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ビジネスキャリア的、村上ファンド事件考察

http://www.afpbb.com/article/644722
(閣僚会議で陳謝=村上ファンド拠出問題 (c)時事通信社)

ついに、福井日銀総裁までもが、「魔女狩り」の対象になっているようだ。
福井総裁は、知る人ぞ知る、大変に素晴らしい人格者であり、能力の高い優秀な方、まさにこの難しい時期の日銀総裁になるために、生まれてきたような方である。その人柄は、気さくで庶民的、決して偉ぶることなく、どんなテーマも真剣に議論し、そして常に思いやりを忘れない。その能力は、この数年の金融政策運営において、結果的に日本経済を長いトンネルから抜け出させることに大きく貢献した、立役者の一人である。また、その見識、能力は広く海外の金融界においても知られるところ。何もしないで、ひな壇に座っているだけの閣僚などとは異なり、仮に辞任というような事態に至れば、世界経済に大きな混乱を巻き起こすであろうといわれている。
そんな人が、民間にいた時代、若いはねっかえりのチャレンジャーへの「応援」として、ポケットマネーの1000万円を投資した。日銀総裁就任時に、他の株式を含め信託しなかったことは、「ミステーク」であったかもしれない。しかし、ルールを破ったわけではない。冷静に考えれば、せいぜい、ここはPKを与えるか、「イエローカード」を出すか、まあその中間くらいだろう。

ところが、マスコミはここぞとばかり書き立てる。まるで、儲かっていることが悪いかのように。やはり、村上さんが記者会見で言っていたように、日本では、金儲けは許されない行為なのでしょうか?少し話がそれたが、福井総裁は辞めるべきでないし、やめることは有り得ないと思う。そんなことが起きれば、それこそ、衆愚政治が国を危うくする行為である。

さて、ここをビジネスキャリア的に考えると、どうなるか?かくも世の中は振れていくもの、これは社会も企業も同じ。トップや上司が変われば、おのずと全体の雰囲気も変わり、従来の英雄が非難され、日陰の存在が脚光を浴びる、それはよくある事である。
でも、雰囲気、というものの本質は何であろう?かよう、福井総裁の件のごとく、極めて情緒的なもので、一部の人がかもし出しているに過ぎないものである。本質を知る人は付和雷同しない。じっと状況を見ている。周囲の雰囲気に流されること無く、常に自分が信じるところの本質に根ざした行動を続けていくことが、重要なのだと思う。一時の風に、あたふたしてはいけない。
でも、一時の風ではなく、すっかり全体が変わってしまい、それが恒久化し、なおかつ自分の居心地が悪いとしたら、、、そのときは、自分を変えるか、自分の居場所を変えるときなのかもしれません。

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登録日:2006年 06月 16日 16:48:05

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