Potsdam ポツダム *王室領・ボルンシュテット

冬の風物詩クリスマス・マーケットが開幕 - ドイツ

【ポツダム/ドイツ 30日 AFP】ポツダムのクリスマス・マーケットが25日にオープンした。シュトゥットガルト、ニュルンベルク、ドレスデンのドイツ三大クリスマス・マーケットをはじめ、この時期、ドイツ各地で開催されるクリスマス・マーケットでは、クリスマスで使う飾りやプレゼント、民芸品、菓子などを販売する店や屋台が建ち並び、クリスマスまで観光客や地元の人々で賑わう。写真は28日、ポツダムのマーケットに設営されたクリスマス・ツリー。(c)AFP/DDP/MICHAEL URBAN

AFPBB News


  寒くて長いドイツの冬を暖かく彩るのが、この季節に全国各地で開かれるクリスマスマーケット。町の広場には色とりどりに飾られたブースや移動遊園地が続々と登場。クリスマスツリーを飾るオーナメントや手作りのキャンドル、リースなど、クリスマスに欠かせないものがすべてそろうほか、クッキーやケーキはもちろん、自家製のハチミツやソーセージなども並ぶ。ドイツの冬に欠かせない名物ワイン「Gluehwein グリュー・ヴァイン」もおすすめ。温めた赤ワインにクローブなどのスパイスを加えたホットカクテルのようなもので、冷えた体を内側から温めるのに欠かせない。


*クリスマスマーケット in 王室領・ボルンシュテット

 写真のポツダムでは、旧市街とKrongut Bornstedt 王室領・ボルンシュテットの2か所でクリスマスマーケットが開かれている。王室領・ボルンシュテットは、1867年にプロシア国王・Friedrich Wilhelm Ⅳ フリードリヒ・ヴィルヘルム4世がイタリア風の村を所望したことから造られた。その後、皇太子・Friedrich Wilhelm フリードリヒ・ヴィルヘルムとその妻でイギリスのヴィクトリア女王の長女・Victoria ヴィクトリアは特にこの地をこよなく愛し、農業のモデル地域として発展させていった。

 現在は、ブランデンブルク州各地の焼物職人・蝋燭職人・時計職人・ガラス職人・パン職人・ブルワリーなど約21の職人の手による伝統的な工芸品が集まる、“ブランデンブルク州・手工業村”ともいえる施設になっている。2002年のオープン後、2004年には先祖のルーツをたどるという意味もあって、イギリスのQueen Elyzabeth Ⅱ エリザベス2世も訪れている。

 ガラス工房やベーカリーでは店内に工房も併設されており、実際に作っているところを見ることもできる。食器やグラス、キャンドル、ジャムなどの買物を楽しめるだけでなく、ワインセラーやブルワリー、カフェなどでの食事も、ここでの楽しみのひとつだ。また結婚式を挙げることもできるほか、会議やセミナーなど用の設備も整っている。

 12月20日には「Christmas-Shopping-Night クリスマス・ショッピング・ナイト」と称して、営業時間を22時まで延長するそうだ。手作りのぬくもりと、職人の確かな技術から生まれた手工芸品の数々は、ひと味違ったクリスマスプレゼントとして喜ばれるに違いない。

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登録日:2006年 12月 07日 10:07:54

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プロフィール
成田美友
(女)
ambrosia
ドイツにある観光公社「Historic Highlights of Germany」でのフリー編集者生活を終え、ドイツから帰国。現在はフリージャーナリストとして活動中
*主な経歴:出版社で旅行ガイドブック、街情報誌の編集、サイト運営会社で食に関するウェブサイトの編集と編集者人生10年目
*ひとこと:土地の歴史や文化に深く根ざしたヨーロッパの食文化に魅かれ、学ぶ日々。米・Society of Wine Educators認定Wine Specialist/日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
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