Self Indulgence Vol.1

医療サービスや健康産業が外国人に大人気 - タイ

【バンコク/タイ 6日 AFP】タイで、医療サービスや健康産業の収益が年々伸びている。2005年に231億バーツ(約744億8600万円)だった医療サービス産業の収益は、2006年には274億バーツ(約883億5150万円)に達する見込み。治療を含めた保養先や温泉などが外国人に人気で、2005年には460万人が温泉保養を目的に、128万人が医療機関の患者として海外から訪れている。写真は、バンコク(Bangkok)中心部の「S医療温泉」でハイドロセラピー(水療法)を受ける人(10月26日撮影)。(c)AFP/Saeed KHAN

AFPBB News


1. アレルギー百面相

ふと気づいたころにはすでにアレルギーぎみであった。このアレルギー、きわめて性質が悪く、数年ごとに姿かたちを変えてやってくる。年齢やおかれた状況など、さまざまな境遇でがんばって生きようとしている私に悪魔のささやきで忍び寄り、いつまでたっても立ち去ってくれない。いつもこっそりと背後に隠れていて、ここぞとばかりに私を餌食にするのだ。そんな怪人20面相的アレルギーと、いつまでお付き合いしなければならないのだろう。...

***

なぜこんなことを書いているのかというと、実は最近少々体調を崩してしまい、風邪をこじらせたと心配になりながら病院に行ったら、「アレルギー症状」との診断。たぶん、アレルギー症状は関係しているのだろうなぁ、と思っていたので、半ば「またか・・・」という気分になった。

まず身近なところから、環境と体質改善をしなければならないことはわかっているのだが、アレルギー退治に根気がいることは、これまでにも何度か経験している。さて、どうしたものだろう。

もともと、自然に囲まれて体を動かすことは好きだ。でも、仕事柄どうしても、頭の中だけでいろいろなところを旅したり、見たり感じたりするほうが多くなり、自分自身の体そのものをないがしろにしがちである。

時間のやりくりがもうすこしうまくなれば、定期的な運動の場を設けたり、気になる里山ハイクやサイクリングをしたり、海辺で過ごしたりしたいのだが、なかなかそうも行かない。そうこういっているうちに、ちょっと弱るとすぐにアレルギーが襲ってくる始末だ。

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さて、ホテルや旅館、レジャー施設の取材を通して、顧客マーケティングの話にもなると、多大なる顧客層である「お年頃の働く女性は、自分を癒すために、あるいは美しくなるために、大変なお金をはたく」という話は当たり前のように打てば響く。

アロマセラピークリニックやヒーリングサロンの取材にいったりすると、インタビューやら撮影やらをするかたわらで、「体験取材をどうぞ」をおすすめされることも、珍しくはない。そこで義務的に癒し体験をすることになる。

だが、実にウットリするような気持ちのいいアロマエステ体験を味わったこともあれば、処方が間違えたのか、顔と足が真っ赤にはれ上がってしまった最悪のスパ・エステに出会ったこともある。あるいは仕事中だというのに完全に骨抜きにされてしまったリフレクソロジーなどもある。

とある有名な温泉地に取材をした際に入った温泉風呂は、有効成分が強すぎたせいでのぼせ、あるいは肌が赤やけしたような状態になってしまった。どの成分がどうきくのかいまひとつ勉強が足りていない私も悪いのだが、一様に「スパ」といってもすべてよいとは限らないことくらいはわかる。

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こうした体験から知ったのは、マッサージやツボ、人間がこれまで培ってきた知恵は敬うべきで、とにかくその人にとってよかれあしかれ効果があるということである。それこそ、自分にぴったりあったものを見つけることができたら、それは一生のお友達となるに違いない。アレルギー百面相撃退も含め、体質改善にはこの「お友達」はかなり有効であろう。

でも、実に庶民の目から、ホテルのようなオシャレなところのヒーリングサロンや癒し系サービスは、とてもではないがお高すぎる。一歩足を踏み入れた瞬間から、これは特に日本に多いが、「いたれりつくせり」をされすぎて、逆にあとで疲れてしまう。これではいけない。求めるものは、体力を消耗するエンタメではないからだ。

また、国内温泉旅行や海外への癒し系旅行は、手ごろな傾向があるものの、結局は交通費と時間の余裕がいる。それにこれらすべて、毎日できるようなものでもないのである。(Vol.2へ続く)

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登録日:2006年 11月 11日 12:53:56

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福嶋 美香
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◆経歴:ふくしまみか
ライター・ジャーナリスト・エディター。東京生まれ千葉育ち。千葉県八千代市在住。玉川大学文学部外国語学科を卒業後、広告制作会社、新聞社勤務を経てフリーランスとなり、日本や海外で活動中。「ガンダーラ・ハウス」は気軽なエッセイ集です。近況などは上記「ブログ」のリンクからどうぞ。
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