"FIFA WM" 決勝戦の会場都市“ベルリン”
<06サッカーW杯>アルゼンチン戦に向けトレーニングを行うドイツ代表 - ドイツ
【ベルリン/ドイツ 28日 AFP】06サッカーW杯、準々決勝・アルゼンチン戦を30日に控えるドイツ代表が、キャンプ地でトレーニングを行った。写真は、ウォームアップを行う(左から)マイク・ハンケ(Mike Hanke)、ミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)、ルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)、イェンス・ノボトニー(Jens Nowotny)、ダビド・オドンコール(David Odonkor)、マルセル・ヤンセン(Marcell Jansen)。(c)AFP/OLIVER LANG
明日、6月30日に順々決勝のドイツ-アルゼンチン戦が行われるベルリンのオリンピアシュタディオンは、7月9日に決勝戦が行われる地でもある。同スタジアムは元々、1936年のオリンピックにあわせて、建築家ヴェルナー・マーチによって設計されたもの。2000年に再建工事が始まり、総工費2億4千万ユーロをかけて2004年夏に完成した。約7万5000人を収容可能で、全席が屋根で覆われている。再建工事は、当初の外観を損ねることがないよう、細心の注意が払われて行われたという。現在では、サッカー場としてはもちろん、各種の大規模なイベントやコンサートの会場としても使われている。
ベルリンのFan Festの会場はブランデンブルク門から延びるStrasse des 17.Juni 6月17日通りを中心に、約7万7000平方メートルに渡っている。ブランデンブルク門に設けられたステージ上に設置された60平方メートル大のスクリーンを含め、市内4カ所にパブリックビューイング用の大型スクリーンが設けられている。毎日、全試合を観戦できることはもちろん、試合が終わると会場はダンスフロアに変身。DJのサウンドに耳を傾けながら、その日の試合についてファン同士が語り合ったり、勝利を味わったりすることができる。深夜になるとレーザー光線によるショーも繰り広げられる。また、Fan Festでは試合がない日も各種イベントを楽しむことができる。たとえば7月2日には、インゴ・メッツマッハー指揮によるドイツ交響楽団のクラシックコンサートが行われる予定。さらに800トンもの砂が持ち込まれ、アーティストによる砂の彫刻などを楽しむことができる"World of Football and Sand"など、サッカー以外のイベントも行われている。
* 個人的感想
決勝トーナメントも始まり、ワールドカップも終盤に差し掛かってきた。会場都市はもちろん、小さな町でも毎晩大騒ぎが続いている。特にドイツが勝った日の騒ぎっぷりはすごい。国旗をひらめかせながら、クラクションを大鳴らしする車が通りに並び、各レストランやパブ、Fan Fest会場、路上etc. とにかく飲めや歌えやの大騒ぎ。勝った国もあれば負けた国もあるわけだが、みな“サッカー好き”の名のもとに、概して勝ち負け関係なく、楽しく盛り上がっているように思う。
そんな中、やはり暴れすぎる輩も出てくる。先日、シュトゥットゥガルトで200人前後のイングランド人が逮捕されたというニュースがあった。その日はドイツの試合があった日で、私の友人(ドイツ人)もSchloss Platz シュロスプラッツのFan Fest会場で試合を見ていたという。同会場で酔った(と思われる)イングランド人が暴言などを吐き始め、その場にあった椅子やビールの空き瓶などを周囲に投げ出したときも、彼はそこにいたそうだ。身の危険すら感じたという彼曰く「せっかくのお祭り気分が台無しになった」。私も、サッカーのワールドカップ、特にその開催地で体験するそれは“お祭り”のようなものだと思う。自分の国や自分が応援している国の勝ち負けに一喜一憂しながらも、世界各国から集まった人々と、サッカーの話だけでなく、普段は知りえない文化の違いなどを体験することができる、とてもインターナショナルなお祭りだ。4年前、東京でワールドカップを体験したときにも同じことを思った。
7月9日の決勝まで2週間を切ったが、最後まで、皆が楽しみ、皆が幸せな気分になれるワールドカップであればいいなと思う。
カテゴリー[ FIFA WM Germany 2006 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2006年 06月 29日 21:40:24
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- プロフィール
- 成田美友
- (女)
- ambrosia
- ドイツにある観光公社「Historic Highlights of Germany」でのフリー編集者生活を終え、ドイツから帰国。現在はフリージャーナリストとして活動中
*主な経歴:出版社で旅行ガイドブック、街情報誌の編集、サイト運営会社で食に関するウェブサイトの編集と編集者人生10年目
*ひとこと:土地の歴史や文化に深く根ざしたヨーロッパの食文化に魅かれ、学ぶ日々。米・Society of Wine Educators認定Wine Specialist/日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
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