個人技にたよるポーツマスの穴

トッテナム ポーツマスを降しアウェーでシーズン初勝利

【12月16日 AFP】サッカー、07-08イングランド・プレミアリーグ・第17節、ポーツマス(Portsmouth)vsトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)。試合はトッテナムが1-0で勝利し、アウェーでシーズン初白星を挙げた。(c)AFP

AFPBB News


上位に食い込んでいるポーツマスだったが、この試合は、いまだ下位グループにいるスパーズの後塵をはいした。ポーツマスの敗因は、チーム本来の良さが逆の目に出たからだ。

ポーツマスは、どういうわけかアウエーでは強いのにホームだと点がとれない、という不思議なチームだ。これは、ハイライトなどを見ての想像が多少あっての分析なのだが、アウエーだと相手チームが攻めあがるので、ポーツマスのムンタリ、ベンジャニ、ウタカといった個人技に優れたアフリカ攻撃陣の前に大きなスペースが開き、しかも相手ディフェンスと1対1の勝負ができるから、一人かわせば点がとれるシチュエーションができる。しかし、ホームは相手が守備的になるので自慢の攻撃陣がいつもの動きができなくなる、からだと思う。それがモロに出てしまったのが、今回のスパーズ戦だった。

90分間、ホームのポーツマスが攻撃の形がとれたのは二回くらいしかなかったように見えた。逆に、ラモス監督就任以降、組織力が増したスパーズは、ベルバトフを中心としたさまざまな攻撃の形をつくってポーツマスを圧倒、その結果、貴重な勝利がスパーズに転がり込んできたのだ。ポーツマスの攻撃陣の穴を見事に利用した、スパーズの作戦勝ちと言っていいのかもしれない。

今の時点では、ポーツマスにとってこの敗戦はそれほど大きなものではないかもしれない。しかし、アフリカ選手権で1月からひと月半、自慢のアフリカ攻撃陣がすべていなくなってしまうだけに、この試合で見せたチームの穴は、今後大きくなってしまう可能性がある。今日、ニュージェントという若いストライカーが試合に出たが、それほどの活躍は見せられなかった。ポーツマスのレドナップ監督は、いまごろ、冬の市場で何人レンタルやローンでフォワードを増やしたらいいか、真剣に考えていることだろう。

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登録日:2007年 12月 16日 04:47:17

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