2007年 04月 06日

女性の就業と子供の教育費と出生率

気候変動政府間パネル、「1.5-2.5度の気温上昇で動植物の30%が絶滅」 - ベルギー

【ブリュッセル/ベルギー 6日 AFP】国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ(Rajendra Pachauri)議長は6日、ブリュッセルで開催中の第2作業部会において、「気候変動がもたらす社会的・経済的影響に関する報告書」の提出に合意したと発表。
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(c)AFP/GERARD CERLES

AFPBB News


ベルギーに長くいた経験から、ベルギーと日本とを少し比較してみたいと思います。

ベルギーにおける女性の就業に関して、特に出産、その後の育児にあたり、政府・地方自治体(コミューン)の支援が充実しています。その結果として、明確には調べていませんが、出生率がかなり是正されています。

具体的な支援として、いろいろな社会福祉が充実している背景もありますが、まず大学までの教育費が日本に比べて非常に安いことが挙げられます。勉強したければ、大学まで経済的負担(授業料が私立、効率関係なく年額10万円くらい)が本当に少なく皆進学できます。これに対し、日本は大学までの教育費が高く、可処分所得の多くを占め、私自身は3人目の子供を考えたときこの点で躊躇した経緯があるぐらいです。

次に出産前後のサポートですが、これも様々あります。産休が充実しています。また、所謂、ベビーシッターが必要な赤ちゃんについては、コミューンで、ベイビーシッターを仲介紹介する、料金的にも非常に安い制度もあります。

更に、子供の養育費として、毎月、母親の口座へ政府より補助金(数万円前後/子供)が高校を卒業するくらいまで支給される制度もあります。小中学校(多分、高校も)の教育費も基本的に無料と聞いています。職場、近所も2-3人またはそれ以上の数の子供がいる家庭が多かったように思います。

ベルギー人からみると日本の税金は少なくて良い様に見えるらしいです。確かにベルギーは、直接税で40-50%とられ、VAT(消費税)が21%と税負担が多い国ではあります。

しかし、街の中心から車で20分くらいのところに2300平方メートルの土地に200平方メートルの立派な住宅が3000万円で買える住環境、ほぼ無料の教育費、スポーツ施設、
趣味娯楽の施設の充実などを考えると羨ましい限りです。

日本とベルギー、直接的な税負担、住環境、コミューンの充実ぶり等全てを総合的に判断すると、さて、どちらがいいのでしょうか?転職と同じで非常に悩むところです。自分自身の大切にしたいもの、判断基準、価値観を意識しながら一所懸命悩むしかないのかもしれません。

カテゴリー[ 高木 義博 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 04月 06日 20:12:44

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