2006年 03月 16日
リュック・ベッソン久々の監督作に期待。
リュック・ベッソン監督が新作「Angel-A」の会見に登場 - イタリア
【ローマ/イタリア 14日 AFP】フランス人映画監督でプロデューサーのリュック・ベッソン(Luc Besson)の10作目となる新作、「アンジェラ(Angel‐A)」の記念記者会見が13日に行なわれ、監督や主演女優らが登場した。写真は会見に登場したベッソン監督(左)と主役を演じるデンマーク人女優でモデルのリエ・ラスムッセン(Rie Rasmussen、右)。同作品は5月に日本公開予定。(c)AFP/TIZIANA FABI
最近はプロデューサーとしての活躍も著しいリュック・ベッソンだが、やはり監督・脚本作となると興味はひとしおだ。
今でこそ、日本でもリュック・ベッソンの名前で客が呼べるし、コアな映画ファンならずともその名前は知れ渡っている。そうなったのはおそらく94年製作の「レオン」からだろう。コアな映画ファンに言わせれば84年の「サブウェイ」から注目していたということになるだろうが、一般的な映画ファンの注目を集めたのは「グラン・ブルー」からだろう。
地中海の青い海と空の美しい映像、躍動感溢れるイルカなどたっぷりと映像美が楽しめ、エリック・セラの音楽も素晴らしい作品だった。でもこの作品でさえ、最初の劇場公開時(その時のタイトルは「グレート・ブルー」だった)はあまり注目されなかった。注目を集めたのは、実はレンタル・ビデオ店の店頭に並んでからだった。
リュック・ベッソンの長編3作目にあたる88年の「グレート・ブルー」が劇場公開された時、あまり注目を集めることなく終わり、しばらくして、「グラン・ブルー、グレート・ブルー完全版」としてレンタル・ビデオ店の店頭に並んだ。「グレート~」と「グラン~」の違いはやむなくカットしたシークエンスを加えて、よりメロドラマ部分が増えたところだ。どうやらそれが受けたようで、徐々に人気に火が付き、レンタル・ビデオのヒット作になった。
それに気をよくしたのか、日本でもリバイバル劇場公開、大ヒットの末、リュック・ベッソンの名前を一躍有名監督に押し上げることになったわけだ。
「グレート~」に続く「ニキータ」(実はジャパン・マネーも出資していた)もヒット、すぐにハリウッドで「アサシン」としてリメイクされた。これがリュック・ベッソンとハリウッドを結びつけるきっかけとなり、ハリウッド進出第1弾「レオン」に繋がるわけだ。
「レオン」以降、ベッソンは監督、脚本にくわえてプロデューサーとしても活躍の場を広げることになった。自分はプロデューサーの立場でフランスの若手監督の育成やフランス映画の発展に寄与していたわけだが、一部熱狂的なベッソン・ファンからは「ベッソン色が損なわれる」とか「金儲け主義」とか批判の対象にもなった。
ちなみに最新作「アンジェラ」は99年の「ジャンヌ・ダルク」以来の監督作品だ。
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登録日:2006年 03月 16日 10:17:59
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