【写真の真相】必然の偶然

アリアン5打ち上げ成功、印放送衛星と英軍事衛星を搭載 - 仏領ギアナ

【クールー/仏領ギアナ 12日 AFP】仏領ギアナ(French Guiana)にある欧州宇宙機関(ESA)のクールー(Kourou)宇宙センターで11日、インドの放送衛星と英国の軍事衛星を搭載した重量型衛星打ち上げ用ロケット、アリアン5(Ariane 5)の打ち上げが成功した。写真は11日、打ち上げの様子。(c)AFP/JODY AMIET

AFPBB News


 昨日、ある高校で話をする機会があった。
 私に与えられた時間は50分。
 大人になる途上にある学生に、かつて高校生だった私の経験を伝える素敵な機会だった。
 しかし、今日の話はそれ以外にある。
 そこで、本当に不思議な出会いをしたのだ。
.......
.......
.......

■数十万のDVD   

 その日、訪れた高校は外部からの講演者を招いて生徒に聞かせる日に指定されていた。
 私が担当したのは高校一年生。そして二年生の担当は、あるテレビ局のジャーナリストの方であった。これまでお会いしたことがなく、それぞれの講演が終わるまで、学校内でも会うことはなかった。
 講演が終わり、講師控え室で、初めてお会いする。名刺を交換し、雑談をした。すると、テレビ局の方が講演で使ったというDVDを学校の先生が持ってこられたのだ。
 それはイームズの「パワーズ・オブ・テン」という8分の映像だった。
 それを見た瞬間、私は腰を抜かしそうになった。

  というのも、私も講演で使おうと思い、同じDVDを持参していたからだ。

http://www.amazon.co.jp/EAMES-FILMS-%
E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%
83%AB%E3%82%BA-%E3%83%AC%E3%82%
A4%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%BC%
E3%83%A0%E3%82%BA%E3%81%AE%E6%98%
A0%E5%83%8F%E4%B8%96%E7%95%8C-%E3%
83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A4%
E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA/dp/B00005
MIG1/ref=pd_bbs_sr_1/250-9697045-9864257?ie
=UTF8&s=dvd&qid=1174270465&sr=8-1
(上記がアマゾンのサイトです)

 
■宇宙へ、そして人体へ

 イームズのイスをデザインしたことで有名なイームズ夫妻。
 だが、本領は科学データを元にした実験映像にある。
 その中でも、この「パワーズ・オブ・テン」という8分間の映像は、カルト的な人気を今でも得ている作品なのだ。

 最初は、アメリカの都市部の浜辺でピクニックをする夫妻の映像から始まる。
 次ぎにカメラは、その夫妻から距離を10倍ずつ離していく。
 するとすぐに、都市の映像になり、次ぎに地球、そして宇宙空間へと映像が変わっていくのだ。
 太陽の回りで地球をはじめとした惑星が回っている映像。
 次ぎに、いくつもの星が点在している様子。
 4分ほど経つと、星が何もない宇宙空間に達する。

 次ぎに、カメラは距離を10分の1ずつ短縮し、地球へと早回しで戻していく。
 すると、すぐに、ピクニックをする夫妻がいる光景が現れ、今度カメラは、その夫の身体に向かい、その中に入っていく。
 するとすぐに、身体の中の細胞が現れ、原子核の回りを電子が飛び交う光景になる。
 この頃の映像が、実は宇宙空間で見た映像とそっくりなのである。

 考えてみれば、簡単なことで、すべてのモノは、物理の法則を元に成り立っている。
だが、それを最初に映像で見せてしまったのが、この映像なのである。

 人間の中に宇宙がある。
 宇宙の法則と人間の法則は同じ。

 これを8分間という短い作品の中で、見事に描ききったのである。

 私も高校生に見せようと、この作品を持参していた。
 そして、同じ日に講演した映像ジャーナリストの方も、その映像を高校生に見せていた。

 たぶん、日本の市場で販売されているDVDはもう10万枚単位であると思う。
 その中から、同じDVDを、この時の2人は持っていたのだ。
 こんな事態に腰を抜かさない方がおかしいだろう。
 これが、ユングのいうところの「無意識の共時性」なのかもしれない。   

コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2007年 03月 19日 12:50:31

コメント

今はなきhotwire日本語版で紹介されていた記事を覚えています。
人体に棲息する微生物の数が100兆個と。人間の細胞数が60兆個ですから、細胞の数よりも生息する微生物の方が多いのです。
人間も間違いなく宇宙なのです。

あっしい @ 2007年 03月 25日 23:43:18

人間の身体に住む微生物が100兆ですか!? 
「私」という意識を支えているのは、紛れもなく微生物たちなのですね。
実は、これが6月?頃出版予定の、次ぎの本のテーマでもあるのです。

桃井和馬 @ 2007年 03月 26日 13:39:34

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2007年 03月 >




1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
桃井 和馬
(男)
http://www.e-mb1.com/momoi/
*現在の職業:フォトジャーナリスト

*主な経歴:62年生まれ 世界140カ国を「環境」「紛争」「歴史」を軸に取材。独自切り口で「文明論」を展開している。

*得意ジャンル:地球環境 紛争 国際関係 映像論

*ひとこと:善悪の二元論ですべてが語られてしまう世界はイヤだ! 世界と地球のことを考える人々への、「思考」するサイト。
最近のトラックバック
[11/21] しゃぶりんぴっく!
[11/14] 知ってた??
カテゴリー
お気に入りリンク
検索