Road to ARTFOOTBALL2007(Ⅲ)

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 生粋のヒップホップ・アーティストでありながら、元Jリーガー、或いはJリーガーを目指していたBLENDZの二人の大会参加表明は非常にありがたかったものの、フットボールは最低でも11人が必要です。

 そこで「THE ミイラ」で長年活躍してくださっているタレントの長江健次さんと、俳優の宮下直紀さんにお声を掛けました。ところが、ご両人は前向きに検討はしてくださったものの、スケジュールの調整がどうしてもつかず、無念の不参加。そこでモデルとして活躍している三上真吾さんと澤井あきらさんに打診をしたところ、何とかなりそうとの返事をいただくことが出来ました。

 果たしてモデルが、アートフットボールへの参加が認められるのか疑問でしたが、ファッションというアーティスティックな世界で重要なポジションを担うモデルがアーティストでなくて何だという気概で、大会委員長のユーリに直談判。晴れて参加が認められたのであります。

 三上さんは国士舘大学のサッカー部でレギュラーを張っていた兵ですし、澤井さんも滝川二高でレギュラーだった実力者です。モデルとしても二人は時々CMに出演なさっているので、言い方ははなはだ失礼ですが、ピッチで大いに役立つアーティストが4人揃ったわけです。

 BLENDZの二人に三上さんと澤井さんのモデル組、そして大会規定によるところのベテラン選手2名が加われば、限りなく元プロに近い3人の選手と元プロが3人揃うことになり、優勝を狙えるチーム作りも見えてきました。

 さて、その肝心の元プロ選手の確保ですが、前園真聖氏が意の一番に手を上げてくださいました。しかし、助っ人選手の年齢制限が35歳以上という規定があって、前園氏がこれに抵触している為、またしても大会委員長に掛け合ってこれをクリア!当時は「ゾノが来てくれれば優勝も夢ではないゾノ!」などと浮かれていたのですが、後日、どうしてもスケジュール調整が出来ないと謝罪の連絡が入り、ベテラン選手の人選は振り出しに戻ってしまったのです。

 実際、元日本代表クラスの方々は、指導者であったり、解説者であったりで、1週間以上日本を離れることは不可能に近く、ここは発想を変えて、元Jリーガー、しかも35歳以上の規定を取り払ったうえで、人選を進めることにしました。

 そこで浮上してきたのが、飯田吉彦氏であります。飯田氏は、元横浜フリューゲルス・ユースチームの主将だった逸材ですが、若気の過ちとでも言えばよろしいのでしょうか、不摂生がたたってプロ契約が結べなかったという経歴の持ち主です。 

 私との接点ですが、その後どうしてもプロへの夢を捨て切れず、進路相談を受けたのがきっかけです。そこでJ2やシンガポール・リーグのチームを紹介して以来、意気投合して仲良くさせていただいているのですが、実家の不動産業を継いでいらっしゃるので多少スケジュールも無理が利くだろうと思い、“ARTFOOTBALL2007”への参加を呼びかけました。

 すると、非常に面白そうなので、何とか日程をやり繰りして参加したいとの返事がいただけたのです。そして何とかもう一人、参加出来る元Jリーガーを探して欲しい旨を伝えると、1週間だけならば元ヴェルディ川崎(現ヴェルディ東京)の加々美太一さんが大丈夫そうだと同氏を紹介して下さいました。

 1週間だけでもありがたいと、加々美氏にはすぐにスケジュールを押さえていただき、まずは一安心。また、参加を呼びかけて調整のつかなかった元京都パープルサンガの技巧派MF,後藤純二氏より、タイミング良く後半の1週間だけならば磯貝洋光氏が参加してくださるとの吉報が届き、万々歳です!

 磯貝洋光選手といえば、孤高の天才と呼ばれた知る人ぞ知る元日本代表選手。特に同年代の元プロ選手達が、異口同音に「あいつは本当の天才!」とその才能を認めているのを知っていただけに、思わずガッツポーズです。

 今春に行われた澤登選手の引退試合では、信じられないくらい太ってしまった巨体が話題になった磯貝選手ですが、私はそんなことは気にもしません。磯貝洋光は何歳になっても、どんなに太っても磯貝洋光であり、孤高の天才であった事実には何ら変わらないからです。チームメートになっていただけるだけで光栄ですし、“ARTFOOTBALL2007”のレベルならば貴重な戦力となっていただけることも確信が持てました。

 これで助っ人選手の確保は完了! 私の“ARTFOOTBALL2007”優勝プロジェクトに必要な人材は、ゴールキーパーを残すのみとなったのです。         (つづく)


写真は、BLENDZの161KのCDジャケット。一番左がマイケル(アーク)、その隣がイゴール。頼もしい二人が参加してくれて百人力です。

コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2007年 07月 20日 17:25:53

コメント

澤井さんの大ファンで・・・このページにたどり着きました。。。
優勝プロジェクトがんばってくださいね♪
試合ぜひ見たいです!!

J @ 2008年 03月 01日 00:27:38

Jさん

コメントをお寄せいただき誠に有難うございました。

澤井さんは、ルックスだけでなく、中身も本当に誠実で素敵な方です。

おまけにフットボールが上手で、ARTFOOTBALLでも大活躍されたのですよ!

これからも、澤井さんを応援してあげてくださいね!!

小谷泰介 @ 2008年 03月 03日 17:19:13

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プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
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