2006年 07月 21日

史上最大の買春作戦(下)-集団買春とリフォーム詐欺のカンケイ-

売春宿に警察の強制捜査が入る - 中国

【西安/中国 6日 AFP】中国北部の陝西省(Shaanxi)西安(Xian)で5日、売春宿が強制捜査を受けた。中国では1949年の共産革命以降、売春はほとんど根絶されたが、25年間の資本主義経済改革によって再び見られるようになった。写真はソファーの上で身を寄せ合う若い売春婦たち。(c)AFP

AFPBB News


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本ブログを熱心に読んでくれている香港の読者から、「鶏(売春婦)のリーダーは、『鶏頭』ではなく、『亀婆』というのだ」というご指摘をいただいた。
「うーん、『亀婆』かぁ」。たしかに、「やり手ババア」という雰囲気を出すには、「亀婆」のほうがいいかもしれない。だが、上の写真をご覧いただきたい。連載「史上最大の買春作戦」(上)(中)の写真で検挙された少女たちのリーダーは、こんなに若く、美しい女性だった。
白いお洒落なジャケット、シルクのブラウス。裾の開いたジーンズ。赤く染めた髪の毛もどことなく今風。顔は手で覆っているが、彼女が若く美しいことは、誰しもが認めるだろう。
珠海集団買春事件が発覚すると、広東省の捜査当局は、売春婦(三陪小姐)を集めた「鶏頭」(ガイタウ)たちの検挙に躍起になった。彼女らはいったんは故郷の農村に逃亡して身を潜めたが、やがて検挙され、ふたたび引き戻された。事件発覚後の新聞には、しばらくの間、「湖北省で鶏頭検挙!」などの見出しが次々と踊っていた。
中国人が言うのだから、売春婦の頭目は、「亀婆」とも言うのかもしれない。だが、ここではやはり、中国、香港媒体の記載にしたがい、「鶏頭」のままで通させていただきたい。おそらく、写真の彼女も、もともとは「鶏」(ガイ)だったのだろう。やがて故郷出身の後輩たち、少女たちを集め、若くして、「鶏頭」に出世したのだ。
さて、連載最終回となる今回は、集団買春事件発覚後のできごと。とりわけ、「幸輝」のその後を追った。2005年5月に発覚した一連の悪徳リフォーム詐欺と、集団買春事件がどう関係するのか、読者にじっくり考えていただきたいからだ。
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登録日:2006年 07月 21日 23:02:53

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プロフィール
龍眼
(男)
本名和仁廉夫。 ジャーナリスト。高校、予備校の教壇生活を経て現職。1990年代から香港問題に関わり、マカオ、台湾、中国、華僑華人世界の持つ多様な観点を紹介してきた。著書に、『旅行ガイドにないアジアを歩く・香港』(梨の木舎)、『香港返還狂騒曲』、『歴史教科書とアジア』、『東アジア・交錯するナショナリズム』(社会評論社)など。自称の「龍眼」とは、中国南部で広く食されるライチに似た果物。淡い茶褐色で、食味はジューシィ。そもそも「龍」とは、中華世界の幻の神獣。「龍眼」はその「龍の眼」に由来している。
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