ビール *どこから来てどこへ行くのか*

W杯効果で2006年のビール消費量上昇 - ドイツ

【ドイツ 30日 AFP】2006年のドイツのビールの売上が前年より1.4パーセントの上昇を記録したことが29日、明らかになった。
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(c)AFP/JOE KLAMAR

AFPBB News


 FIFAワールドカップド2006、ドイツ大会は確かに盛り上がった。開会直前まで冬のような寒さが続いていたにも関わらず、開会式と同時に一気に夏本番に。焼け付くような太陽と世界各国から集まったサポーターたちの熱気でオーバーヒート気味だったともいえる。各地でワールドカップと平行してビール祭りやワイン祭りが開かれ、連日連夜、飲めや歌えやの大騒ぎだった。記事中には2006年の売上げが1.4%伸びたとあるが、消費量はというと、国民1人あたり前年比2%増の117.8リットルだったとか。消費量が伸びたのは6年ぶりのことらしい。


*世界各国のビール消費量

 2006年のデータを見つけることができなかったので、2005年のデータを見てみることに。

◆国別ビール総消費量(単位:万キロリットル)
1位 中国(3,049.0) 2位 アメリカ(2,388.1) 3位 ドイツ(949.9) 4位 ブラジル(900.0) 5位 ロシア(898.2) 6位 日本(634.3) 7位 イギリス(575.7) 8位 メキシコ(574.0) 9位 スペイン(346.8) 10位(ポーランド)

 ちなみに2005年の世界全体の総消費量は15596.8万kl(推定値)で、前年比+2.8%なのだが、上位10位の中で前年比がプラスなのはロシア(7.6%)、ブラジル(6.5%)、中国の(5.2%)など6か国、逆に前年比マイナスなのが日本(-3.1%)、イギリス(-2.7%)、ドイツ(-0.7%)、アメリカ(-0.4%)となっている。
 パッと見た感じでいうと、ドイツ、イギリスのようにビール生産国として有名な国というよりも、暑い国または人口が多い国が目立つ気がする。喉の渇きを潤すものとしてのビール、または、日本のように“とりあえずビール”ということで消費量が増えているといったところかもしれない。

◆国別国民一人当たりの消費量(単位:リットル)
1位 チェコ(155.9) 2位 アイルランド(122.0) 3位 ドイツ(115.2) 4位 オーストリア(109.0 5位 オーストラリア(107.7) 6位 イギリス(95.6) 7位 エストニア(93.8) 8位 ベルギー(91.0) 9位 デンマーク(87.5) 10位 スロベニア、スペイン(86.0)

 こちらでランクインしている国の顔ぶれは想像どおり、昔からビール文化が根づいている国が多い。大瓶(633ml)に換算すると、1位のチェコは1人あたり1年に246.3本飲んでいることになるそうだ。それでも前年比がプラスになっているのはエストニア(18.6%)、スペイン(2.4%)、オーストリア(0.6%)のみ。日本で最近感じることなのだが、こうした国々でも若者のビール離れなるものが進んでいるのかもしれない。ちなみに日本は38位で49.6リットル、大瓶で78.4本。思っていたより“かなり”少ない。・・・・・・。私は、この値を上げるのに並々ならぬ貢献をしていることがわかった。


※数字は「KIRIN」HP内の以下の統計を参考にしました
『2005年 国別ビール消費量』
『2005年 国別一人当たりビール消費量』

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登録日:2007年 01月 31日 23:59:59

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プロフィール
成田美友
(女)
ambrosia
ドイツにある観光公社「Historic Highlights of Germany」でのフリー編集者生活を終え、ドイツから帰国。現在はフリージャーナリストとして活動中
*主な経歴:出版社で旅行ガイドブック、街情報誌の編集、サイト運営会社で食に関するウェブサイトの編集と編集者人生10年目
*ひとこと:土地の歴史や文化に深く根ざしたヨーロッパの食文化に魅かれ、学ぶ日々。米・Society of Wine Educators認定Wine Specialist/日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
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