緊急投稿“静岡地震”
【8月11日 AFP】図は、台風8号(Morakot、モーラコット)の影響により土砂崩れが発生し、村民の多くが生き埋めになった恐れのある台湾南部の高雄(Kaohsiung)県小林(Hsiaolin)村を示したもの。(c)AFP
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〈大地震〉
生きた心地がしませんでした。
8月11日午前5時07分。
「そろそろ寝ようか?」とパソコンの前で思っていた時です。
いつも感じる前触れのようなものは一切無しに!
「ぐらっ!」と来たと思った時にはもぅ大きな横揺れです。
その瞬間に「東海地震だ!!」と思いました。
同時に「壊滅する。」とも。
“死”も予感したほどです。
*
〈15秒間の恐怖〉
15秒ほどの揺れがもっと長く感じていました。
私の部屋は古いビルの4階にあるので、揺れも大きかったようです。
実際に阪神大震災の時も中越地震の時も揺れを感じたくらいの部屋ですから。
その揺れの中、自分の体を支える意味で周りの物を押さえていました。
しかし、部屋の中のその他全ての物は横滑りに落ちてしまい、大変な状況です。
ラジオが落ちて音声が止まりました。
落ちたから止まったと思ったのですが、ではなく、停電だったのです。
止まっている扇風機を見て、夢から覚めたように停電していることに気が付きました。
部屋の明かりが消えているのに気付かなかったくらいでした。
真夏の明け方といっても、この日は台風の影響で外はまだ薄暗い。
取り敢えず、携帯電話のテレビで速報を確認しようとスイッチを入れました。
しかし、ずっと停電が続いたら充電出来なくなり、誰とも連絡が出来なくなってしまうことに気付き、すぐに消して携帯ラジオを探しました。
昨晩、ラジオ用に乾電池を買っていたというのは、何かを予感していたのかも知れません。
そして、とにかく外に出てみようと思いました。
それは、周りの状況を確認したかったこともありますが、恐怖で誰かと話をしたくなり、向かいの家が豆腐屋さんで、この時間から仕事をされているので、行ってみようと思ったからです。
しかし、着替えなければ外には出れない。
居間や食卓は物が散乱しています。
おまけに暗い。
何とかGパンを穿き、ポロシャツを着ることが出来ました。
階段を下りる途中に、一番心配になったのが火事です。
我が家から出なくても、他から火が出ることもあります。
一応、大丈夫でした。
豆腐屋さんに話をしてみると「仕込みの途中で材料を入れた途端に停電になったので困った!今日はダメだ!!」と言っていました。
町内は停電ですが、数十メートル先の大通りの向こうは電気が点いているようです。
いつも買い物をするコンビにに行ってみました。
重さが軽いお菓子類が棚から落ちただけだと言っていました。
映画館と上がマンションになっている大きなビルだから、頑丈なのでしょうか?
しばらくここで涼ませてもらっていましたら、新聞社の女性記者がカメラを片手に入ってきました。
しかし、被害が無いことを知ると、すぐに次のコンビニへと出ていってしまいました。
ここは街中で役所が近いもので、緊急に呼び出された県庁や市役所の職員の人達が何人も寄って、食べ物や飲み物を買っていきます。
この時間から買い物カゴで買う人も数人いました。
「いつもは一休憩出来る時間だけど、今日は大忙しだよ。」ってコンビニのおばさんは言っています。
確かに、棚にあったおむすびはアッという間に売り切れてしまいました。
〈被害〉
ラジオで状況を確認すると「駿府城の石垣が崩れているようです。」と言っています。
電気が繋がるまでは家に帰ってもしょうがないので、見に行くことにしました。
崩れていました。
恐る恐るお堀に近づき、まだマスコミも撮影していない現場の写真を携帯電話で撮り、お見舞いのメールをくださった方達に添付して返信しました。
それが今回掲載の写真です。
本当はデジカメを持って外へ出たかったのですが、何処に埋もれてしまったのか?
携帯電話の便利さをつくづく感じます。
我が家の町内はまだ停電しています。
朝の7時近くになるとファーストフード店も開いていますので、そこで休むことにしました。
すると、私に声を掛けてくる人が!
知人の店の従業員です。
一時間くらい、被害状況の情報交換などをしました。
夜のお店のエレベーターが止まったり、いろいろと被害が出ているとのことでした。
あとでまた聞いてみると、エレベーターが夜まで駄目だった店もあったとか!
その知人の家はマンションの十数階にあり、部屋にはいろいろなモノが飾られていて、アクセサリーや高級な品もあります。
我が家同様、大変なことになっているようです。
これもあとで聞いた話ですが、深夜まで悪戦苦闘が続いたとか!?
8時も過ぎると、やっと電気も回復しています。
家に戻って状況を確認すると、もぅ足の踏み場がありません。
仕事部屋も、食卓も、台所も…
トイレも浴室も、物が散乱していないところはありません。
ベランダの洗濯機は15cmほどずれています。
仏壇は大丈夫でしたが、仏間もめちゃくちゃ。
片付けに数日掛かりそぅです。
何とか作品は大丈夫なようです。
最近はベッドではなく居間で寝ているのですが、居間を覗くと枕の位置にビデオデッキが!!
もしも、地震発生時間に寝ていたら…
こうしてブログを書いていられない状態になっていたでしょう。
恐ろしいです。
“死”の恐怖を本気で感じ、“死”ということを本気で考えました。
まだ少し、心臓がドキドキしています。
余震があると、必要以上に反応してしまいます。
これがトラウマっていうものなんでしょうね!
今、パソコンの前で地震発生時と同じ状況にあるので、余計に感じます。
寝るのが少し怖いです。
〈お礼〉
お見舞いのお電話やメールをくださった方々には感謝致します。
この場を借りてお礼を申し上げます。
地震直後はさすがに電話が通じませんでしたが、早朝で若者たちがあまり起きていなかったのか?メールはすぐに繋がりました。
今回、連絡をくださった方のほとんどが福岡の方です。
解説者の池田親興さんからは「月の半分は福岡に住んだら!?」と。
そして「何か足りない物があったら言ってください。絵を描くこと以外ならお手伝いしますから!」なんて優しく言ってくださいました。
RKBラジオ・ホークス歌の応援団のパーソナリティー、鬼橋美智子さんからもメールを戴きました。
皆さん本当にありがとうございました。
ケガもなく無事に生きております。
片付けには数日掛かりそぅですが、エアブラシの機械も壊れていませんし、先ずは仕事優先で頑張ります!!
カテゴリー[ ニュース ], コメント[3], トラックバック[0]
登録日:2009年 08月 12日 02:35:55
コメント
ご無事でなりよりです(^0^)/
でんきやさん @ 2009年 08月 12日 10:47:59
地震馴れしている私も初めて恐怖というものを味わいました。非常持出袋を用意したほうがよさそうですね。
ゆたか S43.8.1生 @ 2009年 08月 12日 11:04:11
でんきやさん。 ありがとうございます。
この地震で亡くなられたのではないか?と思われる方が一名いるそぅです。
自分もそぅなっていた可能性があると思うとゾッとします。
今日、改めて台所の状態を見て、「これをどぅやって片付けるか?」を考え、ゾッとしました。
ゆたか S43.8.1生さん。 コメント、ありがとうございます。
私も小学生の頃に関東に住んでいまして、あの頃は東京湾でよく地震がありましたので、慣れているつもりでした。
静岡に戻ってきた小学4年生の時に、伊豆の大地震がありました。
「この程度では大丈夫」と、クラスで一人、机の下に避難しないくらいに冷静でした。
が、今回は怖かったです!
数年前に静岡で深夜に震度5弱の地震がありました。
1秒くらいの「ドスン!」といったものでした。
それでも凄い衝撃で、その時に「これが数秒揺れたら大変なことになる。」と思ったほどです。
実際に来てしまいましたね!
非常持ち出袋ですか?
考えてもいませんでした。
それよりも『生死』について考えてしまいました。
でも、確かに非常持ち出袋は必要です。
イラストレーター坂井永年 @ 2009年 08月 12日 13:59:47
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- プロフィール

- 坂井 永年
- (男)
- 1964年07月31日
- ■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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