ムハンマドの風刺漫画。

カンヌ映画祭、ムハンマド風刺画問題に立ち向かう編集長を描くドキュメンタリー映画

【5月20日 AFP】イスラム教の預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)の風刺漫画を検閲しようとするイスラム教の活動家らを前に、表現の自由を守ろうと奮闘する1人の編集長。
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(c)AFP/Dominique Ageorges

AFPBB News


最近めっきり映画館に映画を見に行っていない。第二の学生生活を送るなか、過去最悪の極貧状態にあるから、娯楽費が削減されているというのが大きな要因。大学時代は札幌駅の北口にある蠍座や狸小路にあるシアターキノで映画を見まくり、就職して東京に住んでいたころは、週末ともなれば渋谷のミニシアター、高田馬場や飯田橋にある名画座で映画を見まくっていた。

今年もカンヌ映画祭が終了した。今年のパルムドールは、フランス人監督の作品"The Class"だそうだ。カンヌ映画祭で話題になった映画で一番見てみたいと思っているのは、ダニエル・ルコント(Daniel Leconte)監督の特別招待作品『C’est Dur D’etre Aime Par Des Cons(It’s Hard Being Loved By Jerks)』。ムハンマドの風刺漫画の転載をめぐり、イスラム教団体に訴えられたフランスの左派系週刊誌シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)のフィリップ・ヴァル(Philippe Val)編集長のドキュメンタリーだ。

日本にいたころ、イスラム教に触れる機会がまったくと言っていいほどなかった。イスラム教徒の人に出会ったこともなければ、イスラム教について考える必要もなかった。イギリスに住み始めて、イスラム教徒の友だちができた。友との交流を通して、文化や習慣が違うばかりでなく、信じていること、生きる糧になっているものが全然違うことに気付いたのである。そして思ったのが、頭で論理的に違いを理解したとしても、実際にわかり合うことは本当に難しいのではないかということ。

私は、ムハンマドをどんなに悪く滑稽に風刺したとしても、表現の自由を脅かすほどのことではないと思ってしまう。実際にだれかがそう考えているものを、隠してなかったことにしてしまう方が不健康だ。が、ある一部の人にとっては、そういった発想をした人を殺してしまおうと思うほどのことなのである。異なる文化や宗教がが混ざるヨーロッパでは、表現の自由も命がけだ。

日本でも、少し前、靖国映画を上映中止にする映画館がでて話題となった。靖国映画の場合も、宗教、政治、歴史、芸術、文化、表現の自由が複雑に絡み問題となった。両者とも、特にメディアでタブー視されている点が似ている。普段は、問題にならないように、うまくやりすごされているが、一部のチャレンジャーが表現することに果敢に挑むのである。

イギリスでも、イスラム教の話題には慎重。それに、キリスト教同士だってもめてきた背景があるから、その件にも慎重。いろんな人種が交ざっている国だから、各人種への対応も慎重だ。人種と宗教。いつも難しい問題をはらんでいる。

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登録日:2008年 05月 30日 00:46:59

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