メディア王、再び首相に。
【5月8日 AFP】4月の総選挙で中道右派連合を率いて勝利したイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)元首相は7日、新内閣発足を翌日に控え、閣僚名簿を発表した。
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(c)AFP
イタリアの70%のメディアを所有するシルヴィオ・ベルルスコーニ。しかも、世界的にも人気のサッカーチームACミランの会長。(首相就任で辞するらしいが)どれだけ大きな影響力を持っているか、想像するだけでも恐ろしい。
自分の選挙に不利になるようにメディアを使うメディアオーナーもいないだろうから、国民はうまいようにコントロールされたのではないだろうかと勘繰ってしまう。過去に選挙に敗れていることもあるのだから、ある程度の公平さを持って報道しているのかもしれない。でも、やっぱり公平さは欠いたんじゃないだろうか。
民主主義が円滑であるために、報道は政治から独立しているべきであるという理想は、メディアオーナーシップがここまで広がってしまうと無理なのだろうか。メデイアを所有している人が、国民の意識をコントロールし、政治方針を決め、国をつくっていく。お金を持っていれば、国と国民を動かせることになる。こわい。無謀な政治に歯止めをかける役目のジャーナリズムが、その政治家にコントロールされているんだから、共産主義国家や独裁者政権国家と大きな違いはない。
イギリスでも、ルパード=マードックがスカイTV、タイムズ、サンなどの新聞を所有しているが、彼は自分の利益のために思想を変える。力のある政治家、自分を優遇してくれる政治家にすりよる。国民が真実を知ることが果たしてできているんだろうか。
国民は利口。だから、不信なメディアやダメな政治は結局必要とされなくなるだろう。
ただ、ベルルスコーニの当選にちょっとこわくなったのだ。
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登録日:2008年 05月 08日 17:11:05
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