死なないで!オシム監督!!
【11月16日 AFP】(一部更新)日本サッカー協会(JFA)は16日、サッカー日本代表のイビチャ・オシム(Ivica Osim)監督が脳梗塞で倒れ、危険な容態であることを明らかにした。
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(c)AFP/Kyoko Hasegawa
ブラジルの新ユニフォームが気に入らないなどというおチャラけたブログを書き終わったと思ったら、「オシム監督、脳梗塞で倒れる!」の報が飛び込んできました。
「ええっ、うそお!!」と言葉を発した後、一瞬、頭が真っ白になりました。
現在までの情報を整理すると、次のようになります。
・ 本日未明、2時ごろにオシム氏はフットボールのテレビを見終え、寝室のある2階に上がったところで倒れた。
・ 異変に気付いたアシマ夫人が、救急車を呼び、病院に搬送。
・ 搬送先は順天堂浦安病院で集中治療室に入る。病名は急性脳梗塞。
・ 見舞いを終えた川渕会長が夕刻、涙ながらに記者会見をし、「是非、治って欲しい。命を取り留めて欲しい」と語る。また、「病状は不安定で、長期的展望についてお話する段階にない」とも付け加えた。
・ 昨日ジェフ千葉の練習試合をオシム氏と共に視察していた田嶋専務理事は「昨日は調子が悪かったとは聞いていない」と、特に変わった様子がなかったことを伝える。
以上ですが、一連の報道からは、残念ながら軽い脳梗塞ではなく、生命の危険に関わる予断を許さない状況であることがうかがえます。
何と言うことでしょう!
フットボールの神様も、随分とひどいことをするものです! 随分と過酷な試練をオシム氏とそのご家族、全ての友人、知人、そして我々フットボールを愛する日本人に与えたものです。憎まれっ子世にはばかるとはいいますが、何であんなに大切で素晴らしい指導者が、こんな目に遇わなければならないのでしょうか!!
かつてこのブログで、オシム氏の監督就任に際して唯一不安な事は、健康面だと述べたことがありますが、まさか的中してしまうとは・・・。
しかし、この予断を許さぬ悲しむべき状況下にあって、我々が出来ることは無事を祈り、念ずることしかなく、また、やるべきこともそれしかないのだと思います。
1秒でも、10秒でも、1分でも結構です。われわれの熱い想いと祈りを、病気と闘っているオシム監督に送りましょう!
あの巨体から鋭い眼光を放つ厳つい親父ながら、どこか温かみを感じさせる言動をするあのオシム氏の笑顔を思い浮かべながら・・・。
コメント[3], トラックバック[0]
登録日:2007年 11月 16日 21:29:24
コメント
こんなときにこれをいうとちょっと人でなしみたいに思われるかもしれないけど
自戒も込めて投稿してみたいと思います。
いつも日本のメディアに向かって苦言を呈すことの多いオシムだけど、
持病があったり体に人一倍気を使うべき人間だったのなら
自分および周りの人間と、もしものときの対応を確認しておくべきだったと思います。
もちろん時間帯が深夜であったため、彼らの日本の知人の連絡先がつながらなかったという不運が大きく影響したのでしょう。
3年日本にすんでて救急車の番号も知らない。
そして緊急時に必要な日本語もしゃべれないでは
肉離れをするウサギのたとえ話じゃないけど、
彼および周りの人間に準備が足りなかったことは否めない気がします。
私も海外にすむ人間として、非常時の番号を確認するとします。
しかしともかく命だけは…、とにもかくにも助かることを祈ります。
k @ 2007年 11月 17日 19:13:20
kさん
自戒の意味も込めてのコメント、ありがとうございます。
私も突然、脳梗塞に襲われたら、かなりまずい環境にあることを認めざるを得ませんでした。
しかし、友人の医者に確認したところ、病院までの搬送に1時間というのは決して遅くはないとのこと。
また、日本の医学は急性脳梗塞に対しての治療法も確立されているので心配するなと、落ち込む私を目の前に言ってくれました。
しかし、ご指摘のとおり119番を知らなかったことや、協会の緊急ネットワークを使わずにグルノーブルに渡った祖母井さんを頼ったあたりは、協会のケアに盲点があったということになりますね。
いずれにしても、大きな山場は越したとのことで取り敢えずホッとしています。そして欲張りといわれるかもしれませんが、是非元気に復帰してくださることを祈りたいと思います。
私は2010年W杯で、オシム・ジャパンが世界をあっといわせるフットボールを披露してくれることを信じて止まない人間故に、何としてもその道程と完成形を見てみたいので
す。
そしてそこから日本のフットボール界全体が、計り知れない財産を吸収できることも確信できます。
頑張れ、オシム監督!!!
小谷泰介 @ 2007年 11月 19日 02:08:26
返事ありがとうございます。実はコメントを残した後、なんか後ろめたいという気持ちもありました。おそらく連絡を遅れた家族が一番後悔しているだろうから、こんなこと書くべきじゃないのかなぁと。そして自分もまたそういう緊急時の対応が万全なわけじゃないから。
僕は今回のことでやはり日本代表の監督というものがとてつもない重圧と責任がある仕事なんだなぁということを感じ、同時に少し自分にそういう人間たちに対する敬意が欠けていたことにも気づきました。(それにしてもオシム…、夜中の試合はできれば録画で見てほしかったな。)
小谷さんの友人の意見と今日のニュースを聞いてちょっとほっとしてます。ただ僕の意見は正直今度こんなことがあったら困るので、監督交代というか奇跡的な診断結果が出ない限り続投に反対という見解に傾きつつあります。まだこんなことを公に話すのはどうかと思いますが、協会および世論はいったいどう考えているのでしょうか?
反対意見は多く見ましたが、ぼくはアジアカップのサッカーの内容を前向きにとらえていたので…、難しい判断が要求されますね。
k @ 2007年 11月 20日 00:03:55
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- プロフィール
- 小谷泰介
- (著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)
1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
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