個性派同士の大熱戦!その中できらりと光ったのは
リバプールvsアーセナルは引き分けに終わり両チーム無敗をキープ
【10月29日 AFP】サッカー、07-08イングランド・プレミアリーグ・第11節、リバプール(Liverpool)vsアーセナル(Arsenal)。試合は1-1の引き分けに終わり、シーズン無敗の両チームは勝ち点1を分け合った。(c)AFP
ショートパスとワンタッチパスを選手全体で積み重ね、厚みある攻撃を見せるアーセナル。一方のリバプールは、ジェラードを中心とした正確なロングパスとダイナミックなパスまわしからの鋭いシュートを浴びせる、というプレミアを代表する個性を見せる強豪同士の対決は、結局ドローという結果だった。しかし、見る者を興奮させ続けたことでは、納得のドローと言えると思う。
その試合の中で、きらりと光るプレーを見せ続けていたのが、アーセナルのセスク・ファブレガスだ。試合の終始にわたってピッチの隅々にまで走る運動量、正確にゴール前に出すスルーパス、そして同点弾を放ったときに見せた相手のスキを突いた俊敏な動きと、この日のセスクは、マン・オブ・ザマツチに匹敵するプレーぶりを見せていた。
ところで今季のセスクは、シュートの数が今までよりも圧倒的に多い。それは、これまでの主砲アンリがいなくなったことで、二列目の選手の重要性が増したことを自らわかってのことではないかと思う。つまり、セスク本人の成長によるものなのだ。
このセスクと、他の若い選手たちの成長もあって、今年のアーセナルは負けないチームへと変貌した。今季が始まる前、アーセナルは四強の中でもいちばん苦戦すると言われてきたが、ベンゲル監督の手腕とセスクの成長によって、今やプレミアの覇権を手にする一番手とまで言われつつある。来週、いよいよマンUと激突するが、その試合の結果いかんでは、本当に今季のプレミアリーグの中心に躍り出るだろう。
こういう意外なことが起こると、リーグ戦は盛り上がる。あとは、リバプールやチェルシーの逆襲があれば、いよいよ四強の壮烈な死闘がリーグ後半に見られるかもしれない。それに思いをはせることができた、今回の熱戦だった。
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登録日:2007年 10月 29日 05:04:40
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