どこからどこまでが一頭!?

ディズニーワールドで、キリンの赤ちゃん誕生 - 米国

【フロリダ/米国 24日 AFP】フロリダのディズニーワールドリゾート(Walt Disney World Resort)で7日、キリンの赤ちゃんが誕生した。
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(c)AFP/WALT DISNEY WORLD/Gene DUNCAN

AFPBB News


サムネイルで見たとき、まずそう思いました。
キリンの親子です。

クリックして拡大したら、なんと、小さな(それでもデカい!)キリンの赤ちゃんが、ママにペッタリよりそう姿。かわいぃぃぃ♪

不思議な「動物の模様」

それにしても、「キリンの子はキリン」と言いますが・・・って、言わない?あ、そうですね、スミマセン。しかし考えてみれば、これ、なんとも不思議な光景ではありませんか。母からは、だれが教えたわけでもなく、同じような模様の子孫が、ちゃんと生まれるんですもの。キリンだけでなく、トラ、パンダ、シマウマetc・・・世の中には不思議な模様をした動物がたくさんいるし、それが、たとえキリンやパンダのように特徴があるものではなくても、同じ種の生き物は、たいてい同じ見てくれをしている。どうしてでしょうね?

偉大なのは自然の摂理

そこで、ちょっと調べてみますと、現代において通説となっているのは、やはり彼らが自然とともに生きながらえてきた種であることと、大きなかかわりがあるようです。一番大きな理由とされているのが、「保護色」である。「え?あんなインパクトのある模様が保護色?」と、おっしゃる向きもあるかと思います。でも、パンダの生息地を考えてみると、大きな岩がゴロゴロする、中国の山岳地帯。小さな模様よりは、大まかに岩の濃淡と同じ柄になっているほうが、風景に溶け込みやすいのだとか。キリンも、動物園で見ると、遠くからでも目立ちます。しかし、サバンナの高い木の陰に隠れると、かなりいい感じで、保護されちゃうらしい。シマウマは、群れて暮らす動物。敵に襲われそうになったときは、さらにかたまって、どこからどこまでが一頭か、分からなくしているというし、トラは暗い草むらに隠れ、獲物を狙うのに適した模様なんですって。

保護色なしで生きている動物?

でも、保護色を気にかけるどころか、目立とう目立とうと生きている動物もいます。それは言わずと知れた私たち、人間?野生の脅威にさらされることなく進化した私たち。今では、とにかくファッションだメイクだと、いつも、となりの誰かさんより目立ちたい。このAFPニュースを見ていても、ファッション関係のネタは、毎日のようにコンテンツをにぎわしています。でも、結局、毎シーズン発表される「流行」なるものに、いっせいに右向け右をして、気がつけば、結局保護色・・・。みんなが同じ格好をして、だれがだれだか分かりません。では、本当に「保護色」を持っていない動物とは?

目立つことで警告を発する種

答えの一例は、てんとう虫。これは、どこにいてもかなり目立つ。赤と黒だし、水玉だし、あんな柄の生き物が隠れる場所はないですよね。でも、てんとう虫だって自然の生き物、つねに危険にさらされているはず。でも、そこには「保護」しなくてもよい理由があるのだそう。それは、彼らが危険を感じたとき、とてもいやな臭いを発するのだとか。特に、てんとう虫の天敵「鳥」には、最悪に苦手な臭いなんですと。だから、鳥はあの姿を見て「うえ~やなヤツがいる!」と、認識。とりあえず近づかないらしいんです。これもまた自然の知恵ですね。そういえば、先日、私が庭で草むしりをしていると、ブルーベリーの枝に、それはそれは色鮮やかな幼虫がいました。新芽を食い尽くされて悔しいから、「捕まえて、うちで飼っているカメのえさにしちゃえー!」と思ってつかんだ瞬間、・・・・いやもう、この世のものとは思えない臭いにおいを発しましたよ。アレには参ったね。

保護色、擬態、警告

こうやって、動物はいろいろな方法で身を守っています。人間は、よほどのことがないかぎり、種としての「敵」に命を狙われることはありませんでした。でも、いま、人間は人間に狙われている。そこで、寄らば大樹の陰で大国に追随したり、欧米と同じような考え、振舞いができる人種のみを評価したり、そうでなければ、逆に突然ミサイルをぶっ放して脅かしてみたり・・・、人間の保護色、擬態、警告とは、動物たちのそれに比べて、美しさも、芸術性も、そして、ちょっとニヤリとさせてくれる自然の知恵もありません。人類の文化が発達するきっかけとは、いつも戦争だったといわれていますが、必要以上に戦い続けるのも、また、自然からかけ離れている。「地球あっての生物」であることを忘れつつある私たちが、上手な保護も、擬態も、警告もないがしろにしていると、いつかぱっくり飲み込まれるよなぁと、そんなことまで考えてしまう、本日の一枚でした。

コメント[9], トラックバック[0]
登録日:2006年 10月 27日 00:26:58

コメント

ずいぶん昔に麒麟児という相撲取りがいて,変わった四股名だなと思っていたら,母が「麒麟児」には「すごく優秀な子供」という意味があることを教えてくれました.
あ,この麒麟は,ビールのラベルに描いてあるほうの麒麟のことか…

でも,なんで首の長いキリンとビールの麒麟が,どちらも「きりん」なんだ?

U・M・E @ 2006年 10月 31日 22:03:24

>U・M・Eさん
あっ、私も「麒麟児」って知ってます♪
でも、そのころまだ「麒麟」なんて漢字読めないから
「キリンジ」という
外国の名前をつけた力士なのかと思ってました(笑

キリンと麒麟の話は、
聞いたことが。
たしか大昔、どっかの国から「ジラフのキリン」をもらった
中国の皇帝が
「わー、すげ。なんだこれっ!
あ、そうかこれが伝説の麒麟か~」
てなことで、麒麟=キリンになったとか。
ほんとかどうか分かりません(爆

また来てね~U・M・Eさん♪

くぼ@赤ウサギ @ 2006年 10月 31日 23:23:45

こちらにコメント書いたの,初めてでしたか..
ちゃんとご挨拶もせずに上がり込みまして,失礼致しました.<(_ _)>

赤ウサギさんのようなお若い方(!)がご存じの麒麟児はたぶん2代目.
初代麒麟児は,後に大関になって「大麒麟(だいきりん)」と改名したんですけど,神童みたいな名前だった「麒麟児」も,年をとると「ただの人」になったみたいで,大関としてはたいした成績を残せずに,引退しました.

ところで季節限定の発泡酒「冬麒麟」,わりと気に入ってます.

U・M・E @ 2006年 11月 01日 11:57:18

 
蛇足までに、中国ではキリンの事を、現在では「長頸鹿」と呼ぶそうです。
 

高瀬 @ 2006年 11月 02日 10:29:20

麒麟児は2代目だったか・・・

いまや「きりんじ」といえばミュージシャンのキリンジしか思い浮かばないんだろうなー、若い人。

きききりん(漢字忘れた)の旧芸名が悠木ちほ(漢字忘れた)だったことも知らないんだろうなー。

すずか @ 2006年 11月 02日 21:24:50

 
………。

麒麟児も悠木千帆も知っている私は、一体どうすればいいのですか(爆
 

高瀬 @ 2006年 11月 02日 22:40:09

ミュージシャンのキリンジ? 知りませーん.
つまり,若い人じゃないってことですかね.
でも気になるからいちおう調べてみました.
ふたりとも,そう若くはないみたいだぞ.

初代麒麟児は昭和40年代に,2代目麒麟児は昭和50年代に活躍してました.
初代が佐賀出身なのは知ってたけど,2代目は千葉県柏市出身なんだそうで.

U・M・E @ 2006年 11月 02日 23:44:20

昔のCMで、座敷に四つ膳が並んでて、右からアサヒ国・加山雄三・キリン児って座ってて、一番左が空席で「や(休場の意)」ってテロップが入ってるの。サッポロが四股名の力士はいなかったからね。で、みんなでサントリービール純生を飲んでて、アサヒ国とキリン児が加山に「あんたが主役」って言うの。急に思い出した。

麒麟児、突貫小僧富士櫻との突っ張りあいは素敵でした。北陣親方になってからの解説も好きよ。

何の話だか・・・。

どすこいテツ @ 2006年 11月 04日 10:01:03

>U・M・Eさん
いえいえいえいえ、以前にもいらしていただいたと存じます(汗
こちらこそ紛らわしいコメントですみませんでした。ところで私、初代麒麟児を存じているのでございます(藁
おじーさん・おばーさんといっしょに、見ておりましたゆえ。そういう世代です。「冬麒麟」んまいのですね☆では、危急の仕事が上がったあかつきには祝杯を(爆

2代目麒麟児、柏市の人なんですか?
それはすごい!ハセキョーと並ぶ柏の有名人だっ♪

>すずかさん
わたし、ミュージシャンの「キリンジ」を存じ上げなくて・・・。それってどんな曲が有名ですか?
悠木千帆は自分の芸名を他人に売ったのでしたよね~たしか。2代目悠木千帆は売れなかったよね。

>高瀬さん
麒麟児、悠木千帆・・・どちらもこの名前で結構長く活躍していたので、かぶっている世代は多いと思いますよ。(と、自分に向けて言ったりもする)

>テツさん
あああ!それ思い出したよ!やってたやってた、うわ~~~なつかすぃ。よく覚えてますね(^・^)
昔のCMって、クリエイターの心意気が今と違うって言うか、何気にすごいものが多いんですよね。

くぼ@赤ウサギ @ 2006年 11月 05日 21:17:04

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久保 まどか
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芸能情報から政治経済ネタまで、幅広く活動中のフリーライター。おしゃれ大好き。ニックネーム「赤ウサギ」の由来は三国志。一日千里を走る「赤兎馬」のごとく、世界のカルチャー&エンタメ情報を駆けめぐります。
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