“ココ・シャネル”の原点「ドーヴィル」
【3月10日 AFP】第10回ドーヴィル・アジア映画祭(The 10th Deauville Asian Film Festival)が12日から16日まで開催される。
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(c)AFP
歴史と伝統に育まれたパリ・モードにあって、「パリ・モードの秘密」でトップに紹介しているのが、「異端の女王」ガブリエル・シャネルです。 “ココ・シャネル”の方が一般的には知られていると思います。
若いシャネルがクチュリエとして最初に成功した場所が、高級避暑地「ドーヴィル」です。
「男と女」の舞台となった場所です。“ダバダバダ・ダバダバダ”で始まる曲で、今でも、TVドラマやCMなどでも使われてよく耳にします。アヌーク・エメとジャン・ルイ・トランティニアンの二人が「男と女」の情景をつくりだした舞台の街です。
パリから2時間のノルマンディー地方のこの港町は、1800年代の中頃からフランスの高級リゾート地として、歴史的な遺産も守りながら、瀟洒で優雅な社交地でありつづけています。
バスク出身の蹄鉄工の娘として生まれたシャネルは、馬には特に興味があったようで、生涯競馬ファンであったといわれています。ドーヴィルには競馬場があり、競馬場ではトレードマークともいうべきカンカン帽をかぶったシャネルの姿が名物であったようです。
第一次大戦(1915-1918)中、ドーヴィルの病院で看護婦をしてときに、戦場に行った男性にかわって働く女性のためにブルー・オーバーの上着からアイデアを得て、製作を行い、このドーヴィルで人気を博し、クチュリエとして成功に結びつきました。
戦争の最中ではありましたが、社交場としての「ドーヴィル」という街がシャネルのモードとうまく合ったのではないでしょうか。90年前頃のことです。
この後、終戦を迎えてパリに進出することになります。
*フォトは、今年のドーヴィル映画祭の模様ですが、毎年世界各国からの参加によるメジャーな映画祭として開かれます。
*記事は「パリ・モードの秘密」(南 静著・発行所 毎日新聞社)を参考にしています。
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登録日:2008年 03月 30日 09:00:00
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