惨めな砂の城ニューカッスルよ、どこへ行く

マンチェスター・ユナイテッド ニューカッスルに快勝し首位浮上

【1月13日 AFP】サッカー、07-08イングランド・プレミアリーグ・第22節、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)vsニューカッスル(Newcastle United)。試合はマンチェスター・ユナイテッドが6-0でニューカッスルに快勝し、勝ち点を51に伸ばして首位に浮上した。(c)AFP

AFPBB News


まるで大きなダムが決壊するように、後半のニューカッスルは点をとられ続けていった。たぶん、今日のニューカッスルのサポーターたちの飲む酒の不味さは歴史的なものになるだろう。ただ、それはアラダイス監督解任の後遺症ではない。今までチームづくりをしてこなかったツケがまわってきたからである。

この4、5年のニューカッスルは、ロングボールかサイドアタックでシュートシーンをつくる、というような試合展開を得意としていた。ただ、それはアラン・シアラーという天才ストライカーの存在と、ダイアーとベラミーというスピードスターがいたからできたことで、その彼らがいなくなってからは中盤でボールを制御して前線へ、というオーソドックスな近代サッカーを目指すべきだったのだ。しかし、それを試そうともしないで監督が次々と変わってしまった。

この体たらくは、前のローダー監督、今年のアラダイス監督とチーム首脳陣との共犯によるものだと思う。ローダーもアラダイスも、ロングボール主体の戦術を得意としていた。それがニューカッスルの色に合っていたから起用したのだろうが、それはチーム首脳陣のあまりの視野が狭さを露呈している。チームの特色を生かしながら、今のサッカーを目指すという目的意識のなさが、現在のチームの惨状につながっている、としか思えない。

そして、選手起用もおかしなところがあるように感じていた。最初、ニューカッスルが調子よかったのは、エムレを中盤において、ボールをうまくコントロールしていたからだ。しかし、けがからバートンが復帰してエムレに替わった途端に、チーム戦術がおかしくなって、勝てなくなってきていた。バートンが入ってからチーム全体のまとまりもなくなっていたように感じられていたのだから、なぜ、元に戻そうという気運がなかったのか...。ともかくニューカッスルの現状は、さまざまなマイナスが積み重なっているからなのはまちがいない。

ニューカッスルの新監督には、ぜひ中盤からの展開力を重視する人を選んでもらいたい。でないと、このチームの現状は打破できないように思う。また、最近のニューカッスルにはユースから上がってきた選手を見なくなっている。案外、下部組織の充実が、このチームの方向性を決めるキーポイントになってくるような気がする。

カテゴリー[ イングランドプレミアリーグ ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 01月 13日 05:49:12

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2008年 01月 >


1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

プロフィール
森のふくろう
森のふくろう
(男)
ふくろうのはっきりしーや!
イングランドプレミアリーグには真面目だけど、あとはケセラセラ
マンガで覚える英会話 『Maya & Marsh』
お気に入りリンク
ふくろうのはっきりしーや!
検索