2007年 01月 27日

懐かしい光景

重さ2.5キログラムの特大レモンを有機栽培 - キプロス

【ニコシア/キプロス 7日 AFP】キプロス共和国の首都ニコシア(Nicosia)から30キロメートル南東にあるPsevdas村では、化学肥料を一切使わずに特大レモンが有機栽培されている。これらのレモンは、直径が10~20センチメートル、重さは1.5~2.5キログラムもある。写真は6日、祖母の庭の木になった特大レモン(右)と普通のレモンを手にするEvangelia Stavrinouちゃん。(c)AFP/LAURA BOUSHNAK

AFPBB News


久しぶりに実家に戻ってゆっくりとした。
久しぶりといっても、お正月に一度、戻っているのでそんなにも久しぶりではないか。 まあ、ゆっくりとした時間を実家で過ごすのが久しぶりと言った方が正確なところ。 実家から離れて暮らしている人、もしくはその経験がある人なら解って貰えると思うが、久しぶりに「戻ってきた」と実感する瞬間というのは、一歩家に足を踏み入れた瞬間の「実家のニオイ」ではないかと思う。 どの家にもその家独特の「ニオイ」があるとは思うが、面白いことにこの「実家のニオイ」には人間、瞬時に反応を示すようだ。 普段なら、慣れ親しんだものにはあまり気付かないものである。 しかし、この「実家のニオイ」に対しては、ピンッと来るものがある。 他の人の家にお邪魔する際にもその家のニオイには気付くものの、それは次の瞬間には当たり前のものとして自分の感覚を刺激することは無い。 もちろん、あまりにもひどい悪臭がたちこめる状況なら、話は変わってくるであろうが、幸運にも、自分はまだそのような状況に出くわしたことはない。 正直な話、そんな状況にはこれからも陥りたくは無いものである。

ちょっとしたことが、五感の深いところを刺激してくるのが実家の恐ろしいところであり、そしてまたすばらしい部分でもある。 今回の実家凱旋では、何もせずに本当にゆっくりとして無防備になっていたことも関係しているとは思うが、色々な小さなことが自分の感覚をストレートに刺激してきた。 

ひかり
家の中に差し込んでくる光の感じがとても懐かしく感じた。 自分が起きてきて、歯を磨き、顔を洗ってコーヒーを入れているときにそれを実感した。 懐かしく思うと同時に、自分が小さい頃の家の中の様子が、ぼんやりとではあるが、フラッシュバックした。 内装工事や、模様替えを繰り返し、家の中は結構変わっているにもかかわらず、本当に小さい頃の家の様子が記憶の中から蘇ってきたのである。 おかしなものだと、少し考え込んでいたら、あることに気がついた。 家は同じ場所に立っており、太陽は同じ方向から昇り、そして沈むこと。 そう、いくら色々なことが変わろうとも、窓の位置が同じなら、差し込んでくる太陽の光もこれまた同じなのである。 しかし、仮に、実家とまったく同じ条件で家を建て、まったく同じ条件の下、コーヒーを入れたとしてもこのようなフラッシュバックはおそらく起きないであろう。 長年の間に染み付いたニオイや床のある特定の場所から聞こえる「ガタピシ」音。 このような色々なエレメントが重なり、そこで初めて記憶の蘇りは起きるのではないか。 自分の感覚の中で、様々な慣れ親しんだエレメントが蓄積され、表面張力的にバランスを保っていたものが、太陽の光で一気にあふれ出たのではないのであろうか。


寝ていると、外から聞こえてくる音の方角が違う。 当たり前の話ではあるが、かなりの違和感を感じるものである。 その慣れ親しんだ音の流れが深い眠りへと誘ってくれるのも、これまた事実である。 しかし、家族の誰かが階段を上ってくる音が、寝ている自分の耳に聞こえてくるあれは勘弁して貰いたい。 今にも「学校に遅刻するよ」と、少しイライラ気味の母の声が聞こえてきそうである。 ゆっくりと寝ていたのに、体に染み付いた実家のリズムが素直に反応する。 

やはり、長年住んでいたせいであろう、色々なものが体に染み付いている。 実家ではそれら全てが一度に襲ってくるわけであるから、おかしなことが起きても不思議ではない。 唯一、起こらなかったことといえば、生前、良くしてくれたおばあちゃんが会いに来てくれなかったことくらいである。

Art of 実家
履いてきた靴下をついでに洗濯してもらった
あると思った代えの靴下が見当たらない
帰りは石田純一ばりにノーソックス

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登録日:2007年 01月 27日 22:35:50

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帰国後、人生の荒波にもまれながらも作品制作継続中。

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