「心を通わす」

同性関係を法的に許可する条例案、メキシコ市議会で可決 - メキシコ

【メキシコ市/メキシコ 11日 AFP】メキシコ市(Mexico City)議会は10日、同性間の関係を法的に許可する条例案を国内で初めて可決した。
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(c)AFP/Omar TORRES

AFPBB News


少し前にも書いた通り、ネコの里親となるためにお見合いに行ってきた。
 
休みの日に車を走らせ東京を横断、一時的な預かり場所となっているシェルターへと向った。 さすがにお見合いともなると、自分にとっては一大イベント。 出かける前からそわそわとしてしまい、到着した後も、心を落ち着かせる時間が必要となり、すぐには現場入りできなかった。

いざ心を決めて、ビルの4階に位置する、以前はペットホテルと使われていたであろう一部屋に足を踏み入れた時、まずそのニオイに驚いた。 ペット飼育の経験がある自分でもあのニオイには腰を抜かすほど。 ペットホテルとは名ばかりのシェルターである限り、仕方の無いことではあるが、もう少し何とかならぬものか。 そのシェルターには15から20匹ほどのネコが保護されており、どの子もそれなりに可愛く、とたんに撫でてあげたくなってしまったが浮気はいけない。 シェルターの責任者にひとまず挨拶をして、問い合わせていたお目当てのネコちゃんの下へと足を運ぶこととした。 果たして、他の猫たちは自由に駆け回っているにもかかわらず、その子だけはケージに隔離されており、その瞬間何かがおかしいと感じた。 

話を伺ってみると、生後約1年半のこのネコは、保護されてから抱っこされることもほとんど無く、人間に対して心を開くことをせずにここまで生きてきたらしい。 見るからに人間を信用せず、不信感をあらわにするこの子を不憫に思う反面、自分の無力さもまざまざと見せ付けられる感じもした。 どうにかしてあげたいと思ってもどうにも出来ない。 どうして良いかわからない。 その場に立ち尽くすだけであった。 それまでは、色々な楽しいことを想像しながら、これからの生活の中で1エレメントとして存在するはずであったマリーアの面影は、このネコちゃんからは微塵にも感じ取ることが出来なかった。 いざ、本人を目の前にして、少しでも心の隙間を通して感じられる「愛情」の受け渡し、もしくはその可能性が感知できるのであれば、時間をかけてでもこの子を救ってあげることが出来るのに。 そんな、どこにぶつけて良いのかわからない悲しみと、怒りを抱えながら、自分たちはシェルターを後にした。

帰路、何ともいえないような空気に包まれ、自然と自分ら二人の間にもぎこちない雰囲気が漂い、楽しいはずの一日は完全なるシリツボミの形をとることとなり、少しけんかもした。 そんな中、自分らがネコ一匹の里親となることの難しさを話し合い、何度も「仕方ない」と繰り返したが、ぬぐいきれないやるせなさが消えることは決してなかった。 

生命のあるもの、それが一体なんであろうと、そこには心の存在がある。 その心の扉をいったん閉めてしまうと、そこから感じられるものは一切無くなる。 なくなるどころか、その閉じた心の周りをどんよりとしたものが覆い、内部に潜むであろう、暖かいものを一切感知させなくなる。 今回、自分らに悲しみを与えたものは、この部分。 マリーアの心の中にあるものをこれっぽっちも感じることが出来なかった。 自分たちが勝手に想像し、立てたプランが台無しになったからではない。 そんなことはどっちでも良い。 それよりも、マリーアの心そのものから外部のもの、すなわち自分たちを拒絶し、そしてこれからも拒絶し続けるかの如く、その小さな体に宿る心を閉ざし続けたから。 

変な話ではあるが、心を少しでも通わせることが出来るのであれば、色々な絵が見えてくる。 単なる妄想といわれてしまいそうな話ではあるが、実際にそれは見えるし、感じることが出来る。 しかし、マリーアは自分にそれをさせてくれなかった。 今まで、そんなことはありえなかったのに。 本心から、それを拒絶した。 思い出す今でも悲しみがこみ上げてくる。

色々な面で自分にもう少し余裕があったのなら、違う結果となっていたのか...

Art of 「心を通わす」
単なる言い回しではない
そこから全てが始まる
今回、それを痛感した

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登録日:2006年 11月 11日 21:15:37

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