い性格である為、フットボールに情熱を傾ける同世代の若者達の単なる世話役から、やがて古川電工サッカー部の部長を務めることになりますが、同サッカー部のOB達が重鎮として実質協会を切り盛りするようになると、ますますその国際感覚が重用されるようになります。特に古川電工ロンドン支社勤務時代には協会の窓口として、キリンカップで来日するチームの交渉を一手に引き受けるなど、外交面で協会の為に尽力。当時の協会のみならず、日本のフットボール界で英語を流暢に操られる方など殆ど見当たりませんでしたから、その語学を含めた外交能力は抜きん出ていたのでしょう。
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登録日:2010年 07月 27日 22:23:03

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プロフィール
小谷泰介
1955年、タイ王国バンコク市生まれのフットボールジャーナリスト。

四半世紀に及ぶ取材経験を生かしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説は、ラジオやテレビで人気を博した。
また、本場欧州にプロクラブの監督や選手の友人が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
チーム強化に重点を置いたクラブ運営に関する講演も好評。

著書に「拝啓 川淵三郎殿」(モダン出版)や「Jリーグ入門」[講談社)などがある。
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