日本の報道の自由度。
【4月25日 AFP】長野で26日に行われる北京五輪の聖火リレーに先立ち、国際人権団体「国境なき記者団(Reporters Without Borders、RSF)」のロベール・メナール(Robert Menard)事務局長が25日午後、成田空港に到着した。
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(c)AFP
世界メディアの監視役として活動している人権保護団体「国境なき記者団(Reporters Without Borders)」は、日本の聖火リレーでも中国の人権抑圧に抗議する活動をするそう。
国境なき記者団で出している、報道の自由度ランキング、中国は調査国169カ国のなかで163位。あと下位には、キューバ、イラク、北朝鮮などがいるのみ。中国の報道は、政府が完全にコントロール。反体制の意見を流そうものなら、逮捕、監禁。拘束されて何年も出てこられない。インターネットも徹底的にブロック。英国の国営放送BBCは、この前まで中国からはインターネットで見ることはできなかった。最近になって、英語版のみ見られるようになった。それにしても中国語版BBCが中国からアクセスできないというのは、いかがなものか。
この前中国人の友人と話していたら、「ほとんどの中国人は政府の流すニュースなんか信じていないよ」と言っていた。そう思う一方で、「イギリスの中国報道も中立とはいえないと感じる」ようだ。その後、中国のリサーチ会社が北京市などで905人にチベット騒乱に対する見方についての電話調査結果というニュースを見た。この数字、「中国メディアの報道を信じる」と回答した中国人が86%だそう。どこまで、このリサーチ会社が中立で、回答者を保護しているかはわからないが、「信じていない」と言った人はすごい勇気だと思う。逮捕されて、自由を奪われるはめになるかもしれないのに。
日本の報道の自由度ランキングはというと、37位。自由な国を誇っているはずなのにこの順位。記者クラブ制度がランクを下げている原因だ。フリーランス記者や外国人記者が、情報にアクセスしにくい。
日本の1ランク下に韓国がいる。韓国は、市民ジャーナリズム型のインターネット新聞ohmyNewsの発祥の国でもある。政府寄りの放送に対して、もっと自由な報道を求めて立ち上がったと聞いたことがある。日本でも立ち上がったが、当初、国民に受け入れられなかった。質に疑問符が付けられたのだ。この日本での反応に対して、イギリス人の友人からは「日本では従来の報道をそこまで信用しているのか」と、逆にバカ素直さを批判されたのを思い出した。
国境なき記者団のみなさんはどのように日本で活動するのでしょうか? 中国ばかりでなく世界中で、拷問を受けたり、監禁されたり、殺されてしまうジャーナリストがいることが、少しでも日本のみんなに伝わるといいなぁと願うばかりです。
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登録日:2008年 04月 25日 23:04:07
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