2006年 09月 30日

XXXX年後、日本人がいなくなる?

子どもを生むことが流行となった国 - スウェーデン

【ストックホルム/スウェーデン 25日 AFP】少子化に悩む日本。
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(c)AFP/Sven Nackstrand

AFPBB News


 日本で高齢化社会、少子化という言葉を耳にするようになって久しい。今年・2006年からは、いよいよ人口減少時代に突入したとも聞いた。この問題に頭を悩ませているのは日本だけではなく、欧米などの主要先進国各国も同様の問題を抱えている。ところが、2004年の国連が出した予測では、2005年の世界の人口は64億6475万人、2015年は 72億1943万1000人、2050年は90億7590万3000人と、世界の人口は着実に増えていく。もちろんこれは、現在発展中の国々と、発展途上国と呼ばれる国々の人口増大によるものだということは容易に察しがつく。
 実際に数字をみてみると、先進国は2005年が12億1126万5000人、2015年が12億3656万1000人、2050年が12億3620万人と、2015~2050年の間で人口が減少していく。現在発展中の国々では2005年が52億5348万4000人、2015年に59億8287万1000人、2050年に78億3970万2000人、発展途上国では2005年に7億5938万9000人、2015年に9億5161万人、2050年に17億3536万8000人と、2050年までにはこれらの国々の人口が世界の人口の8割強を占めることになる。
 日本の場合は2005年が1億2808万5000人、2015年が1億2799万3000人、2050年が1億1219万8000人と、着実に減少していくと予想されている。


*少子化と高齢化の世界状況

 記事中にある「合計特殊出生率」というのは、1人の女性が、一生のうちに何人の子供を生むかの推計で、その数値で、将来の人口の自然増減を推測するというもの。日本の場合、人口の増減がない状態(静止人口)を保障する水準は2.07だそうだ。実際には、2003年が1.2905、2004年が1.2888、2005年は1.25と、年々最低記録を更新する状態が続いている。世界で見てみると、2000~2005年の合計特殊出生率は2.6だが、先進国では1.6(それでも日本の数値よりは高い)、発展途中の国々は2.9、発展途上の国々は5.0となっている。ちなみに日本は1.3と予想されており、韓国の1.2、中国の1.7とともに、世界でも最低といえる低さだ。

 少子化と並ぶ、もうひとつの世界的な問題が高齢化だが、2005年の段階で、世界の人口に占める60歳以上の割合は10%。先進国になると20%と高くなる。日本はさらに高く26%で、これは世界1位の数値だ。ちなみに地域でみると、ヨーロッパの数値の高さが目立ち(21%)、日本と同じ26%というイタリア、25%のドイツなど、全体的に割合が高くなっている。さらに、こうした高齢者の割合が高い国は、日本同様、少子化の問題も抱えているというのが実情だ。


*日本人がいなくなる日

 2005年~2050年の45年間で、日本人の人口は1588万7000人減ると予想されている。仮に、2050年以降、1人も子供が生まれず、かつ同じ割合で人口が減っていくとしたら、350~360年後には1人も日本人がいなくなってしまう。もちろん、こんな仮説が成り立つはずはないので、日本人がいなくなるということはないだろうが、このまま少子化が進めば、似たような状況に陥る可能性も、ないことはないのかもしれない。


※数字は「United Nations・Department of Economic and Social Affairs・Population Division」の"World Population 2004"を参考にしました

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登録日:2006年 09月 30日 23:59:59

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プロフィール
成田美友
(女)
ambrosia
ドイツにある観光公社「Historic Highlights of Germany」でのフリー編集者生活を終え、ドイツから帰国。現在はフリージャーナリストとして活動中
*主な経歴:出版社で旅行ガイドブック、街情報誌の編集、サイト運営会社で食に関するウェブサイトの編集と編集者人生10年目
*ひとこと:土地の歴史や文化に深く根ざしたヨーロッパの食文化に魅かれ、学ぶ日々。米・Society of Wine Educators認定Wine Specialist/日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
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