海外を目指すJリーガーよ、嫁をとるなら局アナだ!スッチーだ!

<MLB>レッドソックス 松坂を落札か - 米国

【米国 13日 AFP】米スポーツ専門チャンネル「ESPN」は13日に、ポスティングシステム(入札制度)でMLBへの移籍を目指す西武ライオンズ(Seibu Lions)の松坂大輔(Daisuke Matsuzaka)にボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)が最高額4200万ドル(約50億円)で落札し、30日間の独占交渉権を得たとみられるとウェブサイト上で報じた。写真は、アテネ五輪・野球・準決勝のオーストラリア戦に先発する松坂(2004年8月24日撮影)。(c)AFP/Timothy CLARY

AFPBB News


画像

 いきなり下世話なタイトルになってしまいましたが、今回私のお伝えしたいことは呼んで字の如くでございます。結構マジです。

 このブログを書こうと思い立ったきっかけは、ちょっと古い話になりますが、平山選手の帰国騒動でした。あんなに才能のある若者が、ある意味失意の帰国をせねばならなくなったわけです。ヘラクレスを足掛かりに欧州の一流クラブへ移籍し、そこで活躍する平山選手の勇姿を想像していただけに、私としましては残念至極であります。

 
 オランダ側への橋渡しをした人間が詐欺まがいの行為を働いたり、チーム自体が弱くてなかなか得点チャンスに恵まれなかったりなどのハンディもありましたが、ズバリ、退団の根本原因は、コミュニケーション不足だったと思います。

 たらればの話しで恐縮ですが、もし平山選手がオランダ語に長けていたら、今回のクラブ退団という最悪のシナリオは避けられたと思うのです。人間である以上、集団生活で意志の疎通が図れないというのは致命的であり、大変なストレスとなります。プロのスポーツ選手であればピッチ上でのパフォーマンスに悪影響を及ぼすことは間違いありません。従って、過去に西沢選手、城選手、大久保選手らの日本人選手が、何らかの形で言葉の障害に行く手を阻まれたに違いないと私は確信するのです。

 ちなみに欧州でプレーをする一流選手が海外移籍を果たした場合ですが、そのほとんどが見事に現地語をマスターし、地元に溶け込んでいます。例えばフランス人のジダンは流暢なイタリア語を操りますし、バイエルンで活躍したブラジル人ストライカーのエウベルは今年のワールドカップ期間中、地元テレビ局の解説者として大車輪の活躍でした。勿論しゃべっているのはドイツ語です。また、古い話になりますが、ブレーメンで活躍したニュージーランド人のウィントン・ルーファーもドイツ語はペラペラでした。あのティエリ・アンリも英会話は何ら問題ありませんし、スウェーデン人のリュンベリにいたっては、ほぼ完璧なブリティッシュ・イングリッシュを話します。

 フットボール先進国の錚々たるスーパースター達でさえ、言葉はマスターしてチームに溶け込もうとしているのですから、日本人選手ならばなおのことそういった努力が必要ということになります。

 しかし、実際に海を渡った日本人選手の中で、地元マスコミのインタビューを現地語で受けられる選手が何人いるでしょうか。私は高原選手が何とか現地語でインタビューを受けている映像は見たことがありますが、その他の選手に関しては甚だ疑問です。中田英寿氏のように英語でもイタリア語でもオーケーという選手もいましたが、これは例外中の例外です。突然変異といっても良いのではないでしょうか。

 要するに、日本人は元来島国育ちでボヘミアンとは対極にいる農耕民族であるわけで、確かに大きなハンディを背負っています。しかし、だからといってこの問題をどうしようもないと放置しておいて良いということはありません。また、それを海外移籍不成功の口実にすることも許されないでしょう。

 なぜならば以前にも述べたように、フィギュア・スケートやベースボールでは多くの日本人選手が世界レベルで大活躍しており、彼等彼女らは押し並べて現地語(英語)を習得し、地元に溶け込んで生活をして良いお手本となっているからです。

 ベースボールの場合、全員とは言いませんが、かつてはマリナーズの長谷川投手が堂々と英語で取材を受けていましたし、現在も同じマリナーズのイチローや城島選手は英語でチームメイトと良好なコミュニケーションをとっています。ヤンキースの松井選手や、カージナルスの田口選手も然りです。

 特に城島選手は、捕手という投手とのコミュニケーションが絶対不可欠なポジションを守っていますから、通訳と英語しか使わない合宿生活を送ったり、毎イニング後に投手と会話をするように心掛けたり、常にそのための努力を惜しみません。また、メジャーリーグのバッテリーは、捕手がリードするのではなく投手が決め球を決定するなどの大きな慣習の違いがあり、その壁をも何とか打ち破ろうとしている姿には頭が下がります。

 本場欧州で活躍している日本人選手がその努力をしていないとは言いませんが、メジャーリーガーのそれと比較した場合、どうもフットボール選手の分が悪いように思えてなりません。

 ひとつは、習得せねばならない言語が学校で慣れ親しんだ英語ではなく、ドイツ語、フランス語、或いはイタリア語といった馴染みの薄い言葉であることがその要因でしょう。

 いまひとつは、内助の功ではないかと私は考えています。フットボール選手の妻達がどうのこうのという事ではなく、プロ野球選手がメジャーに挑戦する場合には夫人とともに渡米するケースが圧倒的であり、なおかつその夫人達が元局アナである率が非常に高いことに私は注目しているのです。

 そう、海外に挑戦しようという男子プロ選手にとって元局アナの夫人は心強い存在であり、特に、当該選手が異国人の輪に積極的に飛び込むことが苦手な典型的日本人だった場合には、局アナ出身の夫人は頼もしい存在となると私は考える次第です。

 何故なら、かつて私がテレビやラジオに出演させていただいていた時期に、局アナと呼ばれる方たちと接する機会が多く、彼女たちの所謂才媛、或いは才色兼備ぶりを肌で感じているからです。アナウンサーですから、機転が利いて、気配りが出来るのはあたりまえなのですが、私の知る限り、性格の方もゴシップ誌が伝える派手なイメージや自由奔放な振舞いは微塵もございません。そしてほとんどの女性がバイリンガルであったと記憶しています。

 ヤクルトの古田監督夫人である中井美穂さんは、フットボールの知識がかなり豊富にもかかわらず、それをひけらかすことなく解説者から実に上手に引き出される方でしたし、イチロー夫人の福島弓子さんにいたっては、ちょっと身の上相談に乗っただけなのに、ご丁寧なお礼のお手紙とジャムのセットを贈ってくださる気配りの女性でした。その後イチロー選手が8歳も年上ながら弓子さんとの婚約を発表された時は、選球眼もいいけれど女性を見る眼もあったのかと感心した次第です。事実、入団時の複雑な代理人と球団との交渉ごとは弓子さんが一手に引き受けていたといいますし、あの夫人がいてこそ、イチロー選手もベースボールに専念出来るのでしょう。

 八木さんや、喜久ちゃんこと西山喜久恵さんも気配りと機転の良さ、聡明さ、明るさにかけては申し分なく、東京FMの柴田令アナも然りです。

 また、あまり英語が得意でなさそうな(得意だったらごめんなさい!) 石井投手がメジャーで実力を発揮出来たのも、少なからず元アナウンサーでバイリンギャルである木佐さんの内助の功があったからに違いありません。この度メジャー入りが決まった松坂投手のご夫人も元局アナですから、向こうでの暮らしにあまり不安は抱いていないはずです。

 一方、フットボール界では、渡仏後コンスタントに試合に出続け、今や地元ルマンの人気者となった松井大輔選手のご夫人は、元キャビンアテンダントだったと聞きます。こちらもきっと語学が堪能で海外生活に違和感を抱かないグローバルな視点をお持ちの才媛に違いなく、内助の功を発揮なさっているのでしょう。

 とにもかくにも、海外(本場)でプレーをする際に大事なことは、体調管理に気を配ることと並んで、カタコトでも積極的にチームメイトとコミュニケーションを取ろうとする姿勢や、現地に溶け込もうとする意欲であります。そのうえで奥さまが、元局アナやスッチーであれば鬼に金棒であると私はしみじみ思うのです。

 独身のJリーガー諸君!嫁探しは、くれぐれも状況判断良く、なおかつ慎重に!!そして攻守の切り替えは出来る限り速く(なんのこっちゃ)!!また、本場への移籍を目指すのならば、断然局アナです!スッチーです!

コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2006年 11月 15日 11:39:09

コメント

お久しぶりにコメントさせてもらいます。
高校卒業にあたり数あるJリーグからの誘いを断り、「大学に行っても高レベルなサッカーは出来る」といいつつ、ワールドユース後に自分の発言した発言の意図とは矛盾するようにオランダへ行き、挙句の果てに言葉の壁がどうだのこうだの言って帰国。彼の個人的なファンではありませんが、3年弱たって自分が一度否定した日本のプロリーグに入団した平山君には少し失望を覚えました。
(サッカーの世界では20歳は決して若いという年齢ではありませんが…)若い人間のすることなので、サッカー以外の部分での間違えや失敗はありうることです。大切なのは、同じような間違いをしないことだと思います。この経験を無駄にしてほしく無いですね。
(ちなみに、もしメディアで取扱われたように、彼がオランダからの帰国の原因の一つに「大学での勉強する事」の重要性をマスコミに漏らしたのならば、僕はそれはちょっと違うかなぁと思っております。勉強したいのならば空き時間に勝手に好きなだけやればいいことであって、サッカー選手が移籍直後の時期にそのようなサッカーとは関係ないことを公に必要は無いんじゃないかな…と思っていました。)
中田選手のことを持ち上げて平山選手をけなすつもりはありませんが、平山選手には移籍を決断する前、そして移籍した後の海外生活において、彼が心から信頼できる程の相談相手が本当に彼の近くにいたのでしょうか?(賛否両論あるでしょうが)中田選手の周りにはマネージメント会社の人間含め、彼のサッカー以外の部分をサポートする人間がいたことを小松成美さんの本で読んだことがあります。言葉の通じない外国で生活するというのは精神的にたいへんな部分も多くにあると思います。(今自分も海外で一人暮らしをしてそういうことを強く実感します。)
大学に通っていた平山君には、果たしてそのように彼をサポートしてくれる人間が家族以外にいたのでしょうか?何を知ってるわけではないので彼を責めることは出来ないのですが、とにかくこれから良い結果がでるといいですね。

ちなみに僕はサッカーの仕事に携わる中井美穂さんの大ファンです。
彼女以上にサッカーが好きなんだなぁと思わせる女性タレントさんをあまりサッカー番組で見ないので、できれば中井さんにはサッカーのお仕事に携わって欲しいと常々思っております。(02年のWCUPのときスカパーでお仕事をしていた彼女の仕事振りが強く僕の印象に残っております。)
そのように中井さんを評価する声をほとんど聞いたことが無かったので、
小谷さんのように僕と同じように考えていたことがいることを僕自身うれしく思います。
ではいつもコラム楽しみにしております。また

k @ 2006年 11月 18日 00:09:53

kさん、長文のコメントありがとうございます。
おっしゃるように世界を目指す純で無垢な若いアーチスト達に、対し、良き相談あいてとなる人物が日本には少なすぎると思います。
でも、Jの歴史の浅いことや、日本人の国民性を考慮すれば、今はまだしかたのないところでしょうか。
歩みを止めることなく、一歩、一歩着実に前進するしか方法は無いのだと思います。

小谷 泰介 @ 2006年 11月 21日 10:27:36

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2006年 11月 >



1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
最近のコメント
[09/05] 日本のフットボールの行く末 アニヤン
[09/05] 日本のフットボールの行く末 juve10
[09/03] 勝てない日の丸軍団 小谷泰介
[08/31] 勝てない日の丸軍団 サッカーのある生活
[08/29] 日本のフットボールの行く末 小谷
[08/29] 日本のフットボールの行く末 レコバ
[08/28] 日本のフットボールの行く末 ボン
[08/25] 勝てない日の丸軍団 小谷泰介
[08/25] 勝てない日の丸軍団 アニヤン
[08/19] 勝てない日の丸軍団 ボン
最近のトラックバック
カテゴリー
お気に入りリンク
検索