映画界への貢献が大きかった作家、ご冥福祈ります

「ローズマリーの赤ちゃん」原作者のアイラ・レビンさん死去

【11月14日 AFP】映画『ローズマリーの赤ちゃん』(Rosemary's Baby)の原作者として知られる米国の作家、アイラ・レビン(Ira Levin)さんが12日、米国ニューヨークの自宅で死去した。
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(c)AFP

AFPBB News


「ローズマリーの赤ちゃん」は、私の鑑賞した映画の中でも名作の一本です。

この作品のすごいところは、シーンひとつひとつは、特に怖いとは思えないものばかり。なのに、妊娠した母親にとっては奇妙で恐ろしいシーンの連続、という演出の巧みさには、ポランスキー監督の才能の素晴らしさに感服させられたものです。

原作も、それほど怖そうな箇所はほとんどない。なのに、最後には、読みながらも「怖い」と口をついて出てくるぐらい恐怖感が漂う、見事なものでした。

「ブラジルから来た少年」も、日本未公開作ながら、今も映画ファンのあいだでカルト的な人気をはくしている名作の一本です。考えてみれば、「死の接吻」も含めて、レビンの小説は日常的なところから生まれる恐怖を、とらえたものばかり。その意味では、映像化しやすかった、監督がイメージしやすい原作本だったと言えるのかもしれません。

映画界に残したものがあまりに大きかった作家のひとりだと思います。謹んでご冥福を祈ります。

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登録日:2007年 11月 15日 01:34:16

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