どうにも気に入らないブラジル代表の新ユニフォーム

ブラジル代表 新ユニフォームを披露

【11月16日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)・南米予選・第3節のペルー戦を18日に控えるブラジル代表の新ユニフォームが15日、披露された。(c)AFP

AFPBB News


先日のAFP BB Newsでブラジル代表(フットボール)ユニフォームの新しいモデル発表に関する記事がロナウジーニョの写真と共に紹介されていました。

ご存知のようにブラジル・フットボール協会とナイキ社はここ10年間程蜜月関係にあり、
今回で5度目のモデルチェンジになるのではないかと思います。

しかし、過去にこれと言って素晴らしいと思うデザインのユニフォームはひとつもなく、今回のものも無難といった印象を受けます。

もっともそれには理由があって、そもそも国旗を基調としたブラジル代表ユニフォーム自体の配色が鮮やかであり、細部にわたって決め細やかな配慮がなされていて完成度が高く、いじりようがないのです。

例えばシャツは派手な黄色でありながら、深い緑で襟元と袖口を引き締めていますし、ブルーのパンツにもチェルシーではありませんが白い縦のストライプが小粋に施されているといった具合です。そしてこの配色は、少なくとも自国で開催されて準優勝に終わった1950年のワールドカップ以来、基本的に変わっていません。

つまり、カラーリングに充分な工夫が凝らされているために、モデルチェンジによって強調できる余地が少ないのです。その上、ナイキ社はシンプルなデザインを好むために益々特徴が出しにくくなっているのです。

例えば、今回のニューモデルに限って言えば、襟元と袖口の緑の部分を細くした以外には、これと言った特徴を見出すことは出来ません。良く言えば、スッキリしていて歴代の中では一番イケてるユニフォームかもしれません。

ただ、敢えて言わせていただけるのなら、今回のブラジル代表のユニフォームにはどうにも気に入らない点が、それも致命的と言って良い程の欠点があるのです。

それは、ワールドカップの優勝回数を示す5つの星が、左足ストッキング〔右にはナイキ社のロゴ〕にまで縦列に配置されている点でございます。

デザイン的には許せるとしても、これ見よがしの根性が気に入りません。脳ある鷹は爪を隠すという諺もあるように、古今東西、賢人や真の実力者は自分の能力を誇示しないものです。

おまけに、今回のユニフォームでは胸部分とパンツ正面右側に貼り付けられているエンブレムのサイズが大きくなっており、従って星も目立つようになっております。

因みにイングランド代表の場合は、星がひとつではありますが、パンツのエンブレムには星をつけていません。奥ゆかしいし、それが粋ってえもんだ。なあ、八つぁん!

とにかく、星5つがくどい今回のブラジル代表のユニフォーム。私はどうにも気に入りません!

ただし、これは私の戯言であり、主張でも同意を求めるものでもありませんから、右から左へ聞き流してください。お粗末!

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登録日:2007年 11月 16日 16:41:56

コメント

日本サッカーにおいて最悪な衝撃的ニュースが飛び込んできました。

「オシム監督、緊急入院 脳梗塞で倒れる」

このニュースをしったとき、頭が真っ白になってしまいました。

まだ詳しい病状は全くわからない状況ですが、とにかく元気に回復してくれることを祈るしかありません、集中治療室にいるというので多分軽症という可能性はないかもしれません。

過去にも元巨人の終身名誉監督である、長嶋茂雄さんは脳梗塞にかかりアテネ五輪代表監督を辞退したケースがありますが、本当に最悪な場合がなければ長嶋さんのようにオシム監督も回復することができるはずです。

小谷さんもご存知の通り、来年には南アフリカW杯の予選を控えていますが、僕個人としてはそんなことよりオシム監督が無事に回復することだけを願っています。
サッカーと人の命のどちらが大事かと聞かれたら人の命の方が大事に決まっていますから。

ボン @ 2007年 11月 16日 21:27:57

ボンさん

いつもコメントありがとうございます。

僕は欲深いのか、オシム氏が大きな山場は越えつつあるの報に接したら、是非現場に復帰してほしいと祈るようになって来ました。

でも、フットボールと人の生命のどちらが大事かと聞かれたら、人の生命のほうが大事に決まっているというスタンスは良いですね!

「たかがフットボール、されどフットボール」の精神を本当に理解している国のフットボール界は、必ず発展すると思いますから。

小谷 @ 2007年 11月 19日 02:20:44

はじめまして。自分もこの新ユニフォームは納得いきませんが小谷さんと観点が違います。自分はただ単にデザインが最悪だと思います。まるでおっさんのVネック下着のようなデザインのように見えてしまいます。

これ見よがしの根性が気に入らないってのは別にいいんじゃないですか。まあセンスの無いナイキのデザインなのでどうでもいいのですが、ブラジルってそういう国ですし、強く美しく勝つことが常に求められるので、強さを誇示してもいいのでは?ブラジルがイングランドのように奥ゆかしかったらおかしいでしょう。

なんて勝手な事を言いまして失礼しました。

レナート @ 2007年 11月 27日 00:15:08

レナートさん

コメント有難うございます。

ブラジルがイングランドのように奥ゆかしかったらおかしいでしょう?というご指摘はなるほどと感心してしまいました。

ブラジルの溢れんばかりの自信と、これでもかという自尊心が彼等の勝利の原動力となっているのは誰もが認めるところ。奥ゆかしいイングランドは、1966年のW杯優勝以来、何一つタイトルを取っていませんものね・・・。

小谷泰介 @ 2007年 12月 03日 12:11:54

はじめまして。リンク貼らせていただきました。
ソックスに星5つはこのブログで初めて知りました。

yuuki_ono_99 @ 2007年 12月 05日 23:50:54

yuuki_ono_99さん

貴殿のブログを拝見致しましたが、フットボールのユニフォームというカテゴリー1本にテーマを絞り込んだもので、大変にユニークかつ希少であると思いました。

また、フットボールとユニホームは切っても切れない関係があるだけに、今後とも、末永く続けてくださいね。

小谷泰介 @ 2007年 12月 06日 15:25:17

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プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
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