コンサドーレ札幌よ、ユニホームから「白い恋人」のロゴをはずしなさい!《続編》

 日刊スポーツのサイトに「J2札幌、白い恋人問題で存続の危機」と題して、クラブと石屋製菓の問題に一歩突っ込んだ記事が掲載されていたので、それを受けて本日のブログの補足をさせていただきます。

 記事には、札幌のユニホームには胸に「白い恋人」のロゴが入っており、今後の状況をみながら、それを取り外すかを協議していくことになりそうだ。札幌は札幌市と北海道から補助金を受けていることもあり、児玉社長は「クラブは公的資金が導入されている。石屋製菓さんがスポンサーについていいかは、考えなければならない」と言う。しかし、新たにロゴなしのユニホームを作るには約1ヶ月かかり、費用も札幌負担となることから、この日の京都戦は胸のロゴはつけたままで試合をした。とありますが、幾つかの矛盾点が見受けられます。

 まず、取り外すか否かは協議の余地など無く、即刻取り外すべきであります。新しいユニホームを作るのに1ヶ月かかって、費用も捻出しなければならないのであれば、取り急ぎ広告スペースを水色の塗料で塗りつぶすとか、広告スペースと同じサイズの無地の生地を貼り付ければ、費用も時間もかかりません。

 次に、今後石屋製菓がスポンサーについていいかどうかは、今シーズンに関しては続行すればよいのです。契約なのですから・・・。

 但し、企業として反社会行為をしてしまった罰則として、最低でも謹慎期間中はロゴの掲出はしない(普通は契約書にこの手の条項が、盛り込まれてあるはずです)。ただそれだけのことだとです。来季(複数年契約の場合は、契約終了年の翌年)以降どうするのかについては、石屋製菓が決定すればよいことであり、今思い悩んでも仕方の無いことであります。続けたければ続ければ良いし、資金的に苦しいのであれば止めるしありません。

 行政側から、反社会行為を行ったので今後協賛はままならぬというのはおかしい話だと考えます。何故なら、コンサドーレのような公的性格を帯びた企業に協賛することは、社会貢献に当たり、むしろ犯罪者にボランティア活動を課すように、行政が向こう10年間は協賛しなさいといった具合に奨励する方が道理に適っているのではないでしょうか。

 いずれにしても、決断を素早く、てきぱきと事態を処理していただきたいのと、コンサドーレ札幌には、この逆境をバネに選手、指導者、スタッフが一致団結して優勝していただきたいと存じます。

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登録日:2007年 08月 17日 18:00:01

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プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
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