死刑をめぐるおもひ。
【5月7日 AFP】米南部ジョージア(Georgia)州で6日、1988年に女友達を殺害したウィリアム・リンド(William Lynd)死刑囚(53)の死刑が執行された。
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(c)AFP
アメリカで一時中止されていた薬物注射による死刑執行が再開されたようだ。
合衆国憲法で禁じられている「残虐で異常な刑罰」にあたるとして訴えられていたが、
裁判所が合憲の判断を下したのだ。
知らなかったのだが薬物は3種類も投与されているらしい。
最初の麻酔薬が適切に投与されなかった場合、
残り2種類の薬剤投与は非常に大きな苦痛を伴う可能性がある。
そのうえ技術の未熟な刑務所職員では、そのリスクも高くなる。
そこで、訴えがあがった。
死刑を執行している38州のうち20州が薬物注射を採用している。
残りの18州は、電気いす、ガス室、銃殺、絞首刑などのなかから死刑囚が選択できる。
自由の国アメリカ。死に方もバラエティーに富んでいる。
この判決で憲法違反ではないとみなされたが、
現在この薬物投与の代案も考えられているらしい。
睡眠薬の大量投与。これには時間がかかるが、苦痛が伴わない。
一方、私が住んでいる英国では、1964年以降死刑は廃止されている。
そこで起こっている問題を見ていると死刑が必要なんじゃないかと思うこともしばしば。
その問題とは、刑務所不足。
現在すでに満杯で、軽い犯罪を犯した人は、
入所を後まわしにされているなんていう例もある。
幼児性愛者、麻薬販売人が、入所を免れていた。
どうやって子供を守ればいいのか?
幼い子を持つ家族の怒り。安心して生活などできない。
こと死刑となると、深く人権にかかわる。
刑務所の空きがないからといって、"極悪非道な犯罪人はこの世からいなくなってもらいましょう"、なんて簡単な話じゃない。
自分としては、いくら苦痛なく死なせてあげるといっても、
"誰かが誰かを殺していい"というルールにとても嫌悪感をもつ。
冤罪が100%起こらないと言い切れないのだから、罪のない人が殺される場合もあるし。
でも、"自分の家族が殺人鬼に殺されたら?"と考える。
そいつを殺してやりたくなるだろう。
死刑反対とは言わないはず。
なんとも自分勝手な言いぶんである。
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登録日:2008年 05月 07日 19:10:39
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