美女の中華人類学・その参-奥様コンテストから人造美女まで、中国ミスコンのあれこれ-
【西安/中国 4日 AFP】北中国の陝西省西安で既婚女性を対象とした美人コンテスト「First Miss Single Out Activity」が行われた。これまで中国の一部の人々は、欧米的な自由思想を連想するとして美人コンテストは禁止されていたが、2003年に美人コンテストの禁止が解かれ、今では、高齢者対象のコンテストや整形美人コンテストなどが行われている。(c)AFP
写真はこのたび唐代の古都西安(長安)で開かれた「第一回人妻コンテスト」(中国太太大賽)のヒトコマ。ご覧の通り、ビキニの水着を着用しても贅肉が見当たらない堂々としたステージぶりだが、これだけで驚いていては始まらない。
なにしろ中国には、「老齢美人コンテスト」(全国銀齢美大賽)や、「幼児モデルコンテスト」(小児模特大賽)など、さまざまな年齢層の美人コンテストが目白押し。一昨年にはついに、「整形美女コンテスト」(人造美女大賽)まで飛び出して、内外で物議をかもした。
今回は、バラエティに富む中国ミスコンの数々を紹介したい。
◆人妻コンテストとはいえ、侮れない実力
写真の「人妻コンテスト」のような、既婚女性向けの美人コンテストとしては、2004年2月に海南島で第一回大会を開催した「中国奥様イメージコンテスト」(中国太太選抜賽、英語名はchina wife selection contrst)や、2005年11月に四川省重慶市で行われた「第一回魅力奥様コンテスト」があげられる。
前者の場合、「現代中国女性の風姿を展示し、全国億万家庭の眼を釘づけにする」とうたわれており、中国太太形象選抜組織委員会が主催する。組織委員会には、新華通信社、人民網、中国評論雑誌社、世界華人文化研究院、紅十字会(赤十字社に相当)、婦女連合会など中国各界の名だたる団体が名前を連ねた。
審査基準には、女性としての成熟美、健康美、自信あふれる美しさ、さらに、賢く智恵ある女性としての美しさの「四美」のほか、母親としての教育力、礼節、家庭や社会での役割を「三講」として挙げ、これらを柱に、多面的に審査される。
地方での第一次選抜を通過した夫人たちは、地区大会単位で第二次選抜に進み、面接で、徳育修養、家庭管理、健康や美容に関する知識をテストされる。そして、特技審査と民族衣装による審査を経て、地区ごとに三人の優秀選手が選ばれ、全国大会に挑む。
事前に公開された審査のポイントによると、静止、歩行の際の美しい仕種、国際社会で通用する礼節、音楽知識とその鑑賞能力、髪形やファッション、メイクのセンス、ダンスの能力、ポートレート撮影時のポーズのとり方、なまりのない中国語会話能力、知性を感じさせる会話の機微、中国の少数民族に関する理解、芸術や表現に関する知識、中国旅行に関する人文地理の知識、生活の中に読書など文化的活動を取り入れているかどうか、料理やお菓子などを作る能力など、ありとあらゆる内容が、こと細かく並べられている。
これらの資質を踏まえ、最終審査では、中国女性の正装である旗袍(チャイナドレス)とカクテルドレスでステージに立ち、13億中国人民の頂点に立つ「中国奥様」が選ばれる。
2004年2月に海南島で行われた第一回大会で準優勝に輝いた李●(王ヘンに京)さんは、「いちばん感動したのは、決戦大会前に足を怪我していた12番の青萍さんが、痛みを我慢して、終始笑顔を絶やさずダンスの演技をつとめあげたことです」と話す。彼女はさらに、「(大会は)既婚女性が健康や才智を表現するすばらしいチャンスでした。ステージを共に創りあげた女性たちの美しく自信あふれる姿勢が人々を魅了したことに、私は深く感動したのです」と回想している。
もっとも、このような「奥様コンテスト」には、批判的な意見もある。
中国共産青年同盟の機関誌『中国青年報』は、「奥様コンテストは既婚女性の自強、自立、科学的健美観をうたっているが、実のところ、農村の代表は誰一人として応募していない。農村の婦人が受け継いできた、善良、淳朴、忍譲、倹約の精神など、中国の文化的伝統は一顧だにされていない。かかる指導思想のもとに審査される美人コンテストとは、少数の有閑マダムの戯れ事にすぎない」(2005年3月2日、殷國安さんの署名記事)と、かなり手厳しい。
◆非難を浴びた幼児の水着コンテスト
だが、「人妻コンテスト」ばかりにびっくりしてはいられない。中国には「老齢美人コンテスト」や、「幼児モデルコンテスト」もあるのだ。
「老齢美人コンテスト」(全国銀齢美大賽)は、中国老齢協会など17団体の共催。
主催者は「今や中国人の一人当たりGDPは1千米ドルを超え、平均寿命も70歳を超えた。全国1億3千万人の60歳以上の高齢者に、健康で豊かな美しい老後生活を提供したい」とうたいあげた。中国老齢事業発展基金会と珍奥集団がスポンサーとなり、コンテストはCCTV(中国中央電視台)の人気番組「芸苑風景線」で10週連続でテレビ中継された。
コンテストの正式名称は冠名公司(メインスポンサー)の名を冠し、「首届珍奥杯全国銀齢美大賽」。日本語ならばさしずめ、「第一回珍奥杯全国ロマンスグレー美人コンテスト」となろうか。スポンサーの珍奥集団は、健康食品、化粧品、医薬品などの分野で中国を代表するメーカーの一つである。
第一次選抜は全国27の省区と、香港・マカオ・深●(土ヘンに川)で行われた。全国から55歳以上の老人6千名余りの応募があり、応募者の最高年齢は91歳だった。この中から82人の候補者が選抜されたが、応募者には、農民、労働者のほか、政府幹部や大学教授、退役軍人なども含まれていたという。
2004年10月8日に北京で行われた第二次選抜では、思い思いの衣装をまとった老人男女が才芸審査(特技審査)などに臨んだ。このうち32人が決戦大会に進む「中国魅力老人」に選ばれ、残る49人にも「中国ロマンスグレー美人」の称号が与えられた。
総決戦はCCTV(中国中央電視台)の番組「芸苑最前線」において、10週連続で放送された。健康、智恵、成熟、慈愛、娯楽精神の向上などを基準に選考され、最終的に金賞、銀賞、銅賞各2名のほか、最高人気賞、最高才芸賞、最高礼儀賞、最高気質賞、最高ファッション賞など8つの部門賞が選ばれ、合計12名に「中国老年イメージ大使」(中国老年形象大使)の称号が授与された。
「中国老年イメージ大使」に選ばれた一人に、応募者500人余りの激戦区、広東省深●(土ヘンに川)地区を勝ち抜いてきた李小紅さん(62歳)がいる。彼女は真っ赤な民族衣装をまとい、華麗な新疆舞を披露。満場の喝采を受けての栄冠獲得だった。
主催者は大会の成功に、「これからも隔年で実施したい」と気をよくしている。
いっぽう、幼児モデルコンテストでは、水着審査に非難が集中した。
中国では過去にも、モデル事務所などが子役のオーディションを行ってきた。今世紀に入り、各種モデルコンテストや、美人コンテストが一躍ドル箱イベントとなるなか、地方のテレビ局のなかには、子役モデルのコンテストを番組として放送することも少なくなかった。
たとえば広東省ひとつをとっても、2004年に南方テレビ局が挙行した「第3回南方小児モデルコンテスト」(第三届南方小兒モデル大賽)を主催。その広東省の決戦には、省内各地の児童劇団や舞踏芸術団などから14団体が参加。幼児部門13名、小児部門17名の合計30名が決戦大会に勝ち進んだ。小児部門の決戦候補者のなかには、下地玲子さんという日本人女性の名前も見える。
2005年には、広東省中山市の中山広播テレビ局の人気番組「こども楽園」(小兒樂園、毎週土曜日夕方放送)が、小児モデルコンテストを催した。3歳から14歳までの子どもたちから、第一次選抜を通過した70名の子どもたちが、第二次選抜を前に、モデルのトレーニング(培訓)を受けた。トレーニングでは、成人モデルと同様、キャットウオーク(猫歩)やポージングの指導もある。関係者は、「中山の子どもから未来のスターを出すんだ」と大変な意気込みようだった。
非難の集中砲火を浴びたのが、昨年9月、遼寧省瀋陽で開催された「子どもパロディコンテスト」(小兒格格大賽)の一幕。中国語の「格格」とは、「ガーガー」という笑い声を意味する擬声語なので、どうやら「パロディ」とか、「おふざけ」とかいう意味があるようだ。
「瀋陽清(朝)文化ツーリズムフェスティバル」の一環として行われたこの大会。40組の出場者が幼児チーム、少年チーム、青年チームの年齢階梯別に分かれ、清代の意匠をデザインした衣装などでファッションショーを行い、金賞、銀賞、銅賞の入選を目指して争うという趣向。
ところが、幼児チームの一部の女児が、ピンクや水色のビキニ(三点式泳衣)をまとって登壇して会場を沸かせたからたまらない。女児たちは、ステージ上で手を頭にあてて髪の毛をたくし上げたり、横向きになって流し目をするなど、大人顔負けの煽情的なポーズで大はしゃぎ。満場のどよめきをさらった。この画像がウェブ上で公開され、女児のビキニ姿をめぐって、非難が集中することとなった。
ある母親は、「このようなコンテストに子どもを出場させることには絶対賛成できない。子どもをこのような大人の娯楽に接触させることは、年齢に相応しくない(セクシーな)服飾文化に感染させることになり、子どもらしさを失ってしまう」と呼びかけた。
前出の『中国青年報』も、児童文学者の秦文君さんの「大自然は早熟な果実を求めていません。子どもは自然の中で、健康的に、美しく育てていくべきなのです」というコメントを援用し、「メディアの成人(娯楽)化が、子どもらしさを奪う」と批判の論陣を張った。(2005年9月23日付)
◆紛議をよんだ人造美女コンテストの由来
このように賛否両論が噴出した中国ミスコン、モデルコンテストの数々だが、変わり種はまだまだある。
2004年8月、四川省の成都で開催されたのが「第一回酔っぱらい美人コンテスト」(首届五粮神杯酔美人選美大賽)。中国の酒文化の振興し、美女達の豪快な酔いっぷりを競いあうイベントだ。
「五粮神」は同地の有名な白酒(注:中国で広く飲まれている透明なアルコール度数の強い酒)のブランド。「酔っぱらい美人」の応募資格は、18歳から40歳の高等中学卒(日本の高卒相当)以上の女性で、身長160センチメートル以上の健康でお酒が飲める女性。以上の条件さえ満たせば、国籍、民族の制限はない。
北京、上海と、浙江省南部の温州、海南省の海口、そして成都で地区大会を行い、これに勝ち上がった34人が成都に集まり、選抜(初賽)でさらに15人に絞り込まれ、最後の決勝大会に臨む。
コンテストは、アルコール度数52度の「五粮神」という白酒を三杯(三兩=150cc)飲み干したのち、各自自慢の特技(才芸)を披露するというもの。特技の出し物には特に定めがなく、唱歌やダンス、漫談のたぐい、モデルのキャットウォークなど、各自に任されている。
8月22日に行われた決勝大会には各地から酒豪美女が集まり、海外から参戦したアシゴン(「阿詩根」の音訳)さんが2万元(約30万円)の賞金を獲得した。中国の物価は日本のおよそ8分の1。2万元は決して少ない賞金ではない。
中国では、「酔っぱらい美人」という企画力の妙味で、20社以上のメディアが競いあうように報道。「五粮神」は投下した資本以上の宣伝効果をあげたとたいへんな評判になった。
2004年に広東省珠海の国際航空ショーでは、「第1回ミス国際スッチーコンテスト」(首届国際航空小姐全球総決賽)も開催され、翌2005年には上海に移して第2回大会が行われている。この大会には中国を中心に、世界各国、各地域の航空会社から美貌に覚えあるスチュワーデス(空中小姐)たちが参加。容姿や語学力、ダンスなどの才芸を競い合った。
中国航空運輸協会、中国民間航空総局国際協力センター、点行者国際メディア機構の共催で、昨年の第2回大会では、第1回大会から定着した「美麗天使」のうたい文句に加え、「美麗上海」のコピーが加えられた。上海が第2回大会の決戦会場に選ばれたのには、2010年に開催される上海万博が強く意識されている。
過去2回の大会を見る限り、スチュワーデスの制服姿での審査はあるが、さすがに水着審査はない。もしもあったら、日本からカメラマンが殺到して大変なことになるだろう。
昨年の第2回大会は、旧ポルトガル領マカオで予選大会(海峡両岸地区及港澳地区選抜賽)が行われ、台湾海峡をはさむ中国・台湾・香港・マカオ地区に拠点を置く20数社の航空会社から、美貌自慢のスチュワーデスが英知と才芸を競い合った。そして、上海で行われた世界総決選大会を経て、大会最高の栄誉である「美麗天使」に選ばれるのだ。
お決まりの制服審査、才芸審査などを経て、「美麗天使」の称号に輝いたのは、中国国際航空の呂小飛さん(中国人)、中国東方航空の黄秀真さん(韓国人)、中国南方航空の高陽さん(中国人)の3人。このほかにも10名あまりの個人と、航空会社のチームが各賞を分け合った。入賞者の経歴をみると、その多くは中国各地のミスコンで受賞歴のある歴戦の強者。どうやら中国のスッチーには、ミスコン荒らしや、モデル出身者も少なくないようだ。
さて、中国ミスコンで、究極の紛議を巻き起こしたのが、「人造美女コンテスト」(整形美女コンテスト)だろう。
日本では、「人造美女」の言葉だけが一人歩きし、あたかも「中国の奇習」のように喧伝されたか、実のところは、整形美女がミスコン主催者から受けた屈辱に対する真剣な思いから始まっている。
事件は2004年に起こったWBO(ワールド・ビューティ・オルガニゼーション)と、北京天九文化メディア有限公司が主催する「第33回ミス・インターコンチネンタル北京地区大会」(第33届環球州際小姐北京賽区)における出場資格をめぐる紛議に由来する。
同大会の第一次選抜(初賽)、第二次選抜(複賽)を通過し、他の30名の選手とともに北京地区大会(北京賽区)への出場が決まっていた楊媛さんは、過去に整形手術をしていたことが問題視され、大会直前になって、一枚の通知書で出場資格を奪われてしまった。
楊媛さんは、大会前に11万人民元余り(約165万円)を払って一回だけ整形手術受けたことがある。しかし、整形を理由にコンテストの出場資格を奪うのは「差別」だとして、出場の機会を奪われて精神的苦痛を受けたとして、5万元(約75万円)の慰謝料(損害賠償)を要求する訴えを北京東城法院に提訴した。提訴を知った大会組織委員会はあわてて楊媛さんの参加資格を回復する通知書を発給したが、あとのまつり。法廷では原告と主催者側との間で、「差別」の有無が争われた。
被告側の張磊代理人は「私たちは自然美を旨としている。楊媛さんはコンテストに際して整形を行った」と主張したが、著名な美容家でもある原告側の史三八代理人は、「整形は一種の化粧である」と主張し、両者の主張は平行線をたどった。
人造美女事件は他のミスコンにも波紋を投げかけた。
中国ミスコン界で、セクシー・エンターテイメント路線の先頭を走る湖南衛星テレビ局の「ミス・スターコンテスト」(星姐大賽)では、「もしも人造美女が優勝するようなことがあれば、他の候補者たちに著しい不公平を与える」として、もし2005年の大会に人造美女や性転換の応募者がいたら、受け付けないと表明した。
いっぽう、広東省仏山市のイメージガールコンテスト(仏山礼儀小姐才芸大賽)では、過去2年間に鼻や乳房などに16回の整形手術をしたという周思思さん(41歳)の応募を認める決定を下した。この大会には「年齢制限33歳まで、身長163センチ以上」という規定もあるにはあったのだが、主催者は「私たちは外的な美しさよりも、人物やその技芸を見たい」と柔軟に対応し、周思思さんの出場を認めた。
この論争に危機感を抱いた整形医師たちが準備して実現したのが、「威寧整形杯第一回整形美女コンテスト」(威寧整形杯首届人造美女大賽)。文字通り、より美しくなりたいと、過去に整形経験のある美女たちに広く門戸を開放した新手の美人コンテストだ。2004年8月に募集が始まったそれは、中国医師協会美容整形医師分会と北京天九文化メディア有限公司の主催。人造美女訴訟で直前まで被告席にいた天九メディアが、いつのまにか主催者という変わり身の早さは、いかにも中国らしい。メインスポンサー(冠名公司)の「威寧整形」も整形病院だ。
18歳以上の健康な女性なら誰でも応募でき、国籍や居住地域は問わない。ただし、応募にあたり、過去に整形手術をしたことを示す美容整形医の証明書と、整形前後の対比資料(写真など)を添付する必要がある。
コンテストでは、他のミスコンと同じように、カクテルドレス、水着姿でのステージと、自己紹介のスピーチ、特技審査(才芸表演)、一問一答などが行われた。
2004年12月18日に行われた第1回コンテストで優勝(冠軍)したのは、吉林整形外科病院で瞼、頬、お腹など、4項目の整形手術を受けた馮倩さん(当時22歳)。二位(亜軍)には、湖南省長沙市出身で、瞼、鼻、耳、乳房、顎、脱毛など10項目の手術を受けた張爽さん(当時22歳)、三位(季軍)には上海健威整形で瞼、眼の周辺、鼻、乳房、皮膚など6項目の手術を受けた成莉莉さん(当時22歳)が選ばれた。
3位に入賞した成莉莉さんは、「女の子はだれしも美しくなりたいという夢を抱いている。成功を信じ、さらに努力を続けたい」と喜びの弁を語った。
人妻コンテストから酔っぱらい美人、人造美女まで。ありとあらゆる人々に出場の機会が与えられている中国ミスコン、モデルコンテストの数々。一見こっけいに思えるコンテストもあるが、当事者にしてみれば大まじめ。そして、これを支えるのは、日本の人口に十倍する13億人を超える中華世界の人々の向上心と、欲望の奔流である。
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登録日:2006年 05月 26日 04:43:21
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- プロフィール
- 龍眼
- (男)
- 本名和仁廉夫。 ジャーナリスト。高校、予備校の教壇生活を経て現職。1990年代から香港問題に関わり、マカオ、台湾、中国、華僑華人世界の持つ多様な観点を紹介してきた。著書に、『旅行ガイドにないアジアを歩く・香港』(梨の木舎)、『香港返還狂騒曲』、『歴史教科書とアジア』、『東アジア・交錯するナショナリズム』(社会評論社)など。自称の「龍眼」とは、中国南部で広く食されるライチに似た果物。淡い茶褐色で、食味はジューシィ。そもそも「龍」とは、中華世界の幻の神獣。「龍眼」はその「龍の眼」に由来している。
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