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ノゾキミ
この数カ月、実家近くにあるわりと大き目の近所の公園がお色直しをするというので、その周囲が白い壁で覆われるようになった。高さ5,6メートルはあるだろう白い鉄板は、公園の四方を囲んでいる。はじめそれが現れたときは視界が遮られて、ずいぶん圧迫感を感じたものだけれど、数週間もすると慣れてしまった。その白い壁、四隅の一部が透明になっていて、公園の中が今どのような状態になっているの見渡せるようになっている。あたりを歩く大人たちや、その公園で遊ぶのを心待ちにしている子供たちが、なんのきなしに足をとめて思わず「のぞき見」をするその心理は、年齢性別を問わずほぼ同じのようだ。入ってはいけませんと言われると余計見たくなる。見れる部分が少ないともっと見たくなる。好奇心はそうした単純なメカニズムから刺激されることも多い。
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登録日:2012年 02月 14日 17:01:31
ひらけごま あご関節症日記 第5話
いろいろなことがあった2011年ももうすぐ終わり。想定外だったあご関節症を自覚してから約5カ月が経過した。その後どうなったかというと、まだ痛みはちょっと残っているけれど、難なくあくびもできるようになり、食事で固いものを食べても気にならなくなり、思い切り開いた口には指がちゃんと三本余裕で入るようになるまでに改善した。9月にマウスピースを処方してもらってから、欠かさずこつこつと毎晩寝るときにはこれを装着して、お風呂に入っているときや1人でいるときにはよく口を開く練習をした。まだ完ぺきに治ったとは言えないので注意しなければならないけれども、やはり何事も時間をかけてじっくりと取り組まないとよくならないこともあるのだと、つくづく思い知らされた。ところで今年も12月まで毎日休みもせずにさまざまなことに取り組んできたのだけれど、知らぬ間に疲れがたまっていたのか、この1週間とっぷりと風邪をひいて、寝込んでしまった。数日間ろくにごはんを食べることもできずひたすらベッドの中。こんなことは10年ぶりくらいのことで自分でも入院生活のような日々に驚いたくらいだ。幸い新年はなんとか気分よく過ごせそうになるまで回復した。とにかくそういうことで、想定外ばかりの今年。来年は質実ともに幸せでよい年になりますように。
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登録日:2011年 12月 30日 14:41:42
ひらけごま あご関節症日記 第4話
マウスピースとやらをはめてから数日間、扱いが不慣れなせいかあまり心地よい気がしなかった。けれどもちょうど夜の間だけそれをはめて、日中は(人の見ていないところで)できるだけカイコー練習を心掛けて1週間も過ぎたころから、口が以前に比べると自由に開くようになってきた。
なんとも、大袈裟なしにわずかな光を見るような気分。マウスピースもつけたてのころよりは違和感が減ったし、指は縦に並べて2・5本分くらいが入るようになってきた。それでも、それまでのところわかったのは、気候や体調によって開き具合が異なるのは明らかだということ。日によっては前日よりもつらいときもあったり、逆にその翌日には問題などなかったように違和感が減っていたりと、けっこう予測不能なのだ。
人並みに開くようになってきたのはいいけれど、まだ痛みは完全に消えていない。問題は食べ物だ。固くて大きなものはもってのほかで、それでもとにかく小さく切ればけっこうスムーズに食べられるようになってきたのは進歩だった。たくあんは辛くても、「きゅうりのきゅうちゃん」くらいだったらなんとかしのげる。
ようやく口が開くようになってきたので、診療してもらっているクリニックで、ついでに定期健診もしてもらったりしながら、さらに2週間目には2・5本から2・7本くらいには開くようになってきたし、無理をするとまだ痛みが走るけれどもぎしぎしした感じはしなくなってきた。
症状を報告しながら先生に聞いてみた。「こんな調子でいってちゃんと治ることはあるんでしょうか」。すると、「そうですねぇ。とにかくこういうのは、一度なってしまった以上、その理由は何であれ辛抱強く付き合っていくしかないんです。特に福嶋さんの場合はストレスなんかも影響しているかもしれないし。とにかく、忘れないで必ず1日に何度かはお口を開くようにしてくださいね。そうしているぶんには、また前のように開くのさえ大変、てことにはならないはずですから。当面はじっくりとその症状に付き合っていくことしかありませんね…」とのこと。
そういえばこの症状そのものに、おそるべき速さで順応して慣れてきてしまっている自分に気づく。それでも、思い切りあくびをしたり、思い切り口を開いて大きな食べ物にかぶりつく、なんてことは、しばらく怖くてできそうにないなぁと思う残暑での出来事だった。
第5話に続く
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登録日:2011年 11月 04日 17:49:16
ひらけごま あご関節症日記 第3話
4日後の8月下旬、再びクリニックへ。残暑厳しい中、待合室でほてりを静めていると、座ったソファの前の案内板に、「こちらをご覧ください→」という張り紙がしてあったので、何だろうと興味をもって→の先にある情報を見てみた。するとそこには東日本大震災が起きて間もない3月、千葉県内に拠点を置いている歯科医の先生たちが有志で集まり、被災地へ「ビーバー号」という歯科治療の車を出動したそのときの様子をレポートする、大判新聞のようなポスターが張ってあった。
ポスターによれば、まだ寒く雪がちらつき、水が不足する厳しい環境の被災地で、地震・津波の被害のストレスによって歯や歯茎などの具合を悪化させた患者さんも多かったことなどをはじめ、そのほかもろもろの現地での活動や実績・成果などを紹介していた。そういえば初診で先生は、わたしの「顎関節症」発症の理由について「ひょっとしたらストレスもあるかもしれません」といことをお話されていた。わたしが抱えるストレスなどたかが知れているとはいっても、心が抱える問題は、どんな人でも意外なときに以外なかたちでその反動が現れることは多いもの。ましてや経験したことのない厳しい環境に立たされたりすると、日ごろ大丈夫と思っていた人さえも、急に体調を深刻なレベルまで崩してしまうことも珍しくはないのだなとつくづく感じた。
さて、前回の診療から今日まで4日が経過していて、その間わたしはつとめて「カイコー練習」を欠かさずにいた。(※しかしあまりにこの練習に熱心になりすぎると、公式の場、人に会う機会などでも誤って口を開く癖を披露してしまいそうになりそうだから気をつけなければ・・・とも思った次第)その結果といえば結果なのかもしれないけれど、わたしの口は最初の日よりも若干、縦方向には3ミリ程度広く開くようになった。指は2・5本がかろうじて入る程度で、それ以上こじ開けるようにすると依然として痛くてツライ。ちなみに横方向に開くときにはまったく痛みがなくて、かえっていつもよりいいくらいの調子。
その日は、前回型を取ったマウスピースがわたしの目の前に初めてお披露目された。「これがマウスピースなんですけどね」と先生は使い方について説明をしてくれた。「はじめは違和感があるかもしれませんけど、すぐに慣れて行くと思いますので、まずは続けてみてください」とのこと。マウスピースは、透明の固いプラスチック素材で丁寧につくられていた。ほぼ2ミリの厚さで、当然ながらわたしの上の歯型の形をしている。実際はめてみると、上の歯が半分すっぽりはまる深さに仕上げられてある。はじめ、なんだか妙に窮屈なものをはめたなという感触。「これをずっと毎日するんですか??」と聞くと、先生が「あ、昼はいいんですよ。夜寝るときだけでいいですからね・笑」と言うのでほっとした。具体的な効能としては、このマウスピースをすることによって、寝ている間だけでもあごと頭蓋骨との間に少し余裕が生まれてリラックスできるようになり、その結果少しずつ症状が改善に向かっていくことを期待するものだということ。
早速その夜、お風呂の中で温まりながらゆっくり顎を動かしたりして、就寝前にもう一度歯を磨いてから、マウスピースをはめこんでみた。なんだか不自然な異物が口に入ったような感じだったけれど、5分もすると気にならなくなり、その日もすっかり疲れていたせいもあって、まだまだ熱帯夜が続いている中でもぐっすりと眠った。朝起きると、不思議なことにさらに0.5ミリくらいは多く、そしてすっとスムーズに開くようになっていた。「おっ、いい感じ」、と思った瞬間大きなあくびが出た。けれど、あくびを完全復活するまでにはまだ残念ながら至らず。でもほんの微々たるものであっても、実感として開きやすくなっているのが分かったのは前進だ。これと一緒に、私はまだまだ、こつこつとカイコー練習を続けなければいけない身なのだから。
第4話に続く
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登録日:2011年 10月 02日 16:02:10
ひらけごま あご関節症日記 第2話
行きつけの歯科クリニックの椅子に座り、医師の先生が指摘した現実に私はちょっとびっくりした。先生曰く、「お口をあけてくださいね。そして指が何本入りますか?」 わたしはぎくしゃくした口を思い切り開いて、指を差し入れた。すると指は縦に並べて2本が苦し紛れに入る程度だった。先生は、「あぁ、普通ですと指はですね、3本入るはずなんです。指の太さを1センチとして、つまり3センチが開くことになるんですね。けれども福嶋さんの場合は2センチくらいということです。う~ん、いまけっこうおつらいですよね?」
「はぃ・・・」と弱弱しく答えるしかない。言われて初めて気付いたけれど、確かにこの症状が出たその日から、わたしの食生活は格段に不便に感じられるようになった。なんせ口が普通に開かないのだから、いつもなら何も意識せずに食べられていたものが、口の中に入りにくい。そのために食べ物はだいたい小さく切り刻んで口に運ぶしかない。無理やり口をこじ開けられるほど柔らかく顎が動かないし、第一そこまでするととっても痛い。嗚呼。。。普通ならなんのストレスもなく、がばっと縦に開けば3本くらいは余裕で入るとは、そういえばごもっとも。けれど私の口はそれすらできない。おちょぼ口が大和撫子らしくてよいなんていえる状況ではなかった。
先生はこう続けた。「何か思いあたる原因はございますか? 例えば頬杖をする癖があるとかなんですが」 そう言われると、どうだったろうか?わたしは「いやそうでもないとおもうんですけど・・・」とあいまいに答えた。なにせ突然のことだし、はっきりとした原因が思い当たらない。先生はこう説明してくれた。「こうしたことは、季節の変わり目なんかによく起きることもあるんですね。ストレスも関係しているかもしれません。福嶋さんの場合ははっきりしたことがわからないので、複合的な理由だと思われます。いずれにしても、今頭蓋骨とあごの間のクッションが少しずれてしまって、それで開きにくく、痛みがあるのでこれを少しずつ修正しないといけませんね」。さらに、「このまま痛い、痛いと言ってお口を開かないまま放っておきますと、かえってもっと開かなくなってしまう可能性があるんです。ですからお口を開く練習をしていかないといけませんね。それで、少しでも負担を和らげるためにも、マウスピースをおつくりするので、それで様子をみてみることにしましょうか」。そして、歯の治療も兼ねていたため、先生はこう続けた。「で、お口がある程度開くようになってからでないと、歯の検診もちょっとつらいですよね?」
ということで私は、生まれてはじめて「マウスピース」をオーダーメードでつくることになった。マウスピース? ボクサーが試合のときに入れているあれのこと? 「明日のジョー」や「ロッキー」で、口の中から飛び出すあれのこと? うーんでも、先生がいいというのだからと、わたしはまな板の上のコイになって歯型をとったのだった。マウスピースの仕上がりは1週間後。その間、痛みどめと抗生物質が処方され、「お口を開く練習をできるだけしてみてください。開口(かいこう)練習というのですけどね」とのこと。現時点での練習のポイントとしては、できるだけお風呂に入ったりしながら温めて、開いていくこと。口をどんな形でもいいから自分で出来るだけ開きやすいと思われる角度を探しながら無理しない程度にいろいろ試行錯誤してみること、ということだった。マウスピースにお目見えする前に、まず義務づけられた「カイコー練習」。現在のカイコーは指2本弱。さてその経過は・・・。
第3話に続く
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登録日:2011年 09月 11日 22:11:22
ひらけごま あご関節症日記 第1話
この夏の、ある朝のこと。わたしはある痛みを感じた。しかもその痛みは、奇妙なストレスを抱えていた。奇妙なストレス。それは、口がうまく開かないことだ。痛みは明らかに、口を開き、ものを食べようとするときに、左のあごと頭蓋骨の付け根に起きている。口がいつもの半分くらいしか開かないので、いつもなら難なくぽいぽいと口にほうりこんでいた食べ物が素直に口に入っていかない。おまけに、それがちょっとでも固いものとなると、噛むたびに顎の付け根がぎりぎりっと痛むのだ。なんだかとてもツライ。口が開かないこと、顎が痛いこと、これだけでこんなに日々の生活が憂鬱になってしまうなんて。お陰でなんだかすっかり食欲も減退してしまった。
どうしよう、さてさて、なんだか妙な事態になってきたぞ。なんだって突然こんなことに?思い当たる節はない。ふと、前日に甥っ子とはしゃいで、生まれたばかりの姪っ子に鼻の下をのばしていたのが災いしたのかもしれない、などという考えが頭をよぎった。でも、確かに子供と一緒にはしゃいだかもしれないけれど、顎に関係するはしゃぎ方ではなかった・・・。デンタルフロスが歯にはさまったのでそれを無理やり取ろうとしたこともあった。はたしてそのせいかな?
ともあれ、きっと数日もすれば治るだろうと楽観していたのだが、いっこうによくなる気配がないので、お盆前後の暇な時間を利用して病院で診てもらうことにした。でもこういった場合、どこの科に行けばいいんだろうとネットで調べてみた。単純に、骨に関係することのようだからけいせいだったかせいけいだったか、とにかくそんなような外科だろうかなーと判断。(整形外科がその分野。ややこしいけれども整形手術なんかを担当する分野は成形外科ということ。)
朝イチで近くのK病院で、初診のためのアンケート用紙に記入をして受け付けをすますと、間もなくして、「福嶋さ~ん。受付にいらしてください」とアナウンスが。行ってみると、「そうした症状の場合、先生がおっしゃるには、福嶋さんの症状はどうやら口腔外科の分野であるから、初診料をお支払いになる前にそちらに直接行かれたほうがいいのでは、ということなんです」と、受付のお姉さん。「こうくう外科ですか?えーっと・・・」とわたし。聞けば、近くにはいくつか口腔外科を扱っている病院もあるという。
整体師をしている義妹の話によれば、「その症状はおそらく『顎関節症』なのでは??」ということだった。整体に通じる分野でもあるらしい。でも、ともかくはまず素人判断ではなく、病院で診てもらった方がよさそうだという話になった。
さて、口腔外科。ってなんだろう?日ごろ元気なために滅多にこの手のことで病院にかかることもなく(というより、外科系は初めて)、初めての体験なのでまったくわからない。みてみたら、つまり口腔外科は、歯医者さんがけっこう扱っていることが多いと知った。では、近所のいつもの歯医者さんでも行ってみるか・・・と、予約電話を入れたのだった。
(その後の経過は、第2話につづく)
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登録日:2011年 08月 27日 16:39:58
手書きのススメ
特に〆切義務のないものについては、最近は手書きでものを書くようにしている。ここ数年、パソコンのワードソフトで文字を打って変換していると、便利でいいのだけれど、個人的に書き進めているときにも、いつもなんとなく「仕事をしているんだぞ」という重圧を捨て切れず、どこかぎこちなさを感じていた。そんな矢先に3月のあの大きな地震がおこり、度重なる計画停電のせいでいつも電源を気にしなければならない状況のなかで、ふといつもアイデア帳にしているA5サイズのノートに、なんの飾り気もなく自分の思いをつづってみたら、あれよあれよと筆が進んだ。一体日本はこれからどうなってしまうんだろうと、度重なる余震で恐怖しながらも、自分と紙とペンとの間には何の隔たりもなく、ただすらすらと自分の体をじかに使って書きすすめられることに、生きていることの純粋な喜びを感じたのだった。
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登録日:2011年 07月 18日 17:19:26
季節はずれのウグイス
3カ月ぶりに日本に帰国した。このむしむしする湿度はさすが梅雨時といった感じだ。
実家に戻ったら、「そういえば」と家族がウグイスの話をしてくれた。今年は妙にウグイスの鳴き声が多いのだという。はじめは、「若々しいウグイスの練習中の声はほほえましいね」とか、「ずいぶん上達してきた様子。きれいな声だね」などとのんびり季節の風情を楽しんでいたけれど、やがてそれがいつまでたっても絶えることがなく、つい最近まで、実家のある千葉県北西部の平凡な住宅街の一角が、季節外れのセミならぬウグイスの合唱に包まれていたのだという。
そういえば、確かにウグイスの声はする。一時期に比べたらだいぶ落ち着いたけれども、それでもまだまだ多いと聞いて、本当なんだろうかと思ってその日眠りについた。明け方にふと揺り起こされるように目が覚めた。どうしてだろうと寝ぼけながら久々の日本のベッドの中でうだうだしていると、これこそ目が覚めるほどのウグイスの声が高々と、谷渡りの声が長々と響き渡った。本当だ、今年はなんだかウグイスが多いみたい。そう思ってまたひと眠りしちゃおかな・・・時差ぼけも解消したいしな・・・というところで、またウグイスのひと声。ふた声。み声。3羽くらいは少なからずあたりで鳴いていた。
ウグイスは雄しか鳴かず、お相手を探すときにあの美声を響かせるそうだから、ひょっとしたら雌が少なくて、お相手を探しにいつもの生息地からここまで移動してきたのかもしれない。インターネットで少し情報をかじってみたら、もともと房総半島の南部にはウグイスは比較的多いのだそう。ひょっとしたらその一部が北上してきたのだろうか? 単なる偶然なのか、昨今の温暖化現象の影響でもあるのか。仙台など東北地方でも、今年ウグイスの声が多く聞かれるのだというし、先の東日本大震災の天変地異が、鳥社会になにか影響したのかもしれないなどと思いを巡らせた。
3月の震災の痛みもまだ癒され切れず、ウグイスの声も切なく響く。もしも雄鳥がお相手不足を嘆いてあの美しい歌声をあげているのだとしたらなんだかさみしい。ともあれちゃんと素敵なお相手が見つかりますように。
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登録日:2011年 06月 22日 22:36:10
パワースポット
パワースポットといわれるところが、本当に何かのパワーを持ち合わせているのか私にはわからない。けれども、何となくわたしは昔から、街の真ん中に鎮座する神社仏閣の雰囲気を気に入っている。まわりにはにょきにょきと新しい建物がアスパラガスのようにそびえたっていても、その神社仏閣のエリアだけは、都会においてもなんとか緑を維持していて、しかも中に入ればまわりの騒音さえ忽然と消えてしまうようである。
・・・
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登録日:2011年 02月 01日 17:34:23
新年の迎え方
こんにちは2011年。できるだけたくさんの人が少しでも幸せを感じられるような1年になりますように。
新年の幕開け、世界ではどんなお祝いをしているんだろうと海外ニュースサイトのようすをのぞいてみた。その中の一つのビデオでは、オーストラリア、香港、ドバイ、ロンドン、ニューヨークと、東から西まで豪勢に繰り広げられる新年祝賀のための花火が次々と紹介されていた。いやはや華やかなり。でもその中で日本の新年は紹介されていなかった。どうしてかなと思ったら、そういえば日本の新年は、花火では祝わないから、海外諸国の派手なニューイヤーに並べて紹介しても比較の対象にはならないのだ。実に静かに、除夜の鐘をききながら、家にいる人はしっとりほっこり、外に出る人は星空の下、あるいは雪を踏みしめながら初詣をしたり、初日の出を見たりしながら、新年を迎える日本のお正月。いいなぁ~としみじみ思うのだった。でも、やれ日本でも海外のように、首都や地方都市などでも、ド派手に花火でお祝いしよう、ということにいずれなってしまうこともあるのだろうか。そうしたら、どこかで必ず鳴っているはずの除夜の鐘の音がかき消されてしまうような気がしてならない。ぜひとも静かな伝統的ニューイヤーが日本では残されていくといいなぁと思った。もちろん、好きなアーティストのカウントダウンライブなどで盛り上がるのは、それはそれで素晴らしく楽しいことだろうけども。
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登録日:2011年 01月 04日 13:40:25
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- ◆経歴:ふくしまみか
ライター・ジャーナリスト・エディター。東京生まれ千葉育ち。千葉県八千代市在住。玉川大学文学部外国語学科を卒業後、広告制作会社、新聞社勤務を経てフリーランスとなり、日本や海外で活動中。「ガンダーラ・ハウス」は気軽なエッセイ集です。近況などは上記「ブログ」のリンクからどうぞ。
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