イギリス人ならではの苦情!?

ホテルで英語通じず観光客が苦情、代理店に慰謝料支払い命令

【5月31日 AFP】英国中部ストーク(Stoke)の裁判所は、観光で訪れたギリシャのホテルで英語のサービスを受けられなかったとする英国人男性の訴えを認め、旅行を企画した代理店に慰謝料を支払うよう命じる判決を出した。
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(c)AFP

AFPBB News


あるイギリス人家族が、ホリデーでギリシャに滞在し、そこのホテルで英語が通じなかったことに対して旅行会社を訴えて、勝訴したようだ。

え?

訴えた人も、裁判所の判決も、傲慢だなぁと思うのは、英語が母国語ではない人の発想なのだろうか。どういったやりとりが旅行会社と旅行者の間にあったのかはよく分からない。旅行会社にミスがあったのかもしれない。"英語が通じるホテル"を紹介してほしいという依頼を受けて、ギリシャ語やドイツ語しか通じないホテルを紹介したような場合である。でも、理由として挙げられている"英語の旅行パンフレットに掲載されたホテルに滞在した客は英語の案内を受けられるべきだ"という理由は、日本人的に考えたらありえないと思ってしまうのである。

たいがいのイギリス人は"イギリス人は英語しか話せない。イギリス以外のヨーロッパの国々の人たちは、数カ国語を操るというのに、我々がほかの国の言葉を話せないのは恥ずかしいことだ。"などと前置きするものの、本音としては"ほかの国の人たちが英語を話せるべきだ"という考えをもっている。少なくとも私の周りにいるイギリス人は結構思っている。控えめに言うのだけど、この発言を聞くだびにぞっとする。

訴えた人のコメント:
>「わたしは人種差別主義者ではない。英国人旅行客しかいないようなホテルにわざわざ家族連れでバカンスに行きたいとは思わないし、相手がスペイン人やフランス人でも同じことだ」と話した。

このコメントからすると、どう考えても彼らは人種差別者な気がしてならない。人種差別者だけど、そう思われたくないから必至に否定しているかんじ?

人種差別。

日本でいうと、中国や韓国との間に緊張感がある。"自分は人種差別はしない"とみんな言うけど、自分もそう言いたいけど、自分たちの存在や価値感を認めるために、他国を否定的に評価するようなところはあるのではないだろうか。それに、一部の人の悪い面を人種にまで昇華して、人種全体を批判したり。日本人は特にいろんな人種の人と触れ合う機会がない。相手がどんな人なのか予想もつかないという時には、自己防衛本能が働いて、自分がされたくない行動を相手にとってしまったりするかもしれない。

イギリスにいると、日本人というかオリエンタル人として(中国、韓国、タイ人などで一括りにされている。彼らからしたら区別がつかない。)として人種差別をされているのを感じる。だまっていると評価が低い。日本の産業や文化に興味のある人もいるが、如何せん文化が違い過ぎるし、遠くの国のこと、日本の情報がないことが一番痛い。戦争時代の残虐な行為(いまでも残虐な国だと思っている人も)、捕鯨(これも残虐な国という評価につながる)、相撲(評価が低い。デブのレスリングとして笑いの対象)、寿司(奇妙な食べ方をする国として笑いの対象)。

イギリスには移民が多い。支配していた国インド、パキスタン、アフリカ諸国など。端から見ていると、混ざり合っているようには見えない。それぞれ自分の人種に誇りを持っているからだろうか。だから、"Briten's got talent"という才能ある人を発掘する番組(先週末ファイナルだった)で、インドダンスを披露したグループが2位だったのが意外だった。インド系の人もイギリス人として認められているのか、投票制なのでそれだけインド系の人の数が増えたのかなのだろうか。

以前、第二外国語として中国語の教育を強化するなんてニュースを見たけれど、どうなっているのだろうか。他国のみんなが一生懸命英語を勉強するからイギリス人はほかの国の言語を学ぶ必要性がないという現象が起こっているのも否定できないが、それにしても、イギリス人はこのまま英語しか話せない人種になっていくのだろうか。

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登録日:2008年 06月 03日 00:51:15

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