2006年 12月 31日

アート

幸せを運ぶビール?ボトルの表面に微笑むブッダ - オーストラリア

【シドニー/オーストラリア 20日 AFP】緑色のボトルの表面に「微笑むブッダ」のレリーフが施されたオーストリア製ビール「ラッキー・ビール(Lucky Beer)」が話題を呼んでいる。このライトビールを製造したPhilip Smouha社によると、「飲んでいる人の顔にも幸せの微笑みが浮かぶように」との願いをこめて、このボトル・デザインが採用されたという。写真は21日、シドニー(Sydney)のオペラハウスの前で撮影された「ラッキー・ビール」のボトル。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD

AFPBB News


時間的に考えても、このエントリーが今年最後のものとなるはず。
毎回、月4回を目標に書いてきたこのブログではあるが、いつも月末には「どうしよう」状態となっていたのが現状。 今回も、もちろん例に漏れずこんな時間となってしまった。 1週間前には、ゆっくりとした大晦日を過ごす予定となっていたはずだったのであるが、事はそううまくは運ばないらしい。 自分のルーズさを考えたら当然の結果である。

で、一体何を書けばよいのやらと迷いつつも、こうしてキーボードを叩いているわけであるが、なんとなく、このような流浪なペースでことを進めるのもまた一考かと思えてきた。 読み手にとってみたら、失礼極まりないことも承知している。 しかし、ここはひとつ皆様に甘えてみようかと。 今までも、のらりくらりと書き続けてきたわけであるし。

さて、数ヶ月間にわたってしつこいほどに「Art of …」と書き続け、半分押し付けがましく日常のなんでもない事象を取り上げてきた訳ではあるが、ここいらでその真意をほんの少しだけ明かしてみたいと思う。 

自分たちはいわゆる「アート」に携わって毎日の生活を営んでいる。 かといって、毎日のようにキャンバスと向き合い、苦悩する日々をすごしているわけでもない。 木槌とのみを握り、木の塊の中に存在する「形」を見極めるため何時間もの間、じぃっと座り込むこともしなければ、モノを作ることに全情熱を注ぐこともしない。 それは「アート」に携わるうえでの絶対的存在では無い。 少なくとも自分たちはそう思う。 

「アート」はモノでは無い。

平たく言うと、彫刻や絵画、そしてパフォーマンスなどの「表現」だけが「アート」として存在するのではない。 商業主義において、モノに価値付けをしなくてはならない行程があるために、何かしらの形あるモノが必要なだけなのである。 それは果たして、彫刻であり、絵画となる。 いたって自然な成り行きで、それはアーティストが表現し、作り上げた「プロダクト」にその価値を置くこととなっただけの話である。 

そうすると、歴史上何度も繰り返されてきた質問が飛び出してくる。 
「アートってなに?」
はっきりとした言葉でそれを指し示すのは難しい。 しかしそれは確実に存在する。 そしてそれは、アーティストの特権でもなんでもない。 ただ、それを言葉にすることが難しいのは、そんな定義が存在しないところで、無理やりそれを言葉にしようとしているから。 「アート」の定義なんてものは、少なくともパブリックになりえない。 あるとすれば、個人個人のなかに存在するくらいである。 モノに価値を与えるのも、そしてそれを見出すのも、本来ならば個人の仕事であり、決して識者や専門家の口出しする幕ではないはずである。 自分が好きな食べものを料理専門家がいくらけなそうとも、それはやはり自分にとっておいしいものに変わりはないし、そこで嫌いになることの方がよっぽど難しい。 「アート」もそれと同じである。 いや、好きな食べ物を食べて、幸せな気分になれること自体が「アート」であってもおかしくは無い。 自分の価値観を大切にすること、「アート」とはそれ以外のなんでもない。
 
こんなことをいくら書いたところで、説得力が無いことは百も承知している。 それだからこそ、過去数ヶ月間にわたり、何の脈絡も無いような事をだらだらと羅列してきた。 しかし、どれひとつとってみても、自分にとっては大切なことであり、信じていることとなっている。 心が直に反応すること、それが一番大事に思える。 自分たちはそれ以外の「アート」を知らないし、尚且つそれ以上のものも望んではいない。 

究極的には、大切なものが「アート」と呼ばれようがそうでなかろうが関係ない。 ただ単に大切なものは大切なだけ。

Art of 「アート」
「アート」は等身大

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登録日:2006年 12月 31日 20:29:15

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