カカが導いたアテネへの道

<サッカー 欧州チャンピオンズリーグ>ミラン マンチェスター・ユナイテッドに快勝し決勝へ - イタリア

【ミラノ/イタリア 2日 AFP】サッカー、欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)・決勝トーナメント準決勝、ACミラン(AC Milan)vsマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、第2戦。試合はミランが3-0で快勝し、2試合合計スコアを5-3としたミランが2季振りの決勝進出を果たした。写真は、マンチェスター・ユナイテッドのウェス・ブラウン(Wes Brown、左)にプレスをかけるミランのフィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)。(c)AFP/ANDREW YATES

AFPBB News


前半の11分で、この結果は決まっていたのかもしれない。それくらい、カカの先制ゴールはミランにとっても、マンUにとっても大きかった。

その先制ゴール以降、ミランはガットゥーゾの活躍もあって中盤をすべて支配し、マンUが得意とするミドルシュートをほとんど打たせることなどさせなかった。そして2点目が前半に入ってからは、マンUの選手たちの焦りはピークに達していたように見えた。

後半、マンUが攻勢に持ち込むシーンもあったが、ミランは決定的なシュートを打たせない、完璧な守備をしたあとに、カウンターからジラルディーノがゴール。見事なミランの勝利だった。

ファーガソン監督の誤算は、スコールズやギグスなどのベテランの主力が疲弊していたことだろう。おかげで、C・ロナウドをフォローすることもできず、チャンスをつくることができなかった。全体に動きが重いぶん、マンUはいつもの爆発力が出せず、サンシーロに降る雨の中に沈んでしまった。

それにしても、さすがミラン、とうならせる試合運びだったと言えるだろう。1戦目の反省のうえにたって、徹底してバイタルエリアで相手にボールを持たせない守備の意識の高さは、まさに世界最高のレベルのサッカーを見せられた思いがした。

ただ、決勝は一発勝負。アテネの決勝、因縁のリバプールとの対決は、裸のままのガチンコ勝負になってくる公算が強い。イスタンブールのときより、リバプールは戦力があがり、ミランにとっては厄介な相手だ。ミランのアンチェロッティ監督がどんな作戦で決勝に挑むのか。アテネの決戦は、世界のサッカーファン注目のすごい戦いになると思う。

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登録日:2007年 05月 03日 07:57:14

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