急告!コンサドーレ札幌よ、ユニホームから「白い恋人」のロゴをはずしなさい!!

 今季のJ2は間もなく終盤に差し掛かろうとしておりますが、コンサドーレ札幌が元気です。

 プロ野球では北海道日本ハムファイターズが昨年日本一に輝き、今季も首位を快走しているだけに、コンサドーレも是非このまま首位を譲らずに、J1へと昇格して欲しいと心から願っています。やはり、日本のトップリーグに北の大地のクラブがいないのは寂しい限りで、コンサドーレあたりは北の雄としてJ1に定着していなければなりません。

 しかし、一方で返す返すも残念なのは石屋製菓の一連の不祥事です。

 雪印、不二家に続き、「石屋製菓よ、おまえもか!」と言いたくなります。

 部長の一存で決めたことで、社長は知らなかったという答弁も気に入りませんが、そんなことよりも消費者の寝首を掻っ切るような裏切り行為をしてしまったという自覚が足りないと思います。そして、4日間程度の謹慎と製品の自主回収でことを丸く収めようとしている経営陣が許せません。

 雪印や不二家の事件が、業界で全く教訓になっていなかったといわれても仕方の無い今回の失態、醜態であります。

 今後の処分は行政から下されるでしょうから、私がとやかく言うことではありませんが、コンサドーレがユニホームの胸に石屋の渦中の製品である「白い恋人」のロゴを掲げているのはいただけません。即刻、はずすべきです。少なくともある一定期間は自粛しなければならないでしょう。

 クラブと石屋製菓がどのようなスポンサー契約を交わしているかは知る由もありませんが、通常、協賛社が反社会的な行為や犯罪行為、或いは業務上過失致死を犯した場合には、広告の自粛がなされるのは常識です。

 残念ながら、Jのクラブは企業としてまだまだ未熟なところがあり、恐らくその辺の社会通念がよく理解できていないのでしょう(私も偉そうなことをいえる身分ではありませんが・・・)。先の対京都パープルサンガ戦では、長年お世話になっているスポンサーのためにも、勝利をもってお礼がしたいと語るのは構いませんが、ロゴを掲出してしまってはいけません。

 実は浦和レッズも、かつてスポンサーの三菱自動車が悪質なリコール隠しをして広告の自粛をした時と、FUSOが一般市民の命を奪う事故を誘発する失態を犯した時に、ユニホームの社名ロゴをはずしませんでした。これはJリーグのモラルを問われる問題であり、リーグからも指導がなされるべきでしょう。

 繰り返しますが、コンサドーレ札幌は、時節より暫く「白い恋人」のロゴなしユニホームで試合に臨むのが正しい姿勢です。

 但し、必要以上に神経質になる必要は無く、スポンサーのお家の一大事である今こそ、一致団結して勝利をもぎ取り、恩返しをすれば良いのです。

 頑張れ、コンサドーレ! 頼みますよ、石屋製菓! 亀田製菓も気を付けてね!

コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2007年 08月 17日 16:58:23

コメント

日ハムもBSE出たとき、国産と偽って牛肉偽装していたよ。あの時は雪印が人身御供になったっぽ。

プルちゃん @ 2007年 08月 31日 01:17:18

なるほど、そんなこともありましたね。
プロスポーツチームの場合は、社長が本社から出向してくる場合が殆どなので、その本社の企業ロゴをはずすことに抵抗感があるような気が致します。でもこれはモラルの問題で、日本の企業とスポーツ界のそれが、まだまだ低いことの証だと思います。
しかし、それにしてもコンサドーレは「白い恋人」のロゴをはずしませんねぇ・・・。

小谷泰介 @ 2007年 08月 31日 10:54:01

こんにちは、小谷さん。
仙太郎です。

確かに小谷さんのおっしゃるとおり、日本の企業や団体は身内に甘いと思います。
それは自民党が不正を犯した議員に対して辞職させないことや、企業が不祥事を起こしたときにそれを隠蔽しようとする体質に表れています。

だから、私も「白い恋人」のロゴを外した方が良いと思います。
ただ、コンサドーレに限らず、Jリーグのクラブは財務基盤が安定していません。
だから横浜フリューゲルスの時のように、スポンサー企業が撤退するとなった場合、即解散の危機に瀕します。
コンサドーレも例外ではないでしょう。

本来であれば、クラブ員からの基本となる収入があり、その上にスポンサー収入があればいいのですが、そうはいかないところがJリーグの難しさですね。

お金がなければクラブは運営できませんし、かといってモラルがなければ組織は発展していかないでしょう。
これはコンサドーレだけの問題でなく、Jリーグのあり方を問われるような問題かもしれませんね。

P.S.:最近、PCの調子が悪くメールが受信できたり、できなかったりしていました。
もし、メールを送信されていましたら、お手数ですが、再度送信していただけますようお願いします。

仙太郎 @ 2007年 09月 03日 17:32:01

仙太郎様

メールありがとうございます。

ご指摘通り、コンサドーレと石屋製菓は草創期から深い結びつきがありますが、けじめは必要です。なお、私個人としては、禊が済んだあとも良い関係を末永く続けていただきたいと強く願っています。

ところで、例のメールは再度送信いたしますので、ご確認ください。

小谷泰介 @ 2007年 09月 03日 22:48:48

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2007年 08月 >



1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
最近のトラックバック
カテゴリー
お気に入りリンク
検索