数々の勢力による興亡をながめながら思うこと


バラク・オバマ合衆国大統領を支える一派が、果たしてどのような人々により構成されているかは、実は正確に分析したことがないのだが、おそらくは、原子力発電と、ITによる住民統制と、課税強化を望む人々の集合体であることは間違いないであろう。

 前政権の後ろ盾としては、アメリカの新世紀プロジェクトに代表される、覇権主義的集団がそうであるのは言を待たない。

 目下政権の表舞台にはオバマ一派(社会事業派とでも名づけよう)が躍り出ているとすれば、アメリカの新世紀プロジェクト一派はその様子を舞台袖で爪を噛んで見遣っているに違いない。

 イギリスでも、ブレア前政権一派をオフェンシブ・リアリスト的エスタブリッシュメントとでも名づけるとすれば、ゴードン・ブラウン現政権一派は均衡安定型規律重視派とでも名づけるべきであろうか、彼らが暗闘する最中に、EUという格好の草刈場に、ブレア一派が躍り出た格好となっているのであろう。

 単なる欧州代表か、それとも欧州元首か、各国の元首との関係や意味作用についての一定の合意形成もないまま、誰か選んでおかないといけないとだけ思ったわけでもないだろうが、EU大統領選はその求められるべき人材像が明確でないまま、「昔の名前で出ている」元イケメン政治家が最有力候補に躍り出ている格好のように映る。

 そもそもが英国の三枚舌外交が、今日の中東問題を生み出しているにもかかわらず、EU大統領がなぜ英国から選ばれるのであろうか。

 やはり利権調整には、その手引き役がぜひとも選出されていないと、算段通りにいかないのであろうか。

 オフェンシブ・リアリストは強い。

 オバマの次は、ヒラリー・ローダム・クリントン、その次はコンドリーザ・ライス氏が合衆国大統領となるのだろうか。

党務に専念している小沢幹事長周辺の動きはどうなのだろう。

 このたびの国政選挙で落選した候補者をかき集め、自民党の弱体化をはかりつつ、自らの支援者を集合して、新党結成などという動きにはならないのだろうか(以上、一部日刊ゲンダイより援用)。

 この事態を各国の王侯たちや宗教的権威(日本国天皇、ローマ教皇、エリザベスⅡ世女王、ダライ・ラマ14世ら)はどのように見るのだろうか。

 ある一方の勢力が勃興すると、さらにもう一方の勢力はその没落を待望するか、またはそのように画策し、どちらか一方の終身的独裁状態は一過的であるのが人類史の趨勢、ではあるが。

 ガリア遠征から戻ったカエサルでさえも、終身独裁官から尊厳者を経て帝位に就こうとしたが、友邦らに惨殺されたのだから。

 うーん。

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登録日:2009年 10月 13日 00:21:32

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吉田正登
吉田正登
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