緊急提言:ジェフユナイテッドよ、今取るべき最善の策は、ゼムノヴィッチ氏を監督に迎えることだ!

<サッカー A3チャンピオンズカップ2006>ジェフ 蔚山現代との接戦を制する - 東京

【東京 2日 AFP】サッカー、A3チャンピオンズカップ2006(A3 Champions Cup 2006)、ジェフユナイテッド千葉(JEF United Chiba)vs蔚山現代(Ulsan Hyuindai)。ジェフの佐藤勇人(Yuta Sato、中央)は、蔚山現代のビニシウス(Vinicius)をかわしてゴールに迫る。試合はジェフが3-2で勝利を収め、初戦を白星で飾った。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA

AFPBB News


突然ではありますが、今回は不振に喘ぐジェフユナイテッドについての提言を、僭越ながら述べさせていただきます。

以前に、同クラブは今季かなり厳しい状況に追い込まれるであろうと指摘させていただきましたが、第11節を終えた段階で、2分9敗と未だに勝ち星がなく、事態はかなり深刻になってきました。

一縷の期待を込めて就任を要請したクゼ監督は、前節の浦和戦の敗退後に解任。今現在は後任監督どころか、誰を代行に立てるかどうかも発表されていない状況なのですから、サポーターの心中をお察し致します。

しかし、ジェフユナイテッドは、今日の状況を迎えるべくして迎えたとしか申し上げようがなく、それは所謂クラブの形態、構造そのものに問題があるからに過ぎません(詳しくは、2月28日に掲載した「未だ企業スポーツの呪縛から逃れられないクラブ、JEF UNITED」を御覧下さい)。

一言で申し上げれば、「JEF UNITED市原・千葉」というネーミングにその体質の全てが表れているということになるでしょうか。

つまり、コメントをお寄せいただいた遊園さんのご指摘のように、JはJR、EはEAST(東日本)、FはFURUKAWA(古河電工)という企業名をチームに盛り込んでいることや、クラブ創設時に無理やり市原をホームタウンにせざるをえなかったツケが回ってきて、後に金魚の糞のように千葉という地名を付けざるを得なかったこと等に、同クラブの体質が良く現われているということでございます。

根本的な改革がなされない限り、同クラブはなかなか正しい方向へ向かわないと思うのですが、取り急ぎ現在の悪循環を断ち切らねばクラブ史上初のJ2降格は免れられません。

と、ここまで書いて手を休めてネットでスポーツニュースを眺めていたら、何と「千葉が大ナタ ミラー監督&沢入ヘッド」という見出しを発見!ああっ、遅かったか!?

実は私がJEFJ2降格阻止大作戦の切り札に押す監督は、ゼムノヴィッチ監督だったのです!

そのスポーツニュース(デイリースポーツ)によると、沢入氏は昨年、英国を訪れた際にミラー氏と知り合い、新指揮官から指名を受けて入閣したとありますが、では一体誰がミラー氏を、どのような理由で選んだのでしょう。

私はこの人選は、まず昼田強化部長と沢入ヘッドコーチのラインありきと考えています。

何故ならば、このご両人は中京大学(昼田氏は中京大出身で,沢入氏は元中京大監督)という接点があり、出身地はそれぞれちがうものの共に中部地方に長く拠点を置いていたという経緯があるからです。

そんな繋がりから、昼田統括本部長が沢入氏に新監督人事の相談をしたところ、ミラー氏の名前が浮上したというストーリーの方が、「ミラー氏が沢入氏をヘッドに指名」よりよほど自然です。あくまでも私見ではございますが、今回の人事は昼田氏&沢入氏のラインで行われたものと確信する次第です。

ところで沢入氏といえば、J開幕時に名古屋グランパスに所属していた長身ストライカーで、清水東高、そして法政大学出身のクレバーな選手という印象があります。つい最近までは中京大学サッカー部の監督を務めておられたようで、指導歴は未知数ですが、人の紹介とはいえ英国まで出掛けてミラー氏との交友を深めるあたりは、なかなかのものではないでしょうか。

一方の昼田氏は、1988年に中京大学を卒業後、岐阜第一高校のサッカー部監督を皮切りに、立正大学体育会サッカー部ヘッドコーチ、ブランメル仙台編成部長、佐川急便東北支社サッカー部ヘッドコーチ、ジェフユナイテッド市原業務部長を経て、2005年に同クラブの強化部長に就任という履歴の持ち主でいらっしゃいます。

今年、チーム統括本部長に昇格なされてからの初仕事が、クゼ監督の招聘だったわけですが、これが見事に失敗してしまい、果たして今回の人事は功を奏すのでしょうか。

危機的状況の中の招聘で、勇気のいる決断だったでしょうし、お手並み拝見と申し上げたいのですが、残念ながら彼等に課せられた大命題である「J2降格阻止」は、非常に厳しいと予想せざるを得ません。

一方、私はその大命題である「J2降格阻止」の切り札は、ゼムノヴィッチ氏しかいないという意見なのですが、早速その理由を述べさせていただきます。

1.2000年、2001年と清水エスパルス監督時代にチームの底上げを敢行し、天皇杯優勝、ZEROXスーパー杯連覇と3つのタイトルをもたらした実績がある。

2.オシム氏がパルチザン・ベオグラード監督時代に同クラブのリザーブチームの監督を務めているが、それ以来、現在に至るまでオシム氏とは深い交流があり、フットボール理念やスタイルもオシム氏と極めて近い。

3.現在、千葉県サッカー協会のテクニカル・アドバイザーを務めていることをみても分かるように、千葉県での生活が長く、ジェフユナイテッドを熟知している。従って、今すぐに指揮をとっても情報が豊富で日本語も堪能なため、シーズン途中とはいえ理想的な滑り出しができる。

4.ジュニアチーム、ジュニアユースチーム、ユースチーム、トップチームとあらゆるカテゴリーの様々なクラブのチームを指揮してきた経験があり、いずれも結果を出してきている。

以上でございますが、私のこの提言も、今回の人事発表で空しいものになってしまいました。もっとも、私がこのブログで何を提言したところで、JEF首脳陣の耳に届くとは思っておりませんが、とにかく書かずにはいられなかった次第です。

フットボールを愛するものとして、日本フットボール史で唯一、トップリーグに留まり続けてきたクラブを失いたくはありません。イングランドの100年を悠に超えるリーグに限らず、本場欧州には下部リーグへの降格を経験していないクラブが幾つも存在します。たかだか40年ちょっとで、日本にそんな名門クラブがなくなってしまうのは悲しむべきことです。

今は唯、ミラー氏、沢入氏、昼田氏のトロイカ体制を見守るより他に方法はございませんが、もしもJ2降格という現実を突きつけられた場合、JEF首脳陣は責任の所在を明らかにすることは勿論、クラブの根本的改革を断行すべく、広く外部から知恵を集めて再建を図る勇気を持っていただきたいと願います。

でなければ、このクラブのサポーターが不憫でなりません。

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登録日:2008年 05月 09日 16:40:12

コメント

小谷さん

Jリーグサポの皆様が心を痛めていた今期のジェフの惨状でしたが、意外な監督人事に至りましたね。
私自身はミラー氏の事をよく知りませんので、また教えていただければ幸いです。

私はクゼ氏の事を斑のある監督だとは思いますが、無能な監督だとは思っておりません。
今回の件が監督の首の挿げ替えだけで解決できる問題だとは思っておりませんが、いずれにしろ、この惨状にも諦めることなく応援し続けてきたジェフサポの皆様が報われる体勢作りをジェフフロントには強く求めていきたいですね。

そして、Jリーグ発足時から続く丸の内御三家の影響力の中で、レッズやレイソルが企業色を抑えるまでには至らないものの独自のカラーでJクラブとの融合を図っているのに対して、ジェフだけは未だ企業の保守的な呪縛から解放されずに立ち遅れてしまってますよね。

このジェフというクラブには近い将来によりドラスティックな内部改革が必要なのでしょう。

小谷さんがゼムノビッチ氏を推挙されたのは流石だなと思いますが、まだ岡田ジャパン解散とその後のオシムサッカーを活かせる新監督就任を諦めていない私にはゼムノビッチ氏は切り札であるので、ミラー氏就任にはちょっとホッとしてしまいました。^^

もともと今回のA代表監督人事には、大熊コーチか反町氏の繰上げ就任が常識内の判断だと思っておりました。
しかし、既に岡ちゃんを迎えてしまった現在では、岡ちゃん退任を現実化させるには後任が相当の実力者でなければ難しくなってしまいました。
その状況下で、オシム叔父さんの基盤を活かす事のできる実力者となると、ゼムノビッチ氏が私にとっては唯一の希望になっております。

まぁ、それはさておき、最近はジェフの試合を見るのが痛々しかったのですが、ミラー氏のお手並み拝見という楽しみが加わったので、今期は長い眼でジェフの変化を見守っていくと共に伝統あるクラブの再建を祈りたいと思います。^^

プーアール @ 2008年 05月 10日 14:27:34

びっくりした。
仮定だけで文が書けるなんて。

しかも、ミラー氏との対比もないし。

びっくりデス。

JEFサポ @ 2008年 05月 10日 20:22:27

ゼムノビッチ氏推薦の理由の稚拙さに唖然としました。
特に2,3について、千葉サッカー協会のアドバイザーだからジェフのことを熟知しているに
違いないとか、オシム氏と親交があるのでオシム理論を実践できるとか
某巨大掲示板の書き込み以下のレベルですね、話になりません。
これがプロのジャーナリストの意見かと思うと呆れてしまいます。
オシムサッカーはオシムさんにしか出来ないサッカーですし、その時と所属していた
選手の顔ぶれもだいぶ今とでは違う。
今すべきことはオシムサッカーをやることではなく現状いる選手でその時に実現可能な
ベストなサッカーをすることです。
それができる監督がミラーさんなのかどうかは分かりませんが、サポとしては
ますば監督を信じて応援することでしょう。
ろくに内情も知らないで上から目線でとんちんかんな理論を押し付けられるのは
はっきり言って不愉快です、この程度でジャーナリストとして飯が食えるとは
日本という国のスポーツジャーナリズムがいかにレベルが低いかということが
如実に現れてますね・・・。
ちなみに中京大つながりの沢入氏が指揮した今日の試合は見事に勝利しましたw
シーズン終了後にどういった結果になるか楽しみです。

通りすがりの事情通 @ 2008年 05月 10日 23:42:25

プーアールさん

コメントを有難うございます。

以前に頂いたコメントの中で、ルグエンさんを指示なさっていたり、オシム氏が去った後の日本代表チームにあって、オシム・フットボールを体現できる切り札としてゼムノヴィッチ氏を想定していらっしゃったり、貴殿の監督への眼力には敬服するばかりです。

フットボール業界関係者でいらっしゃるか、さもなくば余程GM志向の強いお方名のではないのかと思ってしまいます。

ゼムノヴィッチ氏は、JEFにゆかりの深い小倉コーチと長年交流を暖めていらっしゃいますし、JEFの試合は頻繁にチェックなさっていることもあって、J2降格阻止には最適な指導者と考えた次第ですが、貴殿の代表監督としても多いに期待の持てる指揮官というお考えにも全く同感です!

小谷泰介 @ 2008年 05月 11日 12:58:57

JEFサポさん

今夏のブログは、決してミラー監督就任に対して,異を唱える類のものではありません。

ただ、クゼ監督解任後のJEFのホームページに、暫くの間「後任人事に関しましては決定次第云々・・・」と書かれていたので、もし迷っていたり、暫定政権しか決まっていないのであればと、老婆心ながら提言させていただいた次第です。

タイトルがちょっと仰々しかったかなと反省するところはございますが・・・。

ゼムノヴィッチ監督に関しては、十数年来の友人であり、1999年に安くて良い監督候補として財政難に苦しむ清水エスパルスに紹介させていただき、見事に結果を出してくれたので、エスパルスのオーナーに感謝された経緯がございます。

一方、ミラー新監督ですが、多くの名将を輩出しているスコットランド出身の指揮官ですし、現役時代の試合も1970年代に現地で観戦したことがあります。

指揮官としては、10年にわたってハイバーニアンの指揮を取り、リーグカップをクラブにもたらした実績もございます。

かなり昔ですが、アジア〔香港)で指揮をとった経験もありますし、何と言ってもリバプールのような世界的名門のヘッドコーチの職を投げ打ってでも、危機に瀕しているアジアの無名クラブの指揮を取ることに気概を感じるのですから、職人気質の気骨ある好漢と拝察する次第です。

ただ、いくら沢入氏のサポートがあるとは言え、日本が初めてでかつシーズン3分の1が過ぎた時点での采配は、リスクが高いと言わざるを得ません。そういう意味では、ゼムノヴィッチ氏の方に分があるとは思います。

しかし今は、ミラー氏がチームをガラッと変えてJEFの伝統の灯を守ってくれることを祈るばかりです。

小谷泰介 @ 2008年 05月 11日 15:46:53

通りすがりの事情通さん

コメントを有難うございます。

このブログもお陰様で間もなく3年目を迎えようとしているのですが、書いている本人は、つい以前に書いたことを読者の皆様もご存知と思って筆を走らせがちになってしまいます。

従って、あなたの文章を読んで、通りすがりの方には説明不足となり、何と横柄で高慢な野郎だという印象を与えてしまうのだなと、つくづく感じた次第です。

それは貴殿(貴女!?)のコメントと、プーアールさんのお寄せ下さったコメントを比較しても、分かるかと存じます。

ゼムノヴィッチ氏に関しては JEFサポさんへの返答でも述べさせていただきましたが、私とはかなり近しい関係にあり、彼に関する記述は少なくとも憶測ではございません。JEFのタイムリーな情報は勿論、千葉のみならず、驚くほどJの選手のことを熟知しています(千葉県内の道にもやたら詳しいですし・・・)。

また、オシム氏との接点にしても、仲が良いとかのレベルではなく、ほぼ参謀の域に達しています。

オシムサッカーは、オシムさんにしか出来ないとおっしゃいますが、同じベオグラード体育大学のトップライセンスを持ち、日本で指揮を取ったオシム、バビチ、ゼムノヴィッチが率いたクラブには多くの共通点があり、私は基本は一緒だと理解しています。

バビチ、オシム両氏をJクラブに紹介させていただき、その指導法と試合を具に見た自分は、オシム監督がJEFの監督に就任した時に、その躍進を確信でき、案の定でした。

なお、今すべきことは現状いる選手で実現可能なベストなフットボールをすることとおっしゃいますが、私がGMならば、まず任されたチームがどのようなフットボールを目指すかを明確にし、そのヴィジョンを実現可能にできる監督を選択します。

偉大な監督は、選手を変革することは勿論、チーム全員のポテンシャルを高めて劇的に変えてしまうからです。例えば、巻選手、羽生選手、水野選手、水本選手、そして山岸選手といった面々は、オシム監督に出会わずして代表選手への道は切り開けなかったと確信致します。

それと、まずは監督を信じて応援することとありますが、(別にミラーさんがどうのこうのということではなく)盲目的な応援はいかがかなと存じます。

一心不乱に応援することを否定するつもりはございませんが、もっと監督のスタイルや何をしようとしているのか読み取りながら、フットボールを鑑賞していただければより深く楽しくフットボールと向かい合えるのではと思います。

小谷泰介 @ 2008年 05月 11日 17:38:53

小谷さん、ジェフについてまとめてくれてありがとうございます。
私は今回のミラー氏就任について、期待と不安が半々といった感じです。

リバプールという欧州屈指のヘッドコーチをされていた実績を考えれば優秀な指導者であることは間違いないと思います。
ただ状況が状況で、11節終わった時点で勝ち点2。
ゆっくりチーム作りをしている場合じゃなく、とにかく走り続けながらチームを作り上げれなければ、ジェフは降格です。
そういった意味で、日本という欧州とは異なった特色を持つプロリーグに来て、いきなり結果を出すことができるのか?ということについて甚だ疑問です。
ベンゲルも最初に日本に来たときは「何かがおかしい?なんだ?」と感じ、気づくのにかなりの期間を要したと述懐してましたしね。
日本人のメンタリティは欧州のそれとは確実に異なります。
それを上手く理解することができるか否か、が分かれ目だと思います。

私は小谷さんのブログを以前から読んでいたので、ゼムノヴィッチ氏、もしくはウルトラCでオシム氏復帰!などと夢を見ておりました。
社長も変わり、JR色が強くなりそうな風潮もあります。
東欧系からの路線変更でしょうか。もし何かヴィジョンがあって、今回の監督交代ならば、ぜひともフロントにはその旨発表してもらいたいです。

まぁ、どうなることやらって感じです。長々とまとまりのない文章で失礼しました。

幕張犬 @ 2008年 05月 12日 00:31:34

小谷様
ブログ、拝見しました。
とても面白かったです。
一試合だけですが、結果がひとまずでてよかったです。

幕張犬さん同様、自分も期待と不安の半々です。
ミラー氏は監督としては未知数(プレミアではヘッドコーチは監督とほぼ同様の役割と聞いていますが本当なのでしょうか?)ですし、どういうフットボールを目指すのかはやはりまだ分からないので。

自分はクゼ元監督が解任された後、実はゼムノビッチさんではと思っていたのですがウルトラCにビックリしました。
タイミング的には前々から決まっていたようなタイミングですよね?

ただ、中断期間が近い事、ナビスコで選手を試しチームを作っていく事が出来ると思うのでその2点に関してはプラス材料に思います。

ですからその間を利用してチームを作り奇跡にも近い残留を勝ち取ってくれる事を願うばかりです。
まぁ、他の監督だったとしても期間は一緒なんですが・・・

と、大半の事に関してはまったく同意見、もしくはなるほどといったものだったのですが、
ひとつ言わせてください。

サポーターという人間はたいていチームに勝ってほしいもの。
そのなかで監督は信じたいという人が多いでしょう。
そのなかで盲目的になってしまっても致し方が無いのかなぁ、と。

不安はどの人になってもあるだろうし当然期待もあります。
盲目的かもしれませんが決まってしまった事、監督については信じるしかありませんから。


ただ、体質についてはかえるべきだろうし大半のサポーターも感じている事ではあると思います。
早急に大改革があるべきものだと信じ、行動する以外はないと思います。

これからも、おもしろいブログを期待しております。

習志野犬 @ 2008年 05月 12日 20:49:40

幕張犬さん

初めまして!そしてコメントを有難うございました。

先程、電話でゼムノビッチさんと話をしたのですが、現フロントの人達と面識がないため、声を掛けていただけなくて残念だとおっしゃっていました。

まあ、GMは自分が信頼できる(心中出来る)人とタッグを組むべきであり、昼田統括本部長の持駒の中にゼムノヴィッチ氏が入っていなかったのですから、こればっかりはどうしようもありません。

しかし、ウルトラCでオシム氏復帰と言うのは良いですね!

もし、残念ながらJ2に降格してしまったら、再建はゼムノヴィッチ監督か、お元気であればオシム監督に委ねるのが得策でしょう。

小谷泰介 @ 2008年 05月 12日 21:44:46

習志野犬さん

コメントを有難うございます!そして初めまして!!

プレミアに於いてヘッド・コーチと監督はほぼ同様な役割と言うのは、大きな間違いです。

ほぼ同じ役割であれば、ミラー氏はリバプールのような世界的な人気クラブを離れるようなことはしないでしょう。

そもそもプレミアのヘッドコーチに人事権はなく、試合に出場する選手を決められません。また、プレミアの監督はGMに限りなく近い存在のため、チームを留守にすることが間々あり、ヘッドコーチが日々のトレーニングを見るのですが、結果が出たところで、初戦名声は監督のものです。

ミラー政権の誕生をウルトラCと表現なさっていましたが、むしろ昼田さんにとって、クゼ氏やゼムノヴィッチ氏ではなく、沢入ヘッド+ミラー監督こそが本命なのではないでしょうか。

おっしゃるように、中断期間が長いことと、ナビスコ杯で試しながら、チームを作っていくことができるのは、Jリーグならではなので、ミラー監督にとっては大きなプラス材料でしょう。

なお、盲目的な応援についてですが、一般のサポーターの皆さんに監督の良し悪しを知りなさいといっても、それは至難の業であり、まずは信じるところから始ざるを得ないのかもしれませんね。

でも、フットボール先進国のサポーターは、監督の良し悪しを見分ける基準をしっかり持っていて、「うちの規模でこの成績なら、立派なものだ!」とか、「うちの規模だったら、ベスト3には入らなくっちゃねぇ。」などと、監督の品定めをしています。

早くサポーターが、そして何よりもクラブのオーナーが、そういった目を養って、日本フットボール界の底上げを図って欲しいと願う次第です。

小谷泰介 @ 2008年 05月 12日 22:19:43

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プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:一昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
チーム強化に重点を置いたクラブ運営に関する講演も好評。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)などがある。
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