イヌイットたちのファー
【6月12日 AFP】毛皮の再流行に伴い、毛皮の違法取引が増加している。
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(c)AFP/Pierre Verdy
先日、クルマに轢かれた猫の死骸が国道にあるのを見て、
憂鬱になると同時に、その脇を、死骸を避けて時速60kmで通り過ぎなければいけない
ドライバーの自分自身に、罪悪感を感じてしまいました。
きっとラビットファーや、フォックスファーをカッコよく身につけている女性たちも、
猫の死骸を見たら「かわいそう」とつぶやくことでしょう。
だけどキレイな色、形に加工されたファッションアイテムが、
同じように動物の犠牲から生まれていることは忘れてしまいがちです。
ファッションの仕事をしている私は、国道で急にスピードを落とすことができない
ドライバーと同じで、そんなファッションアイテムとしてのファーを、
声高に批判することは、なかなかできません。
でも、いつも罪悪感を感じているし、
ときどきは見た目のカワイさに惑わされて、つい欲しくなってしまいます。
そこで私なりの、かなり中途半端ではありますが、
動物の犠牲を伴うファッションアイテムの選択基準、というものを設けています。
それは「自分が食肉としている動物以外は、買わない、身につけない」です。
以前、星野道夫さんがイヌイットだかエスキモーについて書いた作品のなかで、
彼らは自然と調和して生活していて、動物を滅多に殺すことはないが、
病気で弱った動物だけを殺して、生活の糧としている。
そして殺した動物は、食肉とし、毛皮を衣服とし、けっしてその死を無駄にしない、
というような内容のことを書いていました。
私はベジタリアンではないので、牛肉も豚肉も食べて生きています。
だから自分勝手に、牛の素材はよし、としています。
イヌイットやエスキモーとは、だいぶ意味が違いますけど、
無駄な野生動物の犠牲が、少しでも減ることを願っています。
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登録日:2007年 06月 19日 03:15:12
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