幸せの黄色い…

<MLB>ヤンキース 4本塁打を含む20安打でデビルレイズに快勝 - 米国

【フロリダ/米国 25日 AFP】MLB、タンパベイ・デビルレイズ(Tampa Bay Devil Rays)vsニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)。ヤンキースの松井秀喜(Hideki Matsui)は、今季第8号の3点本塁打を放つなど4打数3安打4打点の活躍を見せる。ヤンキースの試合は、4本塁打を含む20安打を放ったヤンキースが16-1でデビルレイズに快勝した。(c)AFP/Getty Images Doug Benc

AFPBB News


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〈ゴジラ復活!!〉
左手首の骨折から復帰した松井秀喜選手は好調のようですね。
打球の飛距離を心配していましたが、すでに3本も本塁打を打っちゃいました。
復帰1本目はライトスタンド3階席のデッキに当たる大ホームラン!
そしてトロントで打った2本目は、グーンと伸びていった素晴らしい当たりで!!
そのニューヨーク・ヤンキースが早くもア・リーグ東地区の優勝を決めました。
何と9年連続だそうです。 アメリカの名門チームは凄いですねぇ。
強さもそうですが、ベーブ・ルース以来、ほとんどユニフォームのデザインが変わっていないというのが、これまたイイじゃないですか。
それに比べて日本の名門チームは、コロコロいじっています。(伝統に胡坐をかかずに、大事な伝統は守ってほしいのですけど…)
ゴジラ松井選手が抜けてから、迷走中です。
我がソフトバンクホークスも、早くも2年目のシーズン途中に帽子のツバの色を変えました。
今回は、このブログで初めて私の専門分野(デザイン的なこと)について書いてみます。
*

〈何か違うんですよ!〉
ここ数年の日本の各球団の新しくデザインされたユニフォームが好きではありません。
あまり良いデザインとは言えないような気がします。
個人的な意見ですが、NIKEのデザインとか…
機能性を重視して今までと違う裁断をしているんですけど、そこばかりが目立っていたり、変な位置で色が変わっていたりと… 何か違うんですよ。
やはり、長く野球を専門としていないメーカーだったからでしょうか? 流石にシューズのデザインは格好良いんですけどね!
NIKIEのユニフォームを着ている西武ライオンズが、来年から他のメーカーに変えるという話を聞きました。
今年の巨人のadidasもですね。
まず一番ダメなのが、ズボンのヨコのライン。 adidasだから3本線にしたのでしょうが、そこまで自社のブランド・イメージを出すのはどうかと思います。
これはadidasのユニフォームではなく、巨人軍のユニフォームなんですから。
球団名を親会社の名前から地域名に変えた方が良いと言っているスポーツライターの方々は、コレについては何も文句を言わないんでしょうか?
おまけに膝の辺りで切れているなんて、最悪です。 今年の巨人の成績と同じじゃないですか!?
勝負の世界のモノを作るときには、まずゲンを担がなくてはね!
伝統のロゴもいじったり、やはり少し違うような気がします。 (帽子のツバの先のオレンジのラインは格好良いですが、巨人っぽくないかな?)
あと原監督がこだわっている第3のユニフォーム。 あれは論外です。 線の細い筆記対からは巨人らしさは感じられません。

〈一流でも…〉
オリックス・バファローズも変ですねぇ。
近鉄と合併した昨年なんて、ブルーウェーブ時代のロゴをバファローズに変えただけで、親会社の姿勢が見えてしまいます。
不評が多かったようで、取って付けたような、近鉄バファローズの象徴のラグラン袖の大阪ドーム専用ユニフォームを作ったりして。
何故、岡本太郎画伯デザインのあの素晴らしいマークを上手に使わないのでしょうか?
言い過ぎかも知れませんが、このような事だと親会社の文化水準を疑ってしまいます。
神戸から去る来シーズンにもう一度仕切り直してはどぅでしょうね!?
そういえば、合併前の大阪ドームに移転してからの、近鉄のユニフォームも良くなかったですね。
有名ファッション・デザイナーがデザインしたらしいです。 でも、完成したビジターの赤い上着を「社会人野球みたい。」と当時の監督が言ったとか。
以前に長嶋GIANTSのジャンパーを、やはり有名なファッション・デザイナーがデザインしたんです。
表裏リバーシブルになっていて、ホームとビジターで使い分けるというのは画期的だったのですが…
何故か裏が全面黄色なんです。 巨人の色はオレンジ色ですよね!? 黄色はライバルの阪神の色じゃないですか! 甲子園で試合の時はテレビで観ていても変でした。
この年、開幕からビジターでの成績がとても悪かった為、当時在籍していた外国人選手(バーフィールドだったかな?)の提案で、黄色い裏側を着るのを取りやめました。
巨人に阪神の色を着せるなんて、非常に間抜けな話です。

〈HAWKSのユニフォームは…〉
有名なファッション・デザイナーが作ったもので、一番評判が良かったのは三宅一生さんデザインのダイエー・ホークスのジャンパーですね。
芸能界のファンの方々もよく着ていました。
しかし、ユニフォームはイマイチ。 ガッチャマンのようなヘルメットは野球ファンの間で、今でも笑いのネタにされます。
そのホークスは、福岡ドームに本拠地移転と同時にユニフォームも新しくしました。
ホーム用はシンプルに白に黒い前立てのライン。 そして、左胸にオレンジ色のFDHの文字。 右側に胸番号というのも珍しかったです。 この年同時にジャイアンツも前立てラインを採用して、その後に多くの球団がマネをしたように前立てラインを入れています。 個性がないですねぇ。
ビジター用は黒い上着。 日本では他にはなかった為に、非常に格好良いと言われたものです。
これも、その後に他球団が真似するようになって… 今年からは巨人までもがビジターで着ています。
これを今年2月のWBC壮行試合を観戦した時に、スタンドからだとオレンジ色が赤く見えて、ロッテの選手との違いが解りませんでした。
デザインされる方もプロなんだから、その変は気を使ってほしいんですけどね。
ご存知の通り、ホークスはソフトバンクになってもビジターは黒です。 そこは元祖の意地でしょうか!?


〈個性がない!〉
昔はビジターと言えば、ホームと同じ形で地色がグレーになり、胸のネームが親会社名でした。
しかし、現在は色付きの上着が多いですね。 セ・リーグは4球団もあります。
横浜、中日、ヤクルトと青系の色が3つですから、テレビで中日と横浜の試合を見ると一瞬どちらがホームか解らないくらいです。 何とかならないのでしょうか!?
横浜ベイスターズの前身、大洋ホエールズが川崎球場から横浜へ移転で、新しくなった上半身紺色のユニフォームを雑誌で見た時に、「横浜らしさ、都会らしさが出ていて格好良いなぁ!」と思ったものです。
今思えば、それ以前の静岡・草薙球場でキャンプしていた頃の、お茶とみかんの色(関東では湘南電車カラーと言う)のも良かったです。
同じようなまぎらわしい名前だった、太平洋クラブ・ライオンズの真っ赤やライトブルー、そして以前にブログに掲載したワインカラーのユニフォームなど、当時の方が個性がありましたよねぇ。
この大洋や南海以来、緑色を使うチームがないんですよ。 他にも使っていない色があると思うのですが…
野球人気が落ちた一つに、このチームカラーがまぎらわしい、没個性というのもあるんじゃないのかな?って気がします。
先程の中日ドラゴンズのユニフォームも何とかならないでしょうか!? 落合監督もデザインに関わったようですけど、あっさりしていて硬すぎていて、おまけにビジターがあれでしょ?
帽子のCDマークの復活は良かったんですけど…。 その前の、D一文字はお粗末すぎました。
しかし、一時のLAドジャースと同じデザインのモノよりは良いのかな? 中日対広島戦はドジャース対シンシナティ・レッズでしたからね。
それから今年、ヤクルトが夏の巨人戦と阪神戦に限り(軍服のような)迷彩柄を用いたユニフォームを着用すると発表しましたが、止めたみたいです。
現在、市川海老蔵さん主演されている、学徒出陣の映画が上映されています。 ヤクルトは大学野球のメッカの神宮球場を本拠地にしているんですから、もう少し考えなくては…。

〈帽子の黄色いツバ〉
昨年1月末に新生ソフトバンクホークスのユニフォームが発表された時、両袖の黄色い2本線が「工事作業着のワッペン。」などと言われました。
私はキャラクターを描く関係で極秘に早く見たのですけれど、正直言って最初の印象は「アメリカン・フットボールみたい。」というものでした。
今でも絵には描きづらいんですが、チームが強いと不思議と格好良く見えてくるんですねぇ。 面白いです。
実際に縫製したMIZUNOでは時間的な問題もあって、相当苦労されたとか。
そして、今年は7月の”鷹の祭典”で黄色いユニフォームが登場しました。
これを見て古くからのファンは日拓ホーム・フライヤーズの七色のユニフォームの1つを思い出されたのではないでしょうか?
アメリカの少年野球みたいでしたね。
しかし、ここから素晴らしい副産物が生まれるのです。
それが黄色いツバの帽子。 確かにこの方が従来のユニフォームにピッタリ合います。 特にビジターの黒には。
これは王監督の病気のこともあって、ダイエー時代にツバをオレンジ色に変えて日本一になったことを思い出し、ゲン担ぎの意味で選手の方から球団にお願いしたというのです。
ソフトバンクは有名な方がデザインされていますので、使用に関する規制が非常に厳しいんです。 多分12球団一でしょう。 私個人としては企業のイメージデザイン(CI)とは違うので、野球の場合はもう少し柔軟にした方が良いと思うのですが… 色々苦労しています。
結局、帽子の件は無理を聞いてもらって、現在のあの形になったということです。
私はですが、キャラクターや選手を描く時には、勿論ゲンとか縁起を気にしています。 選手やスタッフは一生懸命戦っているんですからね!

※プロ野球のユニフォームをデザインされるメーカーやデザイナーの皆さん、ベースボール・マガジン社刊、綱島理友さん著の『プロ野球ユニフォーム物語』を参考にされると良いですよ。
たくさんアイディアの元が詰まっています。 野球におけるキーワードは温故知新ですよ!

カテゴリー[ アート ], コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2006年 09月 28日 15:29:23

コメント

文中の太平洋クラブ・ライオンズのワインカラー(ピンク?小豆色?)のユニフォームはこのような感じです。
http://www.actiblog.com/nagatoshi/13994

イラストレーター坂井永年 @ 2006年 09月 29日 18:03:53

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プロフィール
坂井 永年
坂井 永年
(男)
1964年07月31日
■職業:イラストレーター
■代表作品:ソフトバンクホークスキャラクター「ハリー・ホーク」、新日本&全日本プロレス、各種キャラクター等、ビッグコミック・スペリオール初代表紙
■将来の目標:故手塚治虫氏のアドバイスによる”浮世絵”などの日本的な絵と、現在描いている自分のイラストとの融合したスタイルの完成。
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