2008年 02月 11日

ビッグマッチだけど、ちょっとスモールでしたね

チェルシーvsリバプールはスコアレスドローに終わる

【2月11日 AFP】サッカー、07-08イングランド・プレミアリーグ・第26節、チェルシー(Chelsea)vsリバプール(Liverpool FC)。試合はスコアレスドローに終わり、両チームは勝ち点1を分け合った。(c)AFP

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プレミア四強同士の対戦は、ビッグマッチと呼ばれるが、それは、その試合が行われるときの両チームのシチュエーションを考えてから言うべき、というのを、この日の試合を見て痛感させられた。強いチームどうしが戦う試合は、見るほうも覚悟がいる場合があるようだ。

まずチェルシーの場合、この試合前にマンチェスターユナイテッドの敗戦を目にしていた。さらにアーセナルが苦戦を予想されるブラックバーン戦が次の日であり、来週、マンUとアーセナルがFAカップで対戦するという、目の上にあるチームが大変な時期にきている、というのを選手たちの意識にある。さらに、このリバプール戦がランパードの復帰戦となり、その出来がどうか、という不安感もあった。

一方のリバプールは、優勝はなくなって四位維持が絶対使命となったことで、自分たちの順位近辺にいるチームとの試合のほうが重要であること。さらに、トップのトーレスが故障して調子のよくないカイトとクラウチがツートップ、ということで、点がとれるかどうかが選手たちには不安だったろうこと。さらに、ミッドウィークに代表戦があって、ジェラードの調子があがっていない、と、今はあまりチェルシーとガチンコ勝負をしたくない、という思いが強かったようだ。

と、言うわけで、両チームとも相手のいいところをつぶしあうことに専念、ボールをもった相手を三人で囲んで進路を防ぐ、という、まるでイタリアサッカーのような試合内容で終始してしまった。案の定、ジェラードの調子は良くなく、得意のミドルシュートが一切見られることはなかった。ランパードも動きが重く、むしろ同じ中盤のバラックやマケレレをひきたてるだけで後半途中に退いてしまった。ただ、かわって出たミケルがよく動いてボールを前線に送っていたので、もう少し交代時期を早めていれば、勝機はチェルシーにあったかもしれない。

地味な内容のビックマッチだったが、ボールをもった相手に素早く反応して囲む、という動きを結局90分、やり続けた両チームのフィジカルの強さには感心した。そこだけ、ビックマッチらしい面白さが見られたことは、まあ良かったかと思う。

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登録日:2008年 02月 11日 14:54:32

メモリアルゲームに勝つのは難しい

マンチェスター・シティ マンチェスター・ダービーを制す

【2月11日 AFP】サッカー、07-08イングランド・プレミアリーグ・第26節、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)vsマンチェスター・シティ(Manchester City)。
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ミュンヘンの悲劇から50年のメモリアルゲームとなったのが、なんとダービーマッチ。それがしかもリーグ戦の公式戦なのだから、マンUは絶対勝たなくてはならない試合だった。しかし、それがプレッシャーとなってアダになったのだろう。この日のマンUのどの選手たちも、それほどいい動きはできていなかった。

サッカーの話から離れてしまうようだが、日本のプロ野球でも公式戦の最中に、引退が決まった選手に対するメモリアルゲームがあったり、大記録を達成した試合がメモリアルゲーム扱いになったりすることがあるが、たいてい、その選手がいるチームが大苦戦して負ける、というケースが多い。昨年だと、東京ヤクルトの古田選手兼任監督の引退と神宮最終戦が接戦になってヤクルトが勝てなかった、ということもあった。その試合のヤクルトの選手たちの堅さたるや、最下位なのに優勝争いをしているかのようで、緊張感みなぎるものだった。このマンチェスター・ダービーマッチのマンUの選手たちも、そのヤクルトの選手たちのように緊張していたのは、テレビの画面からでも感じられた。

そのせいなのか、海外でのメモリアルゲームというのは競技の違いに限らず、特別に試合をもうけたりしているのが普通だ。だから、公式戦をメモリアルゲームにしてしまう、しかも相手がマンCというのは、正直、日程に無理があったというしかないし、マンUの選手たちが可哀そうな感じがした。ここは、試合内容をどうこう言うより、お疲れさま、と声をかけてあげたくなる。

そうとは言え、この試合のマン・シティーのほうの選手たちのがんばりは褒めていいだろう。前のアーセナル戦の出来の悪さを見たときは、この試合、完敗するシーンも想像できただけに、この一週間でチーム力を建て直したエリクソン監督の手腕は最大限に評価すべきだと思う。もういちど、マン・シティーにプレミアをかき回す力がそなわりだしているのは、今後も面白い存在として注目すべきだ。

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登録日:2008年 02月 11日 14:13:37

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