策士どうしの熱戦で見ごたえあり!ラモスのサッカーは面白そうだ

ウェストハムvsトッテナムは1-1のドロー

【11月26日 AFP】サッカー、07-08イングランド・プレミアリーグ・第14節、ウェストハム(West Ham)vsトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)。試合は1-1の引き分けに終わった。(c)AFP

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テレビでは初めて見る、スパーズ監督ファン・デ・ラモスの采配は実に面白かった。ただ、それをピッチ上にひきこんだのは、ウエストハム監督のアラン・カービッシュリーのシステムづくりだった。両監督のゲームプランの特異性があったからこそ、見ごたえのあるロンドン・ダービーになったと思う。

ウエストハムは、普通はウイングのボアモルテを、なんとトップの位置でコールと並ばせるシステムをつくった。それが功を奏したのが先制点。ボアモルテが相手ディフェンダーの前で飛び回っているうちに、相手がパスミスを犯してしまってボアモルテにボールが衝突!、そこからの先制点は、カービッシュリーにすればしてやったり、だったろう。スパーズのディフェンスは若い選手ばかりだからミスが多い。それをついた得点だった。そこから、ボアモルテにウエストハムの中盤からのボールが集まりだして、前半はウエストハム・ペースで試合は進んだ。もし、この前半でもう1点ウエストハムがとっていけば、試合内容はかなり違ったものになっていたかもしれない。

ところが後半、スパーズのラモス監督は突然、センターバックの一人を何とストライカーに交代。しかも、中盤からディフェンスを補充せず、フォーバックからスリーバックにシステム変更をしたのである。どーなるのかと思ったら、スパーズの選手たちは慣れたものだったのか、レノンやマルブランクがどんどん前を向いてドリブルを敢行、それに圧倒されてウエストハムの選手たちが自陣へと下がり始めて、一気に形勢が逆転。おかげで、セットプレーからスパーズは同点に追いついた。このラモス監督が行ったシステム変更は、それに対応した選手たちのうまさも含めて、舌をまくぐらい見事だった。

ロスタイムに、スパーズがとったPKをウエストハムのキーパーのグリーンが、またしても止めるというビッグプレーがあり、結局引き分けには終わったが、選手起用の妙やシステムのつくりかたなど、両監督の采配に魅せられた熱戦だった。特に、勝てはしなかったが、スパーズ新監督ラモスは、さすがセビージャをカップウイナーに導いただけはある、采配のうまさは特筆すべきものがあったと思う。スパーズのこれからの逆襲を、大いに期待したい。

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登録日:2007年 11月 26日 03:07:11

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