2006年 09月 19日
食欲の秋。香港、台湾で食すカジュアルな日本食(?)の味覚
【東京 18日 AFP】牛丼チェーン吉野家が18日、牛丼の販売を1日限定で再開した。日本政府が米国産牛肉の輸入禁止を解除したことを受けて、再開された。写真は同日、吉野家店内の様子。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO
香港の「吉野家」で牛肉飯を食べたことがある。日本で牛丼を中止していたので、話のタネにと思い、ためしに食してみたのだ。
香港には居食屋チェーンの「和民」や、とんこつらーめんの「味千ラーメン」が人気。「味千ラーメン」は中国進出も果たした。地元系の「元緑寿司」、「元気寿司」、「金太郎寿司」などの廻転寿司も人気がある。デザートやジュースをメニューに登場させたのは、こちらが元祖かもしれない。もっとも、都内の廻転寿司屋で威勢のいい声をあげて握っているのは、ほとんどが中国人になってきているから、いまや、どちらが本場だかわからない。
台北では、「ドトールコーヒー」を見つけた。コーヒーを飲もうと中に入ると、若いカップルがナイフとフォークで洋食を食べていたので、思わずのけぞって帰りかけた。台湾のドトールでは、洋食を提供するらしい。
台湾の街角では、「日式刷刷鍋」の看板をよく見かける。「刷刷」とは、「しゃぶしゃぶ」のことだが、実際に供されるのは「しゃぶしゃぶ」とは似ても似つかぬ「寄せなべ」。一人用のセットメニューが豊富で、一人旅行者には結構重宝する。
食欲の秋を迎え、今回は中華世界で食す、カジュアルな「日本食」(?)のお話。
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登録日:2006年 09月 19日 23:30:58
- プロフィール
- 龍眼
- (男)
- 本名和仁廉夫。 ジャーナリスト。高校、予備校の教壇生活を経て現職。1990年代から香港問題に関わり、マカオ、台湾、中国、華僑華人世界の持つ多様な観点を紹介してきた。著書に、『旅行ガイドにないアジアを歩く・香港』(梨の木舎)、『香港返還狂騒曲』、『歴史教科書とアジア』、『東アジア・交錯するナショナリズム』(社会評論社)など。自称の「龍眼」とは、中国南部で広く食されるライチに似た果物。淡い茶褐色で、食味はジューシィ。そもそも「龍」とは、中華世界の幻の神獣。「龍眼」はその「龍の眼」に由来している。
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