アフガンにおける内訌と角逐にみる時の移ろい


 やはり時代は移ろっていくということなのか。

 感覚的にしか言えないので語弊その他の弊害を招くことを承知で恐れずに言うが、ブッシュ政権によるタリバン掃討作戦完了を受けて発足した政権首班がカルザイ氏だったことを振り返ると、カルザイ氏の大統領再選が阻まれるのは、必然のような気がしてならない。

 ブッシュに代表されるアメリカの新世紀プロジェクト周辺の人々とは対極にあるとされる人々がアメリカの政権を運営を引き継いだのだから、ブッシュ政権の取引先であるカルザイ政権もまた次の政権への引継ぎ途上にあったと、筆者はまず見る。

 しかし、カルザイ氏もそこは人間。取り巻きの人々の権益と自らの利権は、この引継ぎ際に来て、やはり手放したくないからこそ、選挙工作を通じてありとあらゆる手段を講じて、これらを含め汝自らを守ろうとしているのだろう、と次の思惟に移るのである。

 そしてアブドゥラ氏は、(オバマ政権とのつながりはさておき)カルザイ氏のカウンターパートなのだろう。そこのところを民主党政権も岡田幹事長が現地出向く形で、何事か確認作業の必要性を認識していたのではないか。この辺は、今回の国政選挙以前から準備されていたのだろう。

 アメリカの動向は、それはそれ。各国の動向もそれはそれ。民主党政権が「確認に出向いて宜しいでしょうか」と各国に問えば、彼らも「どうぞ主権の範囲内でご存分に」となったのだろう、と思量する。

 マイケル・ウォールバーグ氏の作品映画に、このAFPニュース、そして昨今の時事関係のブログや報道各社の記事を斜め読みすると、そんな感慨を抱くのであるが。

 相変わらず浅薄さが抜けない記事になってしまった。

 それにしても、アフガニスタンのあの乾燥した風土、そして標高の高い地形。

 そして手のつけられないほどの治安の悪さにくわえ、主要産業である農業生産の崩壊的状況。

 まさに麻薬の生産が広がるのに、(良くないことだが)似つかわしいと看做さざるをえない社会と環境の情勢が彼の国には備わっているといえないだろうか。

 オイルから原子力へ(エコという髪飾りで脚色されてはいるが)、テロから麻薬へ、封じ込めても封じ込めてもいたちごっこ的な状況は果てしなく続いていくと、筆者は勝手に思ってしまう

うーん。

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登録日:2009年 10月 12日 10:09:01

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