健康第一!

日本 バーレーンに勝利しアジア最終予選白星スタート

【9月7日 AFP】(記事更新、写真追加)2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)アジア最終予選・グループA、バーレーン対日本。
≫続きを読む…
(c)AFP/Vijay Mruthyunjaya

AFPBB News


前回のブログを掲載してから、一ヶ月近くが経ってしまい誠に申し訳ありません。

皆様に於かれましては、お変わりなく健康であられることと存じますが、実は私、今月初めに高血圧症であることが発覚し、現在療養生活を送っている次第です。

前々から、右後頭部裏側に圧迫感があり、首筋にしこりができたりしていたのですが、友人の医者に相談したところ、すぐに検査をするように言われました。そして血圧測定の結果、上が164、下が122という数値となり、このままでは倒れますよと警告されて
しまったのです。

4月より、仕事量が大幅に増え、色々とストレスが溜まっていたのは事実ですが、まさか自分が高血圧症になるとは夢にも思っていませんでした。50年以上の人生に於いて昨年までは血圧が高かったことなど一度もなかっただけにショックでありますが、オシムさんの病状を思えば、比較にならないほど軽い症状です。薬を服用していれば、軽い運動を含めた普通の生活を送る分には何ら支障はないのですから。

過信と油断は禁物ですが、後頭部の圧迫感も消えましたし、徐々に普通の生活に戻るべく、養生しております。

皆様も、特に私と同年代の方々(ガンバ大阪の西野監督は同い年です!)は、何か不調を感じたら無理をなさらず、躊躇せずに病院に行かれることをお勧め致します。体は正直であり、病気であれば必ず何らかのサインを発しているはずですので、たまにはご自身の体の各部分と静かに対話をなさることをお勧めします。

私も気持だけは20代のままで人生を歩んできましたが、医者からは「あなたの年齢になれば血管も硬くなるし、老化はとっくに始っていますよ」と忠告されてしまいました。

何はともあれ、健康は掛け替えのないものですし、お金では買えませんから、皆様くれぐれもご自愛ください。

さて、今回はこの1ヶ月近くの間に起こった日本のフットボールの話題について、少しづづコメントをさせていただこうと思いますが、まずは上旬に行われたW杯の最終予選について。

アウェーで3対2という結果だけを見れば、良しとせねばならないのかもしれませんが、グループ最弱とされるバーレーンを相手に、試合運びと内容に問題があると感じました。

結局岡ちゃんは、ジーコ同様にとどのつまりは選手の才能頼みの監督であることがはっきり分かりました。仮に予選を突破できても、絶対に世界をアッと言わすことなどできないと確信しますが、それは岡ちゃんが悪いのではなく、脈絡のない監督の人選を行い、ヴィジョンのない強化方針を打ち出す協会の問題だと考えます。

協会が2006年に続いて同じ過ちを繰り返そうとしている様を見て、いっその事予選敗退の憂き目にあって、人事刷新の大改革をしたほうが良いのではと思ってしまいます。

さて、Jリーグでは、ナビスコ杯決勝に大分トリニータと清水エスパルスが進出しましたが、開幕時にこの両チームが決勝に進出することを予想できた人はまずいないでしょう。

その不確定さがカップ戦の醍醐味なのでしょうが、両チームとも運だけで決勝に駒を進められるはずもなく、しっかりとした守備を土台に豊富ではない人材をうまく活用して勝利を手繰り寄せるという共通点があります。

現在、両クラブとも好調で、特に大分は、リーグ戦でも優勝を狙える好位置に付けており、
あの低予算でこの活躍は天晴れの一言です!シャムスカ監督以下、選手、スタッフ、そしてサポーターの皆様には、初タイトル獲得というご褒美を受け取っていただきたいと願っています。

また、その心とは裏腹に、エスパルスの長谷川監督にも、彼が中学生の頃から親しくしていただいている誼で、選手としても監督としてもナビスコ杯を獲得した最初の人物に是非なっていただきたく、心中複雑です。

いずれにしても、手に汗握る熱戦が繰り広げられることは間違いなく、11月の決勝戦が楽しみです。

一方、Jリーグ自体は相変わらずの混戦模様ではありますが、優勝争いは現在首位の大分から6位のFC東京あたりまでに絞られてきたように思います。繰り返しになりますが、大分がこの時期に来て首位を奪取したのは痛快以外の何ものでもなく、クラブ強化は改めて監督の手腕によるところ大なのだと再確認する次第です。

方や残留争いですが、正直に申し上げて私はこちらのほうが興味深々であり、JEF UNITED、ジュビロ磐田、横浜マリノスの日本リーグ時代からの名門が揃いも揃って降格の危機にさらされている現実は、スリル満点です。

JEF UNITEDは、ミラー監督の前リヴァプール・ヘッドコーチの肩書は伊達ではなく、徐々に調子を上げてきて、前節では首位のグランパスに痛い一撃を喰らわせました。あの戦いぶりを見ていると、最終的には降格圏を脱出することでしょう。

同じ下位集団でも、対照的にお尻に火が付いているのはジュビロ磐田です。オフト氏を招聘するあたりに驚きを禁じ得ませんが、まずはチームのトップとして荒田氏に再登板いただくことからチームの改革を始めたほうがよろしいのではないでしょうか。

いずれにしても、Jリーグで20億円ちょっとの収入しかないクラブが首位を走り、50億、40億円近くの収入のあるクラブが降格争いを演じているあたりに、Jクラブの強化管理の未熟さを感じますし、約4分の1の収入しかないクラブに上を行かれるクラブが存在すること自体が滑稽千万です。

昨今のサポーターが犯した愚行にも憤りを感じますが、Jリーグが、まだまだ発展途上のリーグであることの証に他ならないのだと思うのです。

さて、次回は海外に目を向けて徒然なるままに筆を走らせてみたいと存じます。The Den
さんからプレミアシップについて触れて欲しいとのコメントも頂戴していますので、ご期待に添えればと存じます。

末尾ながら皆様、本当に人生は健康第一でございます。季節の変わり目ですのでどうかご自愛の程、宜しくお願い申し上げます。

コメント[8], トラックバック[0]
登録日:2008年 09月 24日 14:00:07

コメント

やあ、小谷さん、生きててましたか。心配しましたぞ。あまり無理をしないで体をいたわって下さい。

さて、プレミアリーグはボクも好きなのでよく見ますが、今年はリバプールが優勝するのではないかと思っております。初戦からの試合、出来が悪くてもそれなりににきっちり勝ってるからです。(マンU戦は強かったですが)

あと、大穴はアストンビラ。今年はなんかいつもと違う気がしますね。ま、優勝は無理としても4強の一角に食い込んでも不思議ではないですね。

あとは金で優勝を買おうとしているチェルシー2のマンシティー。これをどう思いますか?

アニヤン @ 2008年 09月 25日 12:16:06

アニヤンさん

いつもコメントをありがとうございます。また、ご心配をお掛けして申し訳ございませんでした。

プレミアシップは、今年も4強のうちのどれかが優勝するのでしょうが、ラファの集大成としてリヴァプールが優勝してくれれば私には喜ばしいことです。

アーセナルでも構わないのですが、あそこには何としてもチャンピオンズリーグに勝ってもらいたいです。

マンCの件については、来週掲載予定のブログ内でコメントしたいと存じますので、悪しからずご了承ください。

小谷泰介 @ 2008年 09月 26日 22:33:52

小谷さんご無事でしたか(^^)

心配していました。まさか高血圧になっていたとは、しかしご無事で何よりです。

次回はマンCの件についての記事だというので楽しみにしています。

短い文になりましたが、この辺で失礼します。

ボン @ 2008年 09月 27日 22:00:56

小谷さんこんばんわ!!
岡田ジャパンの最終予選前の大事なテストマッチが行われましたね。
これが最終予選でなくてよかったと言うしか言葉が見つかりません…
全くの私見なのですが、(異論反論を皆様が思ってしまったらすいません。)
随分と代表の若手も小粒になったなぁっと思いました。
日本サッカー界が右肩上がり?の時、98年周辺は、10代の選手からとてつもない才能が大多数出ていて、俗にいう黄金世代なのですが、「アイツは代表に入ったら面白いんじゃないか?」という世論が飛び交っていて、さも南米のようにタレントの宝庫のような感覚に陥りました。小野、稲本、高原、永井、本山、南…etc…ポスト井原は誰!ポストカズは誰!というようにサポーター側も心弾むように下のカテゴリーの試合を見に行っていたと思います。(マスコミの影響もあるでしょうが…)
しかし最近の高校サッカーを見ていても「超高校級」とマスコミが呼ぶ選手を見えいて、やはり当時の彼らのインパクト以上に映る選手は皆無に等しいですし、単純に当時の彼らと比較しても、「?」が付いてしまうのは自分だけでしょうか…??
あれから10年近くたちますが、継続して才能がコンタントに出ているかと言うと、国内基準では高いかもしれませんが、世界基準になると黄金世代が「当たり年」と言われて、拝まれているように思われて仕方ありません。それは数的に才能溢れる選手が多かったと言われていますが、それ以降の選手たちを世界基準として考えると、途絶えているように感じます。
世界に目を向けてみますと、南米の一流国はコンスタントに出ていますし、ヨーロッパは早熟もいれば、遅咲きもいます、若いタレントには底知れぬポテンシャルも感じると同時に結果も残しています。
日本は土地的にもやはり、育ちにくいのでしょうか??ハード面は世界と比較しても高水準だと思いますが…
隣国の韓国と比べるとやはりハングリーさがないのかぁと思ってしまいます。

juve10 @ 2008年 10月 13日 03:58:41

こんにちは、小谷さん。

体調はいかがですか?

昨日のウズベキスタン戦・・・観てどうでしたか?

芝を短くし、水撒いて、結果自分のクビを締め・・・采配も疑問でした。
FWのオプションに巻のように違ったタイプを置かず、稲本投入の意図も?
あそこは、中村憲剛であったように思えましたが。

何を持って岡田監督を信じ任せているのか?

しかし、中村俊輔がいなかったら・・・?

契約があるとか新聞でみましたが、オシム氏は来日しているのでしょうか?
どう思っているのでしょうかね。

オーストラリアを見ると、予選も厳しいですね。

レコバ @ 2008年 10月 16日 12:47:40

ご無沙汰してます。
フットサル等でお世話になった東大の小林です。
久々にBlogを拝見したら、体調を崩されてしまったとのことで、思わずコメントしてしまいました。ゆっくり休んでください。

調子がよくなられたら、またいろいろお話させてください。

それでは失礼します。

Ayumu @ 2008年 10月 18日 00:04:09

JUVE10さん

長文のコメントをありがとうございます!

若手選手が小粒になった、或いは個性が埋没してしまったと言われて久しい日本フットボール界ですが、名称はそんな選手たちを個性的な選手、或いはキラリと光る選手へと変えてしまいます。

巻、羽生、山岸、水元といった選手は、オシムと出会わなければ決して代表のステージへと導かれることはなかったと私は考えます。指導者は本当に大事であります。

その指導者を選択するGMや強化担当者は協会に限らず、とても重要なポジションなのであります。

小谷泰介 @ 2008年 10月 22日 19:08:28

レコバさん

お久しぶりです!
何万人という日本のフットボールファンがあなたと同じ嘆き節を唄っている野が私には聞こえます!

AYUMUさん

御心配をかけて申し訳ありません。もう、大丈夫なのでご安心下さい!

又、イベントに参加して大会荒らしの道を邁進してください!?

小谷泰介 @ 2008年 10月 22日 19:13:38

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2008年 09月 >

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30



プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
チーム強化に重点を置いたクラブ運営に関する講演も好評。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)などがある。
最近のトラックバック
カテゴリー
お気に入りリンク
検索