2006年 05月 15日
いよいよ中盤戦
<自転車レース 2006 ジロ・デ・イタリア>バッソ 第8ステージ制し総合首位に - イタリア
【サルタラ/イタリア 14日 AFP】自転車レース、第89回ジロ・デ・イタリア(2006 Giro d’Italia)・第8ステージ(チヴィタノーヴァ・マルケからマイエレッタ間171キロメートル)。CSCのイヴァン・バッソ(Ivan Basso、イタリア)は、4時間04分19秒で第8ステージを制し、同時に総合首位に立った。(c)AFP/Filippo MONTEFORTE
ジロ・デ・イタリアもいよいよ中盤戦、山頂ゴールの第8ステージでバッソの優勝で、総合争いに動きが出てきた。
残り10kmを切り、メイン集団に逃げ集団が吸収された時点では総合優勝候補の5人、サボルデッリ、バッソ、デ・ルーカ、クネゴ、シモーニが顔を揃えていたが、最初に遅れだしたのが、意外にもサボルデッリ、デ・ルーカも集団の最後尾。
5kmあたりで飛び出していたルハーノが吸収されるとクネゴがカウンター・アタック、ダンシングで一気にスピードを上げた。様子見アタックではなく、本気モードのアタックとみたが、圧倒的な切れが感じられなかったのは急勾配のせいなのかも知れない。それでも一瞬決まったか、と思えたが、バッソがゆっくりとスピードを上げて追いつき追い越して行った。ダンシングすることなく笑みさえ浮かべているようなバッソの表情が強さを見せつけた。その後、ゴール手前2kmほどはバッソの独走、総合争いの5人はバッソ、クネゴ、シモーニ、デ・ルーカ、サボルデッリの順番でゴールした。
この結果、総合争いはバッソが首位、1分48秒遅れでクネゴ、サボルデッリ、デ・ルーカは2分以上の遅れ、シモーニは3分以上お遅れとなった。今期初の山頂ゴールでバッソが圧倒的な強さと余裕を、ライバルたちに見せつける形で終わった、と言えるだろう。
勝負で圧倒的な強さで威圧感を与え、ライバルのモチベーションを奪うことも駆け引きのひとつ。その点、バッソはライバルに確実に一歩優位に立ったといえるだろう。でも本当の勝負はこれから。昨年のように急にバッソが体調を崩すおそれもあるし、今からマリア・ローザを抱えてステージをこなしていけるか、CSCのチーム力に不安が残る。
その点、サボルデッリはジロ2連覇、3勝目がかかっているのでモチベーションは高いはず。ディスカバリーにもツール7連覇の「勝つノウハウ」があるので心強い。クネゴにもエースの座についての初ジロなので、真価が問われるだけに負けられない。その点シモーニにはランプレを追い出されただけに意地以上のモチベーションがあるはず。
総合争いが面白くなるのはこれからだ!
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登録日:2006年 05月 15日 09:43:20
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