2006年 06月 13日

三つの六・四天安門事件追悼集会-香港・マカオ・台北それぞれの六・四の過ごし方-

天安門事件犠牲者を追悼、数千人が参加 - 香港

【香港 4日 AFP】香港のビクトリア(Victoria)公園で4日、1989年の天安門事件に抗議する数千人が、夜通しの犠牲者追悼集会を行った。この事件では、6週間続いた民主化要求デモの鎮圧に中国人民解放軍(People’s Liberation Army)が介入し、数百とも数千人とも言われる一般人が射殺された。写真は、集会でろうそくを掲げる少女。(c)AFP/TED ALJIBE

AFPBB News


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 今年も六・四天安門事件追悼キャンドル集会の季節がやってきた。この日決まって報道されるのは、十七年前に惨劇がおこった北京の天安門広場の平穏な風景と、香港の六・四天安門事件犠牲者追悼キャンドル集会。キャプションでは「数千人」と控えめな表現だが、主催者発表の「4万4千人」はともかく、今年も2万人ほどは集まっていた。(香港警察は1万9千人と発表、香港返還の1997年以降、董建華行政長官執政時代は、警察は六・四集会の参加人数を発表していない)。
平日週末を問わず、晴雨にかかわらず、毎年飽きもせず、夜遅くまで集会を続けてきた香港市民には、本当に頭が下がる思いだ。
 今年は日本のメディアの多くが、六・四集会を取材、報道しなかった。
タネを明かせば、手が足りなかったのだ。香港返還後、報道各社の香港支局の役割はいわば「アジア遊軍」。インドネシアのジャワ島でおこった地震取材に駆り出され、六・四集会取材どころではなかったはずだ。
ところで、香港の六・四集会には、毎年どのような人々が集まり、どのような時間を過ごしているのかご存じだろうか? 同じテーマの集会は、旧ポルトガル領の中華人民共和国マカオ特別行政区や、中華民国(台湾)の台北でも毎年行われている。報道では伝わってこない、6月4日夜の過ごし方をじっくり紹介したい。
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登録日:2006年 06月 13日 07:06:49

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プロフィール
龍眼
(男)
本名和仁廉夫。 ジャーナリスト。高校、予備校の教壇生活を経て現職。1990年代から香港問題に関わり、マカオ、台湾、中国、華僑華人世界の持つ多様な観点を紹介してきた。著書に、『旅行ガイドにないアジアを歩く・香港』(梨の木舎)、『香港返還狂騒曲』、『歴史教科書とアジア』、『東アジア・交錯するナショナリズム』(社会評論社)など。自称の「龍眼」とは、中国南部で広く食されるライチに似た果物。淡い茶褐色で、食味はジューシィ。そもそも「龍」とは、中華世界の幻の神獣。「龍眼」はその「龍の眼」に由来している。
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